話し合い真っ只中のなか
お兄さんのケータイに元夫からの着信が…ゲッソリ



「こんなクズにビビる必要なんてない、
出るぞ?」



明らかにやってやるぞオーラ満開お兄さん滝汗





ちょっと、ストップ!




電話に出る前に
言わなければならないことが…!笑い泣き





お兄さん…!
一応、ボイレコ意識してください!笑い泣き




↑これが精一杯言えたギリギリの言葉でした、滝汗


実はこの時、

お兄さんが怒りの暴走を起こしてしまう
という不安が過ったので

「リオが録音してるかもしれないから
気をつけて下さい」

って意味で言ったのですが、


真実を打ち明ける説明で
ボイレコで証拠集めだ何だのを散々話してきたので

お兄さんはこの私の言葉を聞いて
「これもボイレコに収めなくちゃいけないのかひらめき電球
と思ったようで

いきなりスピーカーにして電話に出たのです笑い泣き



声を出すことは疎か
何があっても咳やくしゃみすら禁止の状況にゲロー




「はい、お疲れさん、」


お疲れ、今何してる?


「仕事、」


今から会えん?


「なんで?今?仕事やって」


相談したいことあって…


「相談?」


ちょっと、元嫁のことで…





お兄さんは私の顔を見て頷きました、
「俺に任せろグッド!
私はそう解釈しましたニコ




「今は無理、夜でいいな?」



うん、ええよ、居酒屋予約しとくわ、



「また後で連絡する、」





そう言って電話を切ろうとした時でした、、















ほんまに仕事中か?




この言葉に私と向井さんは顔を見合わせ
冷や汗ダラダラ滝汗




「仕事中って言ってるだろ?なんやねん?」


いや、
なんかいつもと話し方が違う気がして…





は?

















はよ切れや笑い泣きお前は女子か!むかっ






「今忙しいから…!切るぞ、」






なんとか電話を終了チーン






お兄さん、すごいですよ!
よくあんなに冷静に話しができましたねびっくり



「もう限界だったけどな…」




今日リオと会って大丈夫ですか?



「とりあえず、会う。
だって元嫁のことで相談って、
まなつちゃんの事だよな?」



リオはまだ
お兄さんに真実を知られたとは
気づいていようなので、
もしかしたら真実を知られた時の為に
先手を打つつもりなのかもしれません…



リオさんから出る話は
全部ウソだと思って聞いていてください。




「よし、わかった。
で?どうする?いつアイツをブチのめす?」




とりあえず今日は普通に会って話してください、
リオさんの相談ってやつ聞いて
あっちの動向を探りたいので。



「それは、わかった。
でも俺はもっとアイツを
追い詰めてやりたいと思ってる。」



下手なことしたらバレますよ…?



「大丈夫、いつもと同じことするだけ」



いつもと同じこと?



「アイツの家に行くんだよ、
俺たちいつも飲みの後は
アイツの家に泊まる流れだから。」




それって…



彼女旦那
その男の家にはあさみがいる…




でもまだ作戦も…



「大丈夫、わかってるよ、
それに作戦は今から立てればいい。
アイツを少しビビらせるだけ、
それぐらいしないと俺も弟の気も治まらない。」






私は正直反対でしたニコ



私は自分の為にここまで動いていました。



ですが今回は、

彼ら兄弟にとっても今後を左右する問題。



私の都合だけで
私のやりやすいようになんて
そんな甘い話ではないのだと痛感…ゲッソリ





「証拠は全部揃ってるんだよな?」




彼女旦那
うん…、



「だったらいい考えがある。
追い込みながら苦しめ裁く方法が」







無茶振りしそうなこのお兄さんの作戦真顔




吉と出るか
凶と出るか





この時の私には





まだわかりませんでした…ゲッソリ