高層45階!リッツカールトン東京「フレンチダイニング アジュール45」至福ランチで感じたこと | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

リッツカールトン東京45階「フレンチダイニング アジュール 45」で至福のランチ

7月新メニュー発表席にお招きいただきました

六本木駅直結。
東京ミッドタウンに隣接するリッツカールトン東京45階。世界中からお客様がおみえのホテルです

和食とフレンチに絞り込んだ同ホテルの看板フレンチ店がここ「アジュール45」です
店内はとても広く朝食〜ディナーまで フレンチダイニングとして1日中人気




 
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お席にて。梅雨の間の晴れ間、東京タワーと都内が一望できます

 

 

宮崎慎太郎シェフのフルコースをいただきます

 

 

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僭越ながら一言で感想を申し上げますと、

 

①シェフの美味しさへの追求がすごい!

②お皿が美しさと心温かさに溢れている

③手が込んでいるところが美味しさとして伝わってくる

 

 立地良さや眺望良さなど人気の理由はたくさんあれど、やっぱり「おいしい」「楽しく癒される」のだなと感じました



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フィンガーフード。スモークサーモンは柚子風味。軽やか〜。サクッと甘めのサブレにパルメザンの塩気。おいしい。

 

フォアグラのテリーヌのアクセントはさくらんぼと胡麻。甘み酸味と胡麻のコク!小さいながらもパンチがあります

 

こんがり焼けたうなぎ〜 ご一緒した方と、全く別のお話で「うなぎ、高くなったよね。でも美味しいよね食べたいよね」なーんて話しているタイミングでお出しいただけたと言う。笑

 

夏トマトと蟹。爽やかで美しくおいしい 華やかさでパッと目を引く一皿

 

 

大好物のバターはフランスのボルディエ おいしい。バターケースとリンクする形もかわいい

 

天然酵母フランスパン。バターとパンがおいしくて進んじゃう〜〜〜

 

 

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ここまででも、おいしさと楽しさにテンションが高まってくるのがわかります。


で。ここから温かいお料理。

「美味しさへの追求が手数の入れ方にも比例」

していて〜


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①チーズ削りますねとサーブされた瞬間、

②大好きな「ぱかーん」。お料理とご対面。この瞬間大好き(笑)

登場したのは「枝豆スフレ」


③チーズ削っていただき

 

④ソースかけていただき

 

スッとスプーン入れたら

 

中から絶妙な卵のとろけ具合〜‼️

おいしい======!

 

 
最高のおいしさタイミングになるまでに、4段階の手技が入るんです。
これって、シェフとホールの方の信頼と連携がとれていないと、なかなか実現できないはず。
「ぱかーん」が遅れてもソースが遅れてもどんどんしぼんじゃうし、卵の半熟さも変わる。
 
いやぁ、すごかった。おいしかったです
 

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お味がとっても好みだったのは「オマール海老ブルー」フィンガーライムのぷちぷち感と酸味が程よくおいしく

 

 美しい盛り付けですが、オマール海老のカットは大胆にボリュームもあり、自分で切って頬張る楽しみがある。→噛み応えと満足感が高まります

 
お魚は金目鯛。もちろんソースは目の前で。セロリが効いた爽やかさがおいしいー〜

 

 

びっくりしたのは、ムール貝がぷっくりしているなと思ったら、中にホタテがつまってました。えー!こんな小さな中に(なんて手が込んでいるの)そのおかげでソースの爽やかさがホタテの繊維の間にも浸透し、いっそう軽やか。ムール貝だけだと苦味に感じていたかも? おいしい
 
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お肉は ご一緒した奈津子さんが 小鳩〜 スモークぱかーんで登場(テンションあがります)
火入れも良くコクもあっておいしい(とのこと)
 
私は十勝牛でしっかり赤身をいただきました。
フレンチでメインに牛肉は珍しいかもですが、ホテルのお客さまは幅が広いですものね。日本人の方は「やはり国産牛」と思う方も多いかと。

先ほどの「ムール貝の中にホタテ」の様な、ともすれば見逃しそう手の混みようと、こちらは一見 それに相反するような大胆な「牛肉!」。

このバランスが 幅広いお客様に「温かさと癒しがあるフレンチ」として伝わるのかと感じました。

わかりやすいメニューも必要ですよね。


ズッキーニや大豆など野菜の甘みと柔らかな十勝牛。好みでした〜
 
そして癒しの 温かい蕪のスープ 

最後に温かいスープ!これにも心身ホッと癒されました。素敵な流れになりますね


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後半は晴れてきて、爽やかなパイナップルのデセールも一層おいしく
シャインマスカット(目の前でソースかかりました)
 

チェリーチョコレート 
佐藤錦、グリオットチェリーとピスタチオ。おいしいバランスでした
ミニャルディーズもいただいて
 
東京タワーも眺めながら至福のひととき
 
今回印象的だった「手数の込め方」をお話伺ったら
 
「最初はソースこそ味の命、と、全て自分で決めてお出ししていたんです。でもこの店内広さだと、お席でお召し上がり頂く時に乾いてしまっている。だから、ホールの方を信頼してソースを覚えてもらい、目の前でおかけしています。スタッフの方は大変だと思いますが、皆で美味しさを追求していて」とのこと
 
おいしく食べてもらいたい、という思いはホールの方も同じはず。

見事な連携プレーでした。シェフご自身は、他店にもお料理やサービス両面から良い刺激を受けに出かけるそうです
 
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素晴らしい夏新メニュー発表のお席でした。
9月には素敵なイベントもあるそう。楽しみ!
 
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一緒に記念写真。真面目なポーズで撮ったのもあったのですが、楽しいシェフの雰囲気が伝わるこちらを掲載。笑 
 
 
 
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1日中色んなニーズにお応え頂けるフレンチダイニングです。オトナ女子会、アニバーサリー etc  

私もまた改めて伺いまーす


アジュール45