キレたお兄さんは
とうとう実力行使に出ましたニコ





「お前の家に決まってるだろ」






お兄さんはボイレコの再生を
ここで一旦ストップしましたニコ




なるほど、それで今こうなってるんですね…



「そういうこと。家に乗り込んだら
案の定いたよね、あさみちゃん。」





改めて元夫と彼女の様子を見てみると
二人ともずっと同じ姿勢で俯いたままでしたが


あさみさんは泣いているようでしたニコ




「酷いよなー…」



ここまで酷いとは…


「自分の事を棚に上げて
元嫁であるまなつちゃんの事を不倫してただの、
妊娠しやがってだの、
あんなに悪く言えるなんてねー…」


私なんて全然。
それより親友であるお兄さんや
あさみさんの旦那さんに対する裏切りの方が
胸糞ですよ、


「まさか本当にあさみちゃんが
ここに居るとはねー…」



あの…お子さんは?





部屋に入った時から
あさみさんの子どもが見当たらないことが
気になっていましたニコ




「子どもはどこかに隠してるみたい、
俺が来たときすでにいなかったし、
居場所も言わないんだよ。」



え…でも子どもも一緒だって
一昨日の電話でリオ本人が言ってましたよ?
※あさみさんの旦那さんにデータを受け渡すと約束していた日の
前日の電話で元夫が言っていました真顔



「一緒にいるなんて嘘だよ、
弟に不倫がばれた時点で
DNA検査逃れるために隠したんだろ。」


自分たちの保身のためだけに
子どもにまで悪影響与えてるってことですよね、?
本当にどこまでも最低な奴らですね…!むかっ


友達弁護士
「裁判するならDNA鑑定の結果があった方が
有利な証拠になるんだけどね、
今は状況証拠しかないからね…」


「そこまでわかってて動いてるって
リオってどこまで悪知恵働かすんだ?」



………



「お前は自分の立場を
全然わかってないみたいだな?

お前を潰すことなんて
俺からしたら容易いことだって。」



…本当にごめん…


「謝罪はいらないよ、罰は受けてもらう。
弟の裁判はもちろんのこと、
住むところも自分で探して
仕事も自分でやれ。」


住むところはなんとかなる、
だけど仕事だけは…


「そうだよな?今のお前なら
一人で仕事なんて無理だろうな?」


…頼む、何でもするから…!


なんでもねー…

じゃあまずどうすんのか…
一つずつ聞いてみようか。」



………



「まず、リオは
あさみちゃんとは今後どうすんの?」






お兄さんの問いかけが始まりました真顔





いや…それは…


「弟はあさみちゃんと離婚するって言ってる、
お前は慰謝料は払わなくちゃいけなくなるけど
これで堂々と一緒になれるよな?」


それはまだ決めてない…


「は?決めてない?今からもう一人
お前の子どもが産まれるっていうのに?」


俺の子かどうかなんてわからんから


「じゃあ調べろよ、
今いる子どもならすぐにでも調べられるよな?」



確かにその子は俺の子かもしれん、
でも、俺は中絶してほしいってお願いした…!
金も払ったし、、
俺の知らないところで勝手に産んだんやって…!
不可抗力やろ!?


何が不可抗力やねん?
全部お前のせいやんけ?


「無責任にも程があるね、中絶云々の前に
そもそも不倫だからな…?


お前が開き直るところじゃないだろ?!むかっ






お兄さんの怒号が
部屋中に響き渡りました滝汗




じゃああさみさんのお腹にいる子どもが
リオさんの子どもだったらどうするんですか?


「そうだよな?
それこそ言い逃れできないよな?
不可抗力ではないよな?」



もし、本当に俺の子だったら…



「再婚に決まってるよな?」



…いや…

父親としての責任は取るけど…

















結婚はできひん…






元夫の一言に

その場にいた全員の顔がブチギレでしたが…






「ちょっと待ってよ、、!!」








もう一人、


元夫に対し怒る人物が声をあげたのです真顔