ここにきて
彼に別れ話しを切り出しました。




向井さんが結婚や子どもを望むなら
私とは別れてもいいって思う。




私の本当の気持ちでした。




別れたい?
もうオレに対する愛はないってこと?



別れたくないし、
愛もあるよ。




これも私の本当の気持ち。




だけど、その気持ちは
私だけの気持ちを優先したらってことになる。

でも私の気持ちを優先できないよ、
子どもたちを一番に考えたい。




もし私と彼が別れたとして、

彼と別れた理由を
子どもたちに教えるつもりはありませんでしたし、
悟られることもないように
このことは墓場まで持っていく決意でした。





ふぅー…結構キツいな…



ごめんなさい、



オレは別れたくない、



うん…、



まなつちゃんはオレと別れても平気?





全然平気ではありませんでした。


だって、自分で別れ話を切り出したクセに、
いざその言葉を出してみると

あんなにわからなくなっていた
彼に対する「愛する」という気持ちが
どんどん浮き彫りになり

彼をとても愛していることを実感したからです。


でもここでブレてはダメだと
自分に言い聞かせました。




向井さんと別れるのはもちろん寂しい、

でも、中途半端なままで
向井さんを苦しめたくない。
子どもたちも苦しめたくない。



わかった、
もう二度と結婚のことは言わない。
まなつちゃんが良いっていうまで待つ。
だから別れるなんて言わんといてほしい、、




もう…遅いよ…
向井さんの本当の気持ち知って
一緒に居てなんて言えない…





ここまで結婚したいと言う彼の気持ちを知って
この先何もなかったようにできません。

ずっと罪悪感がつきまとうし、
後ろめたさで本当の自分を見失いそうでした。





別れるのは待って?
少しオレに時間をくれへんかな?

年末に帰ってくるまで。

その時までにオレも自分を見つめ直す。

だからまなつちゃんももう一度考えて?

その時改めて
まなつちゃんの気持ちを聞かせてほしい。





この時年末まで二週間ほどでした。


時間が経てば経つほど
気持ちが揺れ動きそうで不安でした。




わかった、その時まで私も考えるよ。




私がそう答え終わると

正面に座っていた彼が
突然私の隣に立ちました。




今はオレのしたいようにしていい?



…うん……?




最初は何のことを言っているのか
わかりませんでしたが、

彼は
私を優しく抱きしめてきました。








今日、、大丈夫?


 



抱きしめたまま不安そうな声で
彼は私に確認してきました。


正直、そんな気になれませんでしたが

その時の彼に、

なぜか私は
胸がぎゅっと苦しくなり
受け入れてしまいました。





うん…、






だけど、
断ればよかったと
後になって後悔しました。


でも…今思えば、


その出来後がなかったら、



別れる気持ちが揺れ動いていたかもしれないし、
別れる決断ができなかったかもしれません。














※次はアメ限記事になりますが
彼とのやり取りを詳しくかいているだけの記事です。

限定記事が読めない方でも
話が繋がるように書いていきますので
宜しくお願い申し上げます_(._.)_