世界一星を持つジョエルロブション氏の右腕として、パリを拠点に世界中で活躍、
日本ではフジテレビ「アイアンシェフ」として多くの人気と実績を誇る須賀洋介シェフ。
「どこで須賀シェフのお料理が食べられるの?」と思われていた方もいらっしゃるのでは。
幸運にも私は、パリ、モナコ、シンガポール、ラスベガス、香港、マカオ、台湾、ロンドン。
世界のロブションに伺った時に、須賀シェフが作ってくれる料理を味わう事もできた。
でもそれは「ジョエル・ロブション氏」のレシピ。
先日、名古屋で開催された実家「Chez KOBE」ではコラボメニューを頂いた。
先日、六本木で彼のオリジナル「SUGA BURGER」も味わった。
と、こう書けばかなりアレコレと頂いているかもしれない。
でも「須賀シェフの味」という印象にイマイチ届かなかったのは
シェフ自身のROOMではなかったからでしょうか。
そして、とうとう今月中旬に麻布台にラボをOPEN予定。
しかも小山薫堂さんとの共同経営。嬉しさもワクワク度も更にアップ!
ホームページはこちら→ SUGA LABO
ロゴが見える、いわゆる入口。とやら? 実はここに到着するまでのプロセスがとても楽しい。
その種あかしは、まだちょっと控えます。正式OPENしてからにしますね。
「まだまだですよー。楽しい!って大きい声では言えない毎日かな。ま、のんびりやります」
お祝いを伝えると、須賀シェフがニッコリ笑顔で仰った。
とはいえ。料理が始まった途端の集中力、気遣い気配りの細やかさは相変わらず機敏。そして全員の動きが美しい!
さて。気になる料理ですが。
メニューはワンコースのみ。アミューズブーシェ含めて11品ほど、税サ込み¥20000
プラス¥10000でワインペアリングも楽しめます。
全てのメニューを語ってしまうと申し訳ないので何品かに絞りますが、
いずれもフレンチの技法で、日本の食材、生産者さんへの感謝と愛を感じる料理の数々でした。
●アミューズブーシェを4品ほど
前菜1品目
●左)和歌山 勝浦沖 本マグロ、新倉ファームのカプシーヌのお花
右)愛知 日間賀島沖 ミル貝 佐賀県産ホワイトアスパラガス 木の芽
「むきゅむきゅ シャキシャキ」って。ミル貝とホワイトアスパラガスの食感の妙だ。
よく見たら、赤、青、白のフレンチカラー。
それって、計算された事かなー。
シェフに こっそり聞いたら、「ニヤリ」と笑っただけ。
肯定、または想像にお任せ、という事で。笑
●長崎対馬沖 アオリイカ 広島 大崎上島産 宝韶寿(ほうしょうじゅ)レモン あくまトマト
丁寧で繊細に切れ目が入ったアオリイカはねっとりしたおいしさ。
これは、もうレモンの活躍が大きい!
この後、温かい前菜を1品。
続いてお魚。
この後、メインのお肉を頂きます。
そしてデセール。
一品目は、
●広島・さだしげ農園 頭崎米のリオレ 宮崎県産マンゴー 7年熟成貴醸酒のサヴァイヨン
ふわんっ。とろんっ。くちどけもまあるくて。
お米の甘みとお酒の薫りが一緒になって、なんだか気持ちも丸くなる。
いいね、こういうあったかいデセール。
そして、
冷たいデセール、自家製ハーブティーと温かい焼きたてマドレーヌ(おいしい!)もいただき、コースは終了。
実はミラノから羽田に朝着いて、ちょっと休んで18時過ぎから着物でディナー。
身体は時差ぼけだったのかもしれないけど
何だか胃は時差ぼけもせずに、フル活動。
ご一緒できた諸先輩方のご好意もあり
次回の予約ができたので、今度は別のメニューも更新させて頂きますね。
SUGA LABO
OPENが楽しみです!