まだ連絡が取れていません。
不安より、何かあったのではないかと
心配の方が大きくなってきました
ラインやメッセージだと
ブロックされてたらわかってしまうので
チキンの私にはハードルが高い…
だけど違う方法で連絡が取れるかもしれません
昨日、幼馴染が家に遊びにきました。
少し前に同窓会があり
体調を考慮して私は欠席したのですが、
心配した幼馴染の友達二人が
手土産を持って来てくれて、
みんなで夕飯を食べることになっていました
一人の幼馴染は涼太で
もう一人の幼馴染は
以前アメ限に載せた女友達のAちゃん。
二人とも幼稚園から高校まで一緒でした。
この幼馴染二人には
向井さんと別れた事を話していましたが、
妊娠していることまでは
話せていませんでした。
昨日も話すつもりはありませんでしたが
流れで話すことになってしまいました
Aちゃん
『まなつ、この前会った時より痩せたんちゃう？
どこか悪いん？』
妊娠してから食べると気持ち悪くなるので
食べれていませんでした。
だけど悪阻とは言えませんでした。
忙しくてね…
Aちゃん
『ちゃんと食べんとアカンで？』
うん、今は忙しくても食べるようにしてる。
じゃあ今日はたくさん食べて
たくさん飲もう🍻
いつもの流れですが、
涼太がお酒を勧めてきました。
ごめん…私、今日はお酒はパス
え？
Aちゃん
『どしたん？』
まだ本調子じゃないから悪酔いしそう…
なんとなく気まずい空気が漂いました
な？なんかオレたちに隠してる？
Aちゃん
『私も思った、なんかあった？』
向井さんと連絡が取れていない事が
常に頭の中をぐるぐる回っていて
どうしたらいいのかもわからないし
どーにもならなかったので
幼馴染二人に
打ち明けることにしました。
実は、今妊娠してて…
それで体調が悪かってん、、
え…？
Aちゃん
『妊娠！？』
ずっと言えなくてごめんね、
待って待って、相手は？
向井さんとは別れてたよな？
Aちゃん
『今、何ヶ月！？いつわかったん！？』
二人から次々に質問が飛び出し
どれから答えればよいのかわからず
何をどう説明したらよいのかもわからなくなり
黙ってしまいました。
すると、何かを察知したのか
涼太が言いました。
相手は向井さんやな？
うん…
そうやんな、だって、
そんなすぐに新しい相手ができるとは思えんから。
Aちゃん
『向井さんと別れた後に
妊娠がわかったってこと？』
うん、
Aちゃん
『じゃあ、向井さんは
まなつが妊娠してるって知らんってこと？』
うん…
もしかして言わずに産むつもり？
うん、最初はそのつもりやったけど、、
正直今は迷ってる…
Aちゃん
『向井さんに言えない理由があるん？
私たちに全部話して？』
全ての出来事を
幼馴染二人に話しました。
Aちゃん
『向井さん、見損なったわ…
そんな人に言う必要ないよ。やめときな？
一人で産むって決めたならそれが正しいんやって。
まなつなら一人でも育てて行けるよ、
私も手伝うし！』
Aちゃんは怒っていました。
姉に喝を入れられて
言う勇気が出たのに
Aちゃんの言葉で
湧いてた勇気がなくなりそうでした。
いや、ちょっと待ってストップ。
涼太がAちゃんを止めました。
オレが「もし向井さんだったら」
の話ししていい？
うん、、
向井さんと同じ「男性」である涼太の意見は
聞いてみたいと思いました。