人類の起源!
今日は、朝から大阪へ通院の日。
途中、堂島のデルタと茶屋町のナカザワ文具さんにお邪魔して、来年度の
MOLESKINEのマンスリースケジュール手帳を購入。
途中から雷を伴った大雨になり、なんばパークスへ逃げ込んだら
「プロメテウス」の看板が見えたので、雨宿りを兼ねて観てきました。
古ーい映画Fanなら、予告編の宇宙船を見た時から「ぴーん!」来た方も多いはず。
しかも、監督がリドースコット。とうぜんあの映画を思い出します。
ネタバレは、御法度なので、別のアプローチで。
タイトルの「プロメテウス」については諸説、人間に「火(知識)」を与えた為に神の座を剥奪された、ギリシャ神話のモチーフに、とった人類誕生の起源に迫る映画かというと、ちょっと毛色が違う気がする。
今風にタイトルを付けるなら「*****ビギニング」とか「*****エピソードZERO」でもよかったのにと思ってしまう。
ギリシャ神話における、プロメテウスの存在は人間に「火」を与えただけ無く、「パンドラの筺」をつくったのもプロメテウス。一般に語られる「パンドラの筺」はまるで、パンドラの作ったものの様に語られている。このエピソードには、もう一人エピメテウスという、プロメテウスの弟が登場する。
プロメテウスが投獄された際、パンドラは好奇心から、筺の中身が気になってしょうがない。
兄からは、決して空けて行けないと、いわれていたエピメテウスだったが、パンドラの誘惑に負けて、筺を空けてしまし中から、災い・憎悪・嫉妬といった人間に知を与えた時に、そこから生まれる「負」の感情を閉じ込めた筺だった。
ただ、プロメテウスは、エピメテウスがパンドラの誘惑に負けて、筺を空ける事を予期していて
筺のそこに「希望」を入れておいたと伝えられている。
ちなみに、プロメテウスは「先に考える者」の意味で、エピメテウスとは「後から考える者」の意味があり、プロローグとエピローグの「プロ」と「エピ」はコレが語源だという説もある。
すると、「*****シリーズ」の完結編のタイトルは「エピメテウス」?