須賀洋介シェフ&小林誠シェフ@36周年記念ガラディナー「Chez KOBE/名古屋」 | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

ロブションから独立 帰国後、
各地で大旋風を巻き起こしている須賀洋介シェフ。

10月8~10日の3日間は、ご実家のフレンチレストラン「Chez KOBE」 にて
36周年記念のガラディナーが開催されました。

8日、9日の2日間は「麺劇場 玄瑛 」の入江シェフとコラボされ、
最終日10日は、同店料理長の小林誠シェフとコラボ、
素晴らしいディナーが繰り広げられました。

須賀洋介シェフのお料理は、
昨年香港のロブションで
頂いて以来かしら、、、。独立されてからフルコースを頂くのは初!
楽しみです!

まずはキャビアからスタート。


この下は、魚介類のタルタルになっていて
食感と旨みが合わさったおいしさ、たまりません~。


ほんのりフォアグラが香る、松茸の茶碗蒸し
アサリの旨みとジンジャーが香り、日仏の素晴らしいコラボ感を味わえた一品でした。

旬の秋刀魚は軽く焼いたトルティーヌと一緒に。
皮に美しく細かく入れられた切れ目と焦げ目がすごくおいしい。

その間に焼いたトマト(ラタトィユ的な)がサンドされていて
程よい酸味が加わっていて、食べ飽きません。
そしてフランス産のセップ茸と一緒に頂く事で一層おいしい!

パンは、日本中から予約が殺到しする
大阪「ル シュクレクール」のパン
もっちりした食感と粉の味わいが素晴らしい。
でも食事の邪魔をしない焼き上がりでとてもおいしかったです。

オマール海老は、生の状態から海藻バターと一緒に
湯煎し、味と香りを浸透させたそう。

程よい旨みと半生に近い状態のオマールの食感が
最大限に活かされてありました。トッピングにはおかひじきと安納芋のペースト。
やはり日仏コラボ的な感じで、とーってもおいしかったです。


真鯛はモンサンミッシェル産のムール貝のエキスが絡んで
何とも言えない旨みのハーモニーができていました。

黒毛和牛のハラミ。
肉そのものの素材を知った、
お二人のシェフならではの切り方、火入れ、味の決め方。

凝り過ぎず、素材そのものを頂けて「食べた」満足感が高い品でした。

デザートはいちじくと、抹茶ムース、マスカルポーネとミルクのムース
キュンッと冷えて、甘過ぎず、いちじくのとろみもおいしく、
ボリュームがあるようでペロリと完食。
最後の小菓子もどれも丁寧な仕上がりで
お喋りのお供に最高でした。


この日は、姉のように大好きなOさんもご一緒に。
須賀洋介シェフ、オーナーでお兄さんの須賀祐介さんと。




「Chez KOBE」
36周年記念おめでとうございます。

もともと「Chez KOBE」 大好きなのですが、
須賀洋介シェフの腕もさすがですし、
ないより貴重なコラボ!ガラディナー。

おいしく楽しい時間に感謝です。
ごちそうさまでした。また伺いまーす。




読者登録してね