現役センター試験の失敗談と、推薦入試成功の体験談 | アイループ パソコン修理日記

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大阪市阿倍野区のパソコンショップ「アイループ」における修理記録をつづります。

そろそろセンター試験、もう10年以上も前のことですが、毎年この時期になると自分のセンター試験を思い出します



僕は現役時代に、センター試験で大失敗をした過去を持ちます。特に体調が悪かったわけではないのですが、全ての教科で目標点数まではるかに届かず、センター試験終了後は人生のどん底に陥っていました。その後は二次試験で巻き返せるはずもなく、浪人が決定したのです。



翌年度、浪人生対象の推薦入試を受けて年末には合格が決まっていたので、再びセンター試験を受けることはありませんでした。しかし、センター試験のトラウマは今でも人生に暗い影を落としています。がむしゃらに勉強しても、試験本番で失敗するヤツは話にならないのです。



センター試験は一発勝負です。誰かの人生を蹴散らして、代わりに自分が合格するのです。


◆現役センターの結果


ちなみに僕の現役時代のセンター試験の結果でも公表してみようかと思います。これくらい取れれば上等という「目標点数」とともに、実際に取れた点数がどれくらい低かったかがわかります^^;。


教科・科目(満点):目標点数→実際の点数


国語Ⅰ(200):150→95

英語(200):140→109

数学ⅠA(100):85→82

数学ⅡB(100):80→72

生物ⅠB(100):100→85

化学ⅠB(100):?→27

地理B(100):60→42

現代社会(100):60→47


この点数では、全国どこの国立大学にも合格できません。


◆推薦入試の合格体験談


浪人後の推薦入試はどうだったかというと、僕が合格した宮崎大学農学部応用生物科学科は、英語・生物の筆記試験に加えて面接試験がありました。筆記試験は一部教科書の内容を逸脱するものも含まれていました。また、筆記試験終了後にその場で採点され、試験官から間違った部分について口頭で質問を受けました。最後に3人ずつ面接を行い、総合的な質問をされました。たしか合格枠は10人くらい、受験者は70人くらいだったと思います。


筆記試験は英語1問間違い生物満点。英語のミスはその場で質問され、口頭で訂正。生物については重箱の隅をつつくような用語にも正しく回答し、試験官から「この問題わかった人は2人だけだよ」と言われました。合格後にわかったことですが、この問題を解けたもう一人の受験生も合格を勝ち取っていました。


最後の面接は、あらかじめ提出していた志望動機などに「試験官に質問して欲しい項目」をいくつか載せておき、その項目についての質問パターンを何通りか予想、さらにそのパターン毎に専門用語で専門的な解説ができる準備をしておきました。結果、予想通りの質問が飛んできて、それに対して利口な回答をしたため、試験官をうならせることができました。また、「もし合格したら、まず何をやりたいですか?」という質問があり、最初に回答した隣の女の子が「研究がどうたらこうたら…」という至極マジメな回答をしたのを聞いて心の中でガッツポーズ。この手の質問で試験官が聞きたかったのは、なにも学業のことではないのです。そこにピンときていたので、僕は「もし合格したら、まずはサークルに入ってたくさんの友人を作りたいです。」といった回答をしました。これを聞いた試験官全員がニッコリ笑顔を浮かべたので、その瞬間に合格を確信しました。



センター試験まであと数日。誰かが笑って、誰かが泣くんだろうな…。