目の前に立つ元夫の姿。
大丈夫か?
元夫は心配そうに子どもたちを見つめ
言いました。
こんな状態で、話合いは無理やから。
もう帰って。
◯っちゃん、大丈夫?
地震が怖くて泣いたままの三女に向かって
元夫は話しかけました。
その声に反応した三女は
元夫の方を見ました。
だけど、
全然人見知りをしない三女が顔を背けました。
その姿を見た涼太が、
元旦那さんが帰るまで
オレの実家で待機してていいけど?
そう私に言いました。
スマホも自分の実家に置きっぱなしでしたし、
この状況からしても
涼太の実家に戻って母に連絡した方が早い
そう判断し、
涼太の実家に戻ろうとしました。
その人誰なん?
明らかに涼太を指す言葉でしたが
フル無視。
◯ーちゃん、◯っちゃん、
ママと、おばちゃんとこで待ってようね。
涼太の実家へと入りました。
涼太のお母さんのスマホを借りて
母に連絡しました。
その間、私は
涼太の実家から元夫にバレないように
窓から元夫の様子を伺っていました。
すると、
母と一緒に息子が来ていました。
息子が元夫に
怒りながら何かを言っているようでした。
出るべきか出ないべきか迷いました。
ですが、
帰るっぽいで?
外の様子を見ていた涼太が言いました。
私ももう一度外を確認すると、
息子に連れられ
元夫はどこかに消えていきました。
しばらくして
元夫の存在がないことを確認し、
私は実家へと戻り、
母から詳しい話しを聞くことに。
息子、ブチ切れや![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
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大丈夫かな?
元夫と共にどこかへ向かった息子が
気がかりでした。
息子、賢いわ![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
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「いらんことしとったら一生関わらんで!」って
リオの事脅してたで![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
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そうなん?
今回の話合いで
父親の事、色んな意味でわかったんちゃう?
もしかしたら、息子が一番誰よりも
リオをコントロールできるかもしれん![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
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元夫を見捨てることができない息子でしたが、
息子も息子なりに
私を守ることも
考えていてくれたのかもしれません。
こうして、
元夫との話合いは終わりましたが、
息子の心のケアは必要だと思い
息子と二人で話しをすることにしました。