元夫が私の腕を掴んできました。


その瞬間に足も止まり、

止めることができなかった
元夫への責め立てる言葉も出てこなくなりました。





痛いから離して



ごめん、、




元夫は掴む力を弱めはましたが
離しませんでした。




離してって言ってるんやけど?


ごめん、これ以上何もせんから…




ここで
だんだんと気持ちが冷静になってきました。




私が煽りすぎた、ごめん。
だからその手どけてくれる?



うん…ごめん。




元夫はすぐに腕を離しました。




子どもたちだけは裏切らんといてほしい。

今までのこと洗い浚い話したんなら
もう今後のことも隠す必要はないやん?

「子どもたちの為に生きる、
女なんて作らん」って

子どもに宣言したのに

リオに彼女がいるってわかった時の
息子の気持ち考えてよ?

嘘つくなら
最初から守れん約束せんといてよ。



ホンマに嘘はついてない、
あのラインは彼女でもなんでもない、
頼むからちゃんと俺の話し聞いてや…





「聞いても意味ないから聞かない」
「子どもに誤解されるようなことにならないのなら
別に話さなくていい」


そう言えば終わらせることができたと思います。






「今日何時に帰ってくるの?」って、
明らかに家で帰りを待つ人のセリフやと思わん?



確かに…あの文やとそう捉えるやんな…
でもホンマに違うねん、


ふーん


ラインしてきた人は友達で、
その子仕事で栄養士やってて、
食事のアドバイスもらって
献立をいつも考えてくれてる人やねん。


へー、友達ねー
それって、私も知ってる人?



まなつと離婚した後に
友達通して知り合った友達。



そーなんや、じゃあ知らないね、



退院する時の指導で
医者からバランスの取れた食事をするように
指導されたけど…
俺は料理もなにもかもできひんから
その友達に頼んで教えてもらってる。

今日は家で料理の作り方と栄養指導の約束の日で…



そう…
なら息子にその人の存在がバレたときは
そう説明したらいい。
私はただ、嘘ついて
これ以上息子を裏切らんといてほしいだけ。





なぜか
元夫の話しを最後まで聞いてしまいました。


話しを聞いて
ほとんどが嘘なのだろうなと思いました。


確証はありませんでしたが

おそらくその「あさみ」という女性は
共通の友人から聞いた人だと思いました。




もう前の俺じゃないから、、
絶対に裏切らんから。





この時私は


自分が何を考えて
何であんなこと言ったんだろう
何であんな行動をしたんだろう


自分で自分がわからなくなっていました。




ただわかっていたその時の私の感情は
間違いなく「負の感情」でした。



怒り、憎しみ、恨み、嫉み、悲しみ、苦しみ、



全部が一気に押し寄せてきた


そんな感じでした。




今日は息子連れてもう帰るから
今後のことは後でこっちから連絡する。



うん…





ここから
やらなければならないことが
たくさんありました。


母への報告、
息子との話し合い、

それから…

元夫とのこの出来事全ての経緯を




向井さんに報告しなくてはなりませんでした。