着信の表示を見て
一気に眠気は吹っ飛びますポーンハッ


なぜなら
その日は元夫が退院した日であり
電話の表示はあさみさんですが
かけてきているのは元夫の可能性もあるからゲロー


私は急いで向井さんの寝ている部屋へと滝汗Go!!





向井さん!起きて!!びっくり


起きてるよ!
どうした?キョロキョロ


あさみさんから電話!!ガーン





ラインは何度かやり取りしたものの
電話は初めてでした。




え…ガーン
待って、まだ出たらアカンで!





向井さんは慌ててボイスレコーダーを準備驚き

なんとその間に
電話は切れてしまいました…無気力


ですがすぐに
二回目の着信びっくり




連続で二回電話とかなんなんー滝汗
よっぽどやーん笑い泣き




ですがチキっている場合ではありません真顔笑い泣き




私は意を決して通話ボタンを押しましたゲッソリ上差し





はい…?



彼女
「あのっ…その……っ」





電話に出るなり
あさみさんはなぜか泣いているようで
声が震えていました…キョロキョロ

明らかに電話での様子がおかしい。




あさみさん…やんね?
どうしましたか?



彼女
「私、わたし…」



ちょっと落ち着いて?
どうしたんですか?




電話をよく聞くと、彼女の電話の後ろで
男の人の声が聞こえてきましたキョロキョロ

すぐに元夫だと思いましたムキー




リオと一緒にいるのですか?
だったら直ぐに切りますけど?



彼女
「違う!違います…!
まなつさん、答えてください、
私は付き合っていませんよね!?







は?ポーンえ?!ポーンポーン
どーゆーこと?!ポーンポーンポーン





それってどーゆー…



彼女
「ね?!まなつさん…!
私とリオは…



付き合ってなんか
いませんよね?!






彼女は語気を強め
明らかに私に
口裏を合わせさせようとしているのだと
気づきました真顔


と、いうことは…

あさみさんの電話の後ろから聞こえる男性の声は
もしかして…ゲッソリ




全てが繋がったその瞬間、













あさみの夫です






明らかに怒った声色で




あさみさんの旦那さんが
電話を代わったのでした…チーン