「 SUGA LABO スガラボ」須賀洋介シェフの7月ディナーメニュー | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

「SUGA LABO」×「末富」のモナカで始まった。中はキャビアクリーム
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今月は17品。メニューに書かれていない小さな前菜がリズム良く出てきた後、
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何品かの前菜をいただき、目の前にドンっと現れたのが広島県産 宝韶寿(ほうしょうじゅ)レモン」。手のひらからちょっとはみ出るくらいの大きさ。苦味が少なくて香りがいい
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「日本の旬食材を大事にしたいんです」と、須賀洋介シェフ。

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この日、コースは17皿。一番印象的だったのがレモンと鮑の一皿

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酸味・苦味・香りを融合させ、「おいしい」まで引き上げるのは難易度が高いと言われる中、とてもおいしい
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宝韶寿レモンを使ったお料理は以前「アオリイカとトマト」など頂いたことがあった、でも今回の鮑の温かいお料理が好みだった。奥深い味。香りの余韻に浸りつつ

「次は ?」 期待も高まっていく


カウンターで感じるキッチンの躍動感
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鮑の後には、フォアグラと冬瓜がお椀仕立てで来た。柚子が香り日本酒と一緒に

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次はオマールブルーと白桃とカカオ。甘みと苦味で「おいしい」まで引き上げる、とろっとした白桃の食感が甘みへの相乗効果にもなっていた
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お肉は山形牛。赤と合わせる
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青森県産のにんにく
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野菜の上にちょこん。紫の花は「にんにくの花」
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「にんにく 珍しくないですか?」問うと

「ですね。最初はどうかなと思ったんですが、うちのお客様(6割女性)ほとんどの方が完食されますね。おいしいものはおいしいですからね。青森のにんにくです」 


ホクッ。ねっとり。確かにおいしい
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その後は自家製カレーやチーズを好みで追加しながらデセールへ



牛肉と同じく山形産のアンデスメロン
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長野県千曲の杏子タルトは熱々の焼きたて。 アイス添えでいただき、
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店内で育っているフレッシュハーブティーと一緒にいただいたあとは、

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高知 土佐ジロー卵のプリン。夏は泡の部分が柑橘の酸味がする
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カスタードとチョコレートの2種
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最後は熱々のマドレーヌ
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冷たさ、温かさの温度感、甘みの量、いつもデセールのバランスが相性良いんです。
最後は粉系の温かい焼菓子で終えられるのも満足感が加わる。(さらに、女性には焼き菓子のお持ち帰りも)



「何を食べて欲しいか」が伝わってくる。国産素材が丁寧に活かされている事も嬉しい。また季節が変わる頃うかがいたいです。



SUGA LABO
http://sugalabo.com/