この日、自分は買い物のため外出した先で女性事務員Pから電話がかかってきて知った。Pはたいへんな事が起きたと興奮して声が大きくなって自分にどうしようかこうしてみようかと色々とりとめのないことを言い出した。最後には大声で自分を責めるようなことを言い出すので、そんな話し方はあまりにも自分に対して失礼になるから少し落ち着いて声量も少し落として話しなさいというとやっと正気に戻ったので、これから帰宅したらすぐに管理事務所に言ってキチンと話しを聞くと言って電話を切った。
自分が帰宅して管理事務所に行くと、Pが待っていて先ほどの非礼を自分に詫びた。それで水浸しの3部屋を見てほしい。案内は従業員Mがするとのことだったので、3部屋の状況を見せてもらい確認した。
突然多量の水を落として1階の3室を水浸しにした2階のある部屋とは令和5年1月に管理組合に水道料金過請求になって間違っていないか照会してきた区分所有者Wだった。水道メーターを新しい水道メーターに交換した。
結局旧のメーターも取り替えたメーターも正しかった。Wの部屋台所床下の給水管継ぎ目から経年劣化でここ数ヶ月水漏れを少しずつ起こして、床下で溜まりに溜まった水が限界点を突破した結果、階下の3部屋に一気に落ちてしまった。
旧の従業員で支配人だった区分所有者Eも業務会計責任者だった区分所有者Fも在籍中この現象が起きてたはずなのに気づかず、水道メーター検診記録は保管1年経過したら処分していた。きっとWの水道料金は過去から少しずつ水道料金請求が増えていたはずだ。Wの水道料金増加の原因は水漏れにあってEFは従業員の頃から見抜けなかったし、現管理組合もやっとこの水漏れ事件で水道業者に調査にきてもらって水漏れが原因であることと水漏れ箇所が判明した。
さて、ここからは原状回復することを理事会で決めなければならない。この件に関しては監事の自分は関われない。あくまでも理事会が対処していかなければならないことになる。このWもマンションを良くする会のメンバーでボスAと婦人部長Kに勧誘されていた。4月の臨時総会では欠席したもののAとKにそそのかされてありもしない自分の管理組合軽トラ私的使用を吹き込まれて、全議案反対の議決権行使書を出す。
この水浸し事件を利用してこれからAがまた暗躍することになる。補償問題で管理組合は難儀することになり、その点をAは巧みに理事会を責めたてる格好の材料にすることになる。
以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合59」に譲ることにする。
