ミシュラン三つ星「カンテサンス」2018年6月ディナー画像 | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

「カンテサンス」2018年6月ディナー画像です

結論から言うと、ここ数年で一番の好みドンピシャな流れでした。
前回が少々アジアンテイスト。今回は王道を感じさせつつ 至るところに発見があるような、、

●鮑とアーモンドパウダーのサブレ 

最初から好み素材のマリアージュ

 

●鮎と初夏の野菜の冷製スープ

きゅうり、キウイ、ライム〜鮎は下ごしらえ後、香ばしく焼かれ、旨味の濃縮感が濃い

昨年、鮎のお料理が4番めに出てきて(クレープで手巻きして食べるもの)とても美味しかった

今年の鮎も好み。

一方で、「もう2番めに鮎が出て来た。後半は何の素材?」と期待が高まります。
 
。。。

 

●オリーブオイルと塩が主役 山羊乳のバヴァロア

 

●フォアグラとカカオのチュイル

なんと!焼き茄子を挟み、ミルフィーユ仕立て。


全体はしっとりした食感で上下のカカオがパリパリ。このコントラストがすごい。

トップのグリーンも、単なる添えものではなく味と香りがそれぞれ違い、全体を引き締めていたり、心地よいアクセントになっていたり。スゴイ

 

フォアグラには40年ものポルト酒がぴったり。おいしいマリアージュでした

 

●フランス ランド産ホワイトアスパラガスとイサキ


アスパラはサクッと揚げてあり、イサキとのバランスも最高

 

●淡路産グルヌイユ 


ふぐのような緻密な肉質がおいしい。ヘーゼルナッツとインゲンのサクサク感が食べ進みます。国産のグルヌイユでこんなに美味しいの初です

 

●萩の甘鯛


皮がパリッパリ!そしてコンテチーズブリュレの濃厚ソースがおいしい。グルヌイユ、甘鯛とフレンチの王道を感じつつ アレンジが素晴らしかった

●バスク豚の3時間ロースト 
好物のレンズ豆白インゲン豆も

 

 

 

。。。


全員が、今日の流れ好みドンピシャ!と

声を上げる。


こういう共感しあえる瞬間が大好き!


。。。


「素材は何かわかりますか?」とのクイズ形式で登場したプレデセール


「ジンジャー?紅茶?アールグレー?」とメンバーから声が出るも、正解は「黒文字茶」でした

 

●沖縄のパッションフルーツ、グレープフルーツのグラニテ

 

●フレッシュメロンのマカロン 

生のライチもトッピング

 

●メレンゲのアイスクリーム

 

お誕生日と出店お祝いの方がお一人お見えで、薔薇の飴をお願いしました


ピスタチオの小菓子をいただきフィニッシュ♡


今回もありがとうございました