元夫の彼女が
動画のデータを持っている事が分かり
向井さんは彼女に詰め寄りました
今すぐここに出せ
彼女
「心配しなくてもちゃんと出すわよ…！
だけど今は無理、だって家に置いてきたもん」
彼女旦那
「今すぐ俺が取りに行きます…！」
お手数かけて申しわけないですが、
宜しくお願いします
彼女旦那
「家のどこにあるんだ？」
彼女
「寝室のクローゼット」
彼女の旦那さんが
動画のデータを取りに行く為に出ていきました
友達弁護士
「どうなるかは別として、
警察に届けを出しておくといいよ。」
兄(親友)
「そうだよ、別件で立件できるかもしれないし」
何もお咎めなしなんて
たまったまんじゃない
確かに私もそう思いました、
ですが…
届けは出さない…
え？
友達弁護士
「どうして…？」
だって、、
こいつら二人が調子に乗るだけやで？
まなつちゃんは被害者なんやから
私だってそうしたい気持ちはあります
友達警察官
「うん、誰だってそうなるよな…」
友達警察官の方は
私の気持ちを察してくれました
どういう意味ですか？
友達警察官
「だって、被害届け出したら
その動画データを調べる必要が出てくる」
誰かに見られるのは嫌だなって…
友達弁護士
「女性警官に担当してもらえても？」
そういう問題じゃないんです、
面倒くさい事言ってすみません…
友達警察官
「こーゆー事件って、よくあるんだよ、
誰かに知られるのが嫌で
被害者は泣き寝入りするしかない。」
私にはそんな勇気はありませんでした
誰にも見られたくない。
動画のデータが抹消できたら
この件はもういいです、
でもデータが一つかどうかわからんよな
彼女
「一つだけですよ？」
だから、二人の言う事は信用できないって
彼女
「大丈夫ですって、
それにあの映像じゃ誰かわからないですよ？
アングルが遠すぎて」
ってことは…
見たな？