アイループ パソコン修理日記 -47ページ目

アイループ パソコン修理日記

大阪市阿倍野区のパソコンショップ「アイループ」における修理記録をつづります。

「対人折衝能力」…最近こんな言葉が頭に浮かびます。パソコン関連の説明と同じように、とても一言では言い表せないもの、何年・何十年とかけてアップさせていくべきスキルです。行動や言動に模範解答はあっても、100点満点の解答はありません。


6割は「理屈」、3割は「包容力」、残りの1割は「タイミング」と考えてみます。「空気を読む(読めない)」という便利な言葉がありますが、空気を読める人は上の3つを駆使して、人間関係をうまくまとめてしまいます。この場合、全員が全員仲良しになるというわけではありません。


なぜこんな話をするかというと、どうしても関係を維持できないと思える人と、友人関係を切ったからです。会話の中で誤解が出て、その誤解をとこうとした結果、さらに悪い方向に誤解が進みました。関係修復不可能ではなく、関係修復不必要と判断したのです。



会話ってのは、「理屈」を基本に成り立ってます。例えば、怒っている人がいて、なぜ怒ってるかわからないときは理由を尋ねます。理由を聞けば、誤解が原因で怒っていたかもしれません。会話の基本は、これがこうで、あれがあぁだから、こうなる、なのです。


ところが理屈だけではダメで、人との会話には「包容力」が大きく関係してきます。ちょっとの事で怒ったり、凹んだりしないことです。考え方の違いや、好き嫌いの違い、判断基準の違いからくる衝撃を、いかに吸収できるかです。そして、怒るべきときに正しく怒れるかどうかです。


最後に会話を左右するのは「タイミング」です。お笑い芸人の面白さを決める要素でもあり、恋愛の駆け引きを左右する要素でもあります。


この3つを上手にあやつれる人物、それがつまり対人折衝能力に優れた人なんだと思います。



うーんと、ムリヤリまとめます。会話は理屈を基準にして話そうってことです。できる限り、広い心で相手の意見を聞きましょうってことです。そして、どうしても会話が成立しない場合、その相手とは無理してお付き合いを続ける必要性は無いって事です。

株式のトレーダーさんからの依頼で、4画面モニタに対応するパソコンを作ってみました。



アイループ パソコン修理日記-マルチモニタ


HP製のサーバなのですが、PCI-Express_x16が2発付いていたので、いろいろとゴチャゴチャやってみたところ、ラディオンカードとヌビディアカードが共存できる組み合わせを見つけました。んで、このコックピットが完成。どうですか?


トレーダーさんにとってモニタの数は多ければ多いほど作業効率が上がります。これは普通のユーザにとっても同じで、普段から1画面のみで作業しているユーザが2画面の環境に慣れると、もはや1画面には戻れなくなります。例えはあまり良くないかもですが、「片目で生活していた人が、両目で生活するようになる」くらいの環境変化があります


みなさんもマルチモニタ(多画面)、体験してみませんか?♪


◆症状:

電源投入すると、次のメッセージが出てWindowsが起動できない。SOTEC製ノートパソコン、WindowsXP、CeleronM_1.5GHz。


「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM」


◆原因:

上記の「SYSTEM」というファイルは、Windowsを正しく起動させるために必要なファイルです。専門的には「レジストリ」と呼ばれる設定情報を記録しているファイルです。これが正しく読めないため、Windowsが起動できないというものです。


◆対処:

原因として考えられるのは「ハードディスクの物理的故障」、「レジストリの破損」、「パーティション情報の破損」、「SYSTEMのファイルが存在しない」のどれかと思われます。技術者の勘ですが、SYSTEMが存在しないのではなく、SYSTEMが壊れているものと判断しました。


ハードディスクを取り外し、別のパソコンに接続したあと、まずはチェックディスクを行いました。ステージ3までのチェックディスクを行うことで、ハードディスクの物理故障(不良セクタ等)の有無をチェックできます。結果、不良セクタは0kb(不良セクタ無し)と判断できました。


次に、Cドライブ直下の「System Volume Information」のアクセス権を取得し、その中のレジストリ情報をつかさどる5つのファイル(sam, security, software, system, default)をコピー、実際のWindowsフォルダ内に貼り付けしました。これは「システムの復元」と同じ作業なのですが、Windowsが起動しなくても可能な特殊な方法によるシステム復元となります。


ハードディスクを元のパソコンに戻し、電源を投入すると、何事も無かったかのようにWindowsが起動しました。


◆その他

地域不明、ホームページをご覧になってお越しくださったかたです。作業時間30分、修理代金1,500円。