このバーベキューが始まって
何かがおかしいとずっと思っておりました。
ですが
場の雰囲気を壊してはいけないと思い
ずっと我慢しておりました。
だけどいよいよ我慢できなくなり
A男先輩に言ってしもうた
D子さん
『なんか、私の旦那がまるで犯罪者みたいに
言わないでくださいよ〜』
この揉め事の諸悪の根源である
D男先輩の奥さんD子さんが物申してきた
そんなつもりはありません、
気分を害されたなら謝ります。
ですがA子さんが嫌がっていることは
私が見ていてもわかるほどでしたし、
D子さんも旦那さんが人との距離近いって
わかってるなら笑い話しじゃなくて
もっと注意すべきなのではないかと思いました。
それで嫌な思いしてる人が
現にここにいるんですから。
上司
『まぁまぁ落ち着いて…』
ここでやっとこさ今回の主催者である上司が
出てまいりました
この状況落ち着いていられます？
ついでだから言わせて頂きますけど、
上司さん、呼ぶだけ呼んで何もしてませんよね？
みんなでバーベキューって呼ばれたのに
なんでこんなにそれぞれ別行動なんですか？
上司
『それが私のスタイルだからだよ？』
そのドヤ顔に
パンチ一発食らわせてやりたくなりました。
私のスタイルなのはわかりまた。
ですが、部下がこんないざこざしてて
見て見ぬふりするのですか？
上司
『もうみんな大人なんだし、指図されなくても
自分のことは自分で解決できるでしょ？
こんなことで目くじら立ててたら、
この厳しい今の社会、生きていけないよ？』
会社の組織の中で
やったらアカンことを正すのは当たり前やろ
セクハラやパワハラが自分たちで解決できるなら
社会問題にはならんやろ
もう、帰らせて頂きますね。
上司がこれなら話にならないと思い
片付け全部ほったらかして帰ろうと思いました。
じゃあ、オレも帰ります。
D男先輩
『おい、ちょっと待てよ？
向井はまだ話が終わってないやろ？
散々人の事悪者にしといて帰るとか卑怯やぞ！』
言っても無駄だってわかったんでもういいです。
D男先輩
『なんやねん〜
別に向井の彼女触ったわけではないのに、
なんでそこまで怒るかな〜？
え？もしかして、向井の方が
A子ちゃんに気があるからちゃうんか？』
ほらな
そう捉える人もおるやんか
オレが止めたのは全部彼女のためだと思って
言っただけです。
え？私？
D男先輩
『彼女のためって…
俺別にお前の彼女になにもしてへんやんけ！』
そう…
D男先輩の言う通り、
私は何もされていないわけです
もうそれで良くない?
もうそれで良くない?さて、ここで問題です
向井さんが言う、
D男先輩のセクハラを止めたことが
私の為だったとは一体どういうことでしょう？
※私は向井さんの説明を聞くまでわかりませんでした