今回は修理日記ではありません。
アイループにはときどきフィリピン人の方や中国人の方も来店されます。残念ながら店長は中国語は話せませんが、英語なら多少話せます(カタコトですが…)。
最初ご来店されたとき、(外国人の方かな?)とは思いましたが、とりあえず「わからないところがありましたら聞いてくださいね」とお伝えしました。軽く会釈のみ返ってきただけで、その後なにやらお客様同士で商品を見ながらゴニョゴニョと会話されていました。
しばらくして"Can you speak english?"とお尋ねしたところ、突然お顔がΣ(・▽・)パッ!!☆と明るくなりました。こういうとき、つくづく英語を勉強してて良かったと思います。そのままノートパソコンとWEBカメラ、それにマウスをお買い上げ頂き、WEBカメラのドライバのインストールまでして差し上げました。
学生時代に「将来一番役に立たない科目」と考えていた英語、それが皮肉にも現在一番役に立っていると思います。
パソコンをやっていると、問答無用で英語の壁にぶち当たります。検索していても、ソフトのインストールでも、修理のときも、英文は容赦無く登場します。英文を読まずしてパソコンの技術者にはなれないとさえ思います。
といっても、私は英語が得意というわけではありません。大学入試センター試験の英語では、平均点以下でしたし、大学入学後は英語力が落ちる一方でした。今センター試験を受けても平均点に到底届かないはずですが、日常的に英文と向かい合う習慣が付いているため、英語に対する恐怖心がほとんどありません。
ところで店長は、パソコンの上達を妨げる三つの【恐怖症】があると考えます。
第一は「キーボード恐怖症」、
第二は「操作ミス恐怖症」、
第三は「英語恐怖症」です。
初心者がまず突き当たる壁はキーボード恐怖症、これを超えるとパソコンをある程度使えるようになりますが、操作ミスで思わぬトラブルが発生します。さらに上達して操作ミスを避けられるようになっても、問答無用で登場する英文に頭を悩ますことになります。
すでに各所でご紹介している通り、アイループは「子どもたちが集まるパソコン屋」です。子どもたちには、将来絶対に必要不可欠なパソコンスキルを養う環境を整えてあげるだけでなく、スムーズにパソコンを習得するためにやはり必要不可欠な英語教育も非力ながら推奨しています。
しばしば、子どもは親から「もっと勉強しなさい!」と言われます。しなさいと言われると、やる気が失せるのが人間です。店長の考える教育の一つは、「一生懸命勉強している大人の姿を見せること」だと思います。