元夫の彼女の旦那さんが望むなら
私は全てを話すと決めました
私の意思を聞いた彼女は
彼女
「話が違うじゃない…！」
怒りを露わに私にそう叫びました
私はそんな彼女に言いました、
遅かれ早かれこうなってたと思う。
ここまできたらもう話すしかないと思うよ？
彼女
「嘘つき…！もうどうなっても知りませんよ！」
彼女は恐らく
「リオがどう動いても責任とらないよ」と
遠回しに脅してきたのだと感じました
旦那さん、どうしたらいいですか？
私はあさみさんを無視し
旦那さんに言いました。
彼女旦那
『リオって男はあなたと関係のある人ですか？
妻の不倫は確定ですよね？』
あさみさんの旦那さんは
リオの存在を全く知らないようでした
私とのラインのやり取りを見たのだから
元夫との履歴も
残っているはず…もしかして消してる…？
もしかして消してる…？リオは、私の元夫です。
彼女
「だから私には関係のない人よ！」
ここに来てまでも隠そうとする元夫の彼女
彼女旦那
『関係ないはずがない！
だって、「リオがいないと生きていけない」とか
「別れることも考えた」とか
「旦那には言わないで」とか
それだけで十分不倫してる証拠だろ…！』
間違いありません
私はどうしたら良いですか？
私は協力できることはしますと言いました。
ですがその前に、
あさみさんと二人で冷静に話し合ってみては
いかがですか？
彼女旦那
『コイツじゃ話になりませんよ、』
彼女
「私だって話したくない…！」
もう…
勘弁してくれよー!!
二人で話し合えないのなら、
まず、当事者であるあさみさん､リオ､旦那さんの
三人で話し合うべきだと私は思います。
彼女旦那
『不倫してるんですよね？』
私の口から言おうと思えば言えます。
だけど、それで本当にいいのでしょうか…？
彼女
「三人で話し合うなんて絶対無理…！
だって全然信じてくれないじゃん…！」
彼女旦那
『やましい事があるから
話し合いができないだけだろ…！』
彼女
「ほら…！決めつけてる…！だから嫌！」
彼女旦那
『相手がバカだから全然埒が明かない』
二人の言い争いは更にデッドヒート
彼女
「バカって言うな…！このモラハラ野郎！」
彼女旦那
『不倫してるやつが偉そうに言うな…！
このアバズレ女が！』
彼女
「あーもうダルい、もう離婚する…！」
彼女旦那
『じゃあ認めろよ！』
彼女
「認めませーん！」
あの…二人とも…
彼女旦那
『このバカじゃ話にならない、
今から会って話せますか？』
………
私に言ってます…？
彼女旦那
『はい、あなたが知ってること
洗い浚い全て教えてください…！』
まさかの呼び出し
あの…
「今から」ですか？
彼女旦那
『はい、今からです』
今の時間…、わかっていますよね…？
彼女旦那
『はい、もちろん！』
いやいや、
そんな即答で答えられましても…
私はさっきまで
就寝しようと
していたんですけど？
あの、出来れば日を改めて貰って…
彼女旦那
『申し訳ないですが、待てません、
時間を与えれば、あなたとあさみは
口裏を合わせようとしますよね？』
そう思うのも無理はないでしょうね
わかりました。
どこに行けば良いですか？
もう何を言っても無駄だとわかった私は
彼女の旦那さんの要望通り、
会って話さざるを得なくなりました…
白目
白目ですが、
ちょっと待ってもらっていいですか？
そう言って
ストップをかけたのは
向井さんなのでした