四回目の面会をする前日に
向井さんと話していたこと。

予想は的中でした。



向井のことやねんけど…
会ってどうしても話したいことがあるねん…



「やっぱりな」としか思いませんでした。



向井さんとは会わせられないよ。


どうしても無理?


リオが向井さんにした事わかってるよね?


それはわかってる。
それを謝罪したいってのもある。


向井さんは
リオからの謝罪なんて求めてないから。


オレの気が済まへんって。


本当に心から反省してるなら
会わせてなんて言わんといて?


ホンマに無理?




どんだけしつこいねん笑い泣き



無理やね…
向井さんは、私と同じ扱いでよろしく。


一生のお願い。



その言葉、小学生でも言わん笑い泣き



一生のお願いこんなとこで使うわけ?
ってか、そこまでして何で?
逆に疑わしいって。


いや、だって向井とは友達やったし…


「だった」ってだけ。今は違うよ。
その友達に何したんよ?


ホンマに謝罪とお願いがしたいだけ。


じゃあこっちもお願いしていい?
交換条件。


交換条件?


そう。その条件がのめたら
向井さんに会わせてあげる。


どんな条件?


んー…
今後一切、子どもたちや私と関わらない、
この制約自体、白紙に戻す。


そんな…それは無理やって…


そう?
リオが言ってきてることも
私にとってはそれぐらい無理なことやねんけど?


ずるくない?


全然。
ほら、どうする?
子どもたちを諦めて向井さんと会うか、
向井さんを諦めて子どもたちと会うか。



………わかった。
でもいつか必ず直接会って謝罪したい。




リオがそんな律儀な人間なわけがない。
そんな人間ならこんな場所にいるはずがない。

刑務官や弁護士の手前、
「謝罪したい」だの
「お願いしたい」だの綺麗事言ってるだけ。


向井さんは

交換条件出して、それを受け入れた
会ってもいいよ」って言ってくれました。


ですが、

受け入れられない交換条件を出せば良いのだ
と思いついた私の作戦ニコ



その場しのぎになるかもしれませんが…





今回はこれにて終了ニコお疲れっしたー!