創業450年 京料理 「瓢亭」× フレンチ「レフェルヴェソンス」特別コラボディナーへ | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

京料理 「瓢亭(ひょうてい)」
フレンチ「レフェルヴェソンス」特別コラボディナーが南青山「レフェルヴェソンス」で開催
農林水産省の料理人顕彰制度「料理マスターズ倶楽部http://ryori-masters.jp/」が主催の会です。


「敬愛する生産者さんの食材を伝統と革新で料理する」がテーマ。国産食材や生産者さんのご紹介も多くありました



「瓢亭」15代目当主高橋義弘氏が、「生江シェフとならやりたい」と仰ったことから実現!

 

40人のお席は満席

前菜

鮎のうるか焼き・雲丹とうもろこし、瓢亭玉子、蕪のピクルス、甘鯛焼きちまき寿司

酢の効き具合もおいしく、先まで身がしめられているお味がとてもおいしかったです

 

うにとトウモロコシ(生江シェフ)酸味がキリッときいておいしい

 

 

●明石の鯛   小松菜をかつお節と生ハムのおだし、河内晩柑(鹿児島) 青柚子 、青柚子の油

 

●お椀は鱧。利尻昆布とマグロぶしのお出し。淡路の鱧に、
じゅんさいは岐阜と秋田からのお品。おいしいー

 

国産ワインもぴったりの相性。塩尻マスカットベーリー A

 

炊き合わせ 芋たこ南京(高橋氏) 

豆乳とくずで仕上げた南京はもっちり甘い。梅酢が絡んでいたり、たこにトマト煮汁が沁みていておいしい

 

焼き物 夏鹿 賀茂茄子 (生江シェフ)

 

賀茂茄子は、穴あけて蒸し揚げ。 大津市の麦味噌、赤ワインビネガーで甘酸っぱさも感じます。

北海道産の夏鹿の緻密な肉質がとてもおいしかったです。山椒は宮城産
 

 

毛蟹と冬瓜の酢の物

 

高山村産シャルドネと合わせて

 

夏らしい 枝豆ごはん 鯛のでんぶ   ぬか漬け  エコファームあさの さんの野菜  真昆布素揚げと

さくらんぼとヨモギのデザート

 

お抹茶
15代目 高橋義弘 氏と、生江 史伸シェフ「2人で一皿」に仕上げたものもあり、いかに呼吸があっているかを感じます
 
お二人ともに、生産者さんへの想いが強く、現地に足を運ばれ吟味して選んだ食材も多いそう。
素晴らしいお料理でした。
 
※レフェルヴェソンスさんのこの日の売上金は、先日の豪雨洪水による災害が大きかった愛媛県大洲市(今回の 食材調味料のお取引先)に寄付されました。私も少しでもお役に立てればと思います