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i-counseling
に来られる方の中に｢自分は平気でうそをついてしまうんです｣
と仰る方がいらっしゃいます
それを相談されている時点ですでに
｢平気ではない｣
と言っているよね
と私は思うし
通常社会では悪く思われちゃいそうなことを
わざわざ言わなくてもいいのに言っているなんて
めちゃめちゃ正直者じゃないですか
とも思います
問題なのは
うそをつくことではなくて
うそをつかなければいられないという＜状態＞なのだと思います
その＜状態＞というのは
＜外部要因＞と＜内部要因＞の両方があるはずです
＜外部要因＞は
厳しい指導環境であったり
人間関係であったりします
人の優劣に重点を置いている組織（社会・文化を含め）にいたりすると
出来ないことを出来ないと言うと非難される
バカにされるのがコワい
と感じてうそをついてしまう
そして＜内部要因＞
｢私はどんな私でもいいじゃない
｣と思えていない
というのが大きいのだと思います
色々な経緯からそう思うようになってしまわれたのでしょう
そこには表現されていない悲しみや怒りが
その存在すら意識されないまま
眠っていることがあります
うそをつくのが平気なのではなく
悲しみをたくさん抱えてしまっているのだと思います
うそをつく自分を責めるのではなく
しまいこまれた悲しみに目を向けてあげることが
大切なのです
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