Googleのサービスに「2段階認証プロセス」というものがあります。
先日、気軽な気持ちでこれを有効にしたのですが、非常にやっかいというか、めんどくさいことこの上ないので推奨できないサービスということがわかりました。
2段階認証プロセスを簡単に説明すると、Googleのアカウントにログインするとき、通常のパスワードだけでなく、もう一つその場だけの「ワンタイムパスワード」を入力しないとログインできないように設定できるサービスです。
私の場合そのワンタイムパスワードは、Googleにあらかじめ登録している電話番号(阿倍野店の固定電話番号)に電話が毎回かかってきて、音声ガイダンスのようなもので番号を知らせてくれるのです。
毎日何回もログインするとしたら、毎日何回も阿倍野店の固定電話が鳴るわけです。また、私が自宅で作業するときGoogleにログインしようとしても、阿倍野店の電話が鳴るのでワンタイムパスワードを知ることができず、自分のアカウントにログインできない事すらありました。
強力なセキュリティを確保できるのはわかりますが、電話番号や通知方法などの設定を適切にやる必要があり、ましてや友達の電話番号を借りて登録しようものなら、その友達にモノスゴク迷惑がかかってしまうのです。
会社などで高度なセキュリティを確保せざるをえないとか、そういう場合なら導入も仕方ないかもしれませんが、個人でちょっと使う程度のアカウントであれば2段階認証プロセスは有効にしないのが賢明です。
2段階認証プロセスを無効にする (Googleウェブサイト)
http://support.google.com/accounts/bin/answer.py?hl=ja&answer=1064203