カンボジア最新法令ビジネス情報 -6ページ目

2014-2018年の国家予算案では、教育に対して大幅予算増

カンボジアの国家予算案において、2014年から2018年の5年間で国家開発計画のために総額262.8億米ドルの投資が計画されている。1年間あたりで換算すれば、約53億米ドルにも上る。9月18日、2014年から2018年における財務戦略データは正式に存在することになり、提示されている。国家戦略計画を促進するためのセレモニーにおいて、フン・セン首相は過去の5年間(2009-2013)の国家戦略実績では主に領土保全や洪水被害への対策にコストを費やしたと述べた。今期の国家開発計画のデータによると、政府は教育省に対して総額8兆9330億リエル(22.3億米ドル)の予算を割り当てるとのこと。次いで公衆衛生へ6兆9330億リエル(17.4億米ドル)、領土保全に5兆9640億リエル(14.9億米ドル)、そして内務省に4兆1980億リエル(10.5億米ドル)を割り当てる予定である。カンボジアは農業国であるにも関わらず、農業支援への割り当ては9400億リエル(2.35億米ドル)と非常に小さい。しかしながら、内閣のコストは1兆7450億リエル(4.36億米ドル)と、農業支援より大きな予算が割り当てられている。

カンボジア商業省はシンガポール企業と原産地証明登録自動化システムの開発契約に署名





9月5日、カンボジア商業省長官はシンガポール企業との間で原産地証明登録自動化システムの開発契約へ署名を行った。当システムの開発期間は6ヶ月間で来年2015年3月に完成予定である。商業省長官によると、自動化システムがあれば、証明書取得や証明プロセスが以前より効率化され、取得を求める企業と役人との面談時間も短縮される。 当自動化システム以外にも、商業省は商業省登録、商標登録および所有権の登録など、他の商業プロセスも自動化システムを利用していく方針だ。

バンコク銀行は、カンボジアでの事業を再開

タイ最大の商業銀行の一つであるバンコク銀行(BBL)は、カンボジアにおいて14年ぶりに銀行業務を再開する。 BBLは1998年末、カンボジアにて小規模な銀行業務を開始したが、2000年にオフィスを閉鎖し、完全に撤退した。その理由は、カンボジア国立銀行により預金準備を250万ドルから1250万ドルへと引き上げられたからだ。 9月2日、カンボジア国立銀行のチィアセレイ頭取はBBLがカンボジアでの銀行業務を再開すると発表したと述べた。彼女はBBLが2000年に閉鎖した理由に関しては述べることはなかった。ただし、現在はカンボジア経済も伸びており、銀行にとっては魅力的な投資先であると考えられる。 「2008年9月19日、預金準備は現在の1500億リエル(3750万ドル)に引き上げられたが、それでも多数の銀行が投資を行っている。」と彼女は言った。 プノンペンのタイ国大使館の対外貿易促進ディレクターは「BBLが12月に再開する計画していると確認している。」と言った。 BBLはタイ系銀行としては3行目、カンボジアでは第45番目の商業銀行であるとのこと。