11月1日、2日と文教委員会の行政視察で愛媛県松山市まで行ってきました。

文教委員会の委員長は、私達の会派の森繁之議員で、当日も大変気合いが入っておられました。

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松山市役所では、明治の松山を舞台にした司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」をシティセールスの中心に掲げ、観光客誘致とともに、郷土教育に力を入れています。


「坂の上の雲」は松山藩出身の正岡子規、秋山好古、秋山真之の三名を主人公にした小説で、年末には特別大河ドラマとしてNHKで第三部が放映される予定です。

明治の時代を駆け抜け、日本という国を世界に誇れる国にするために活躍し、一方で旧藩体質の中で苦心する三人の当時の様子が鮮明に描かれています。

こうした題材を活用しての観光客誘致は、市をあげて取り組まれており、街中で観光ボランティアの方の姿を見ることができます。

地域住民の努力によって、観光客の足は増えていっているとのことです。


改めてその土地土地の偉人を取り上げることは、シティセールスに有効に活用できることを感じ、またそうした取り組みの中で子ども達は偉人に触れ、地域を考える機会を得ることができるのです。

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写真は松山城ですが、こうした歴史建造物も観光に色を添えておりました。


相模原にも尾崎行雄など、当時の日本の舞台で活躍した人物もおりますし、時代は変わりますが昨日書いた小原宿のような建造物もあります。

シティセールスと郷土教育の観点から、過去の相模原の歴史を学ぶ。

まだまだ相模原を勉強し、好きになる余地がたくさんあるんだなと強く感じる視察となりました。


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