Honesty is such a ・・・ -3ページ目

Honesty is such a ・・・

独断と偏見に満ちた文章の数々。

東野圭吾作品を貸すことになった。
会社の人と話してて、
「東野圭吾の本って一冊も読んだことがないんだけど、どれか貸して?」

と言われ、東野圭吾ファンの私としてはうれしくて
「いいですよ~」
と簡単に返事をしてしまった。


ページ数は苦にならないよ、とか、
近代小説(芥川龍之介とか?)のようなものが好き、とか言われて、

「ページ数苦にならないんなら私の大好きな白夜行でもいいってことかな?
王道だけど手紙や秘密も読んでほしいな♪」

とか、ちょっと楽しく考えていた。

でも、結局貸すのに1週間かかった。

理由は何を貸せばいいか分からなかったから。

近代小説とか読んだことないからよく分からないし(無知)、
いくらページ数苦にならないとか言っても、最初に白夜行渡されたら引くかな、とか、
加賀刑事シリーズ(新参者)や湯川学シリーズ(ガリレオ)もドラマで見てるようでもなかったし、
秘密も最後まで読んだら衝撃だけど、
読み切れるのか?最後まで興味を持続してくれるような内容であるべきなんじゃないか??
などなど。

本棚を前にして、あーでもないこーでもないとずっと考えて、仕事中もひそかに悩んでた。



そして散々悩んで選んだのが
「白銀ジャック」

数多ある東野圭吾作品の中で一番読んでほしい作品

というわけではないけれど、
まぁ面白かったし、
でも最大の理由は
その人がスキー大好きだったから。

本を貸すときは、

読んでほしい作品 ≠ 投げ出さず最後まで読める作品

自分のおススメという理由だけで推しても意味ない。

相手にとって興味ある作品にしないと。

でも、それを選ぶのってホント難しいな。

好きになってほしいなあ。。。


i-a
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
by Amazon.co.jp


「桐島、部活やめるってよ」の人の作品。
その他情報としては

2013年、『何者』で第148回直木賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる。
by wikipedia




正直、めちゃ面白かった。
「手紙」や「白夜行」(共に東野圭吾作品)を読み終わった時感じたような読み終わりだった。

思わず「桐島~」や「学生時代にやらなくてもいい20のこと」(エッセイ)も購入し、一週間かけずに読破してしまった。


私は読む前、この本については 直木賞受賞作品+就活の話 ということくらいしか知らなくて、
入社して丸6年の私としては、自分の就活をやや懐かしむような気持ちがあって買ったところがある。

でも、ちょっと(だいぶ?)就活の様相が変わってて、懐かしさというものはあまり感じられなかった。
毎年入ってくる新入社員が話す就活話が徐々に私のころと変わってきているかな?と漠然と感じていたことを、この本でははっきりと突きつけられた気がした。

私の就活時代(今から7年くらい前か。)は、TwitterもFacebookもなかったし、そもそもスマホなんてものもなかった。
でも、今は就活生にスマホは必須みたいだし、私のころより氷河期みたいだし、Twitterとかでみんなと繋がりながら活動する人が多いよう。
あの頃も「2ちゃんねる」や「みんなの就活日記」や「mixi」はあったけど 自分の情報全開! なことに嫌悪感があった私みたいな人も当時はまぁまぁいたから、mixiしてない人いたし。
つーか、mixiにはいちいち「今から面接です。」とか書かれてない。入力がパソコンからだからそんなに「なう」なことは書かれているくものじゃなかった。


あれ、作品の話は?
完全に横道にそれた。


以下、ネタバレ注意。



この作品、ホント面白かった。
最後の、まるでミステリーのラストのような、2時間ドラマのラストの崖の上の刑事と犯人のような、理香と拓人の対峙。
鳥肌ものだった。
読み進めながらなんとなく引っかかっていたこと(瑞月は留学してるのにみんなと一緒なとことか、拓人の就活の様子に焦りが感じられなかったとこ)が一気にドバーーっとここで解けていって、それまで拓人に感情移入してた読者を突き放すような展開に脱帽。

こういう、話の主軸にフェイントかける作品って惚れ惚れする。

「幾何の問題に見せかけて、じつは関数の問題」というような「思い込みによる盲点をつく (by容疑者Xの献身・石神)

を思い出しますな。

でもそういう何よりあの、
「自分にはできないことを堂々とやってるギンジがけなされているネットを見てしまうあの気持ち」
「自分より先に就活が終わった光太郎の会社をネット検索してしまうあの気持ち。」
その行為を拓人自身「麻薬」という言葉で表現してたけど、すごく分かる。
ああいう行動って倫理的に駄目な感じがするし、なんていうのかな、、、気持ち悪いというか。
でも、安心したい、できていない自分が駄目じゃないと確認したい、他の人が完璧じゃないことを実感したい。そんな思いから検索してしまう気持ち。
すごく分かってしまう。

上で散々就活のことを書き連ねたけど、
この本って「ネットと人間性」みたいなものが最大のポイントだと思う。
就活というものを舞台にしたネット社会とリアル社会のギャップを現した作品だったんだね。
と、読み終わったとき思った。
もちろん読んでる最中は完全に就活の話として読んでたけど。


ちなみに、そのあとすぐ読んだ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」を読んで、
作者・朝井リョウさんは大学時代に小説家になって、さらに就活をして今はサラリーマンもしてる。
とのことがわかった。
人生勉強の一つ。本のネタの一つ。として就活したところもあったことは間違いないんだろうな。
これからのサラリーマン生活の中でも、また新しい経験をしていって、それを本にアウトプットしようとする気合のようなものが感じられた。
期待大です。


i-a
収録アルバム  MESSAGE


 
リリース  2001916


モンパチの代表曲の一つですね。
シングルになってないらしい
なのに、wikipediaによると11人のミュージシャンがカバーしてるようです。

というか、この曲
もう10年以上前なんだなあ。。
そりゃそうか、あの頃の私は若かったもんな。


ほら あなたにとって大事な人ほど すぐそばにいるの

この曲のサビ部分。

ほぅら

このとこがやっぱ一番ポイントな気がする。
ときにゾワッとくるくらい琴線に触れる。

私はずっとこの曲は
「あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるの」
が言いたいことだと思ってた。
だって一番メインのメロディーだったし。

でも、そのあと
ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌

・・・。
そっか。
違うのか。

届いてほしい、っていう表現から、この曲の主人公は「あなた」と遠いとこにいるんだ。
「あなた」のすぐそばにいないんだね。
自分よりそばにいるあの人(曲には出てこない誰か)のほうがあなたにとって大事な人だと思うよ。って言ってるんだ。
自分はそばにいないけど!!!
というのが大前提だったんだ。

そっかあ。

・・・ということに、実は先週気づいた。

気づいたときビックリした。

てっきり、あなたのそばにいる自分をアピールしている曲だと勝手に思ってたから。

そっかそっか。。。
ちょっと切ないね。

余談だけど、
先週気づいたとき、私自身の思い出とも相まって余計切なくなった。


i-a
風邪ひいてない? ブログネタ:風邪ひいてない? 参加中


風邪を引きました。

大晦日・31日の夜からのどの調子が少しおかしくなった。
なぜかしら。。。

今日まではうがいのみで対応してきたけど、
いよいよ熱っぽさも出てきたのでベンザブロック飲み始めました。

せっかく長期休みなのにな。
やだなー。


i-a



結構最近の作品だと思ったけど、もう9か月前の作品なんだなー。

私の感想↓
http://ameblo.jp/i-a/entry-11209107939.html

いまだにビートルズの特集のテレビとか見るとチラッとこの本のことを思い出す。

そう、この本で一番思い出すのがビートルズだ。

そんな私だから(?)気づいたFab4に関する雑学を紹介します。

「第四章 黙祷はビートルズで」
の中で、和久浩介がナミヤ雑貨店のある街にて見つけて入った「Bar Fab4」。
*ビートルズ専門の音楽バーであることを一応売りにしてる店。

Fab4とはビートルズのこと。
と本編内にも書いてあるし、実際そうらしい。

で、ここからが雑学。

2月4日はザ・ビートルズの日らしい!

Fab.4"を"Feb.4"(February 4)にかけたもの。
 by wikipedia

これだけで割と、30へーくらいありますが(古!)

この日はなんとナミヤ雑貨店の奇蹟の著者・東野圭吾の誕生日でもあるのです!!!

これが偶然だなんて言わせないわ!!

i-aのイメージする、東野圭吾の思考回路====================

自分の誕生日についてちょっと見てみるか~。

ネット検索

あれ、自分の誕生日はザ・ビートルズの日なのか~。

ほうほう、Fab.4という別名があってそれと掛けてるのか~。
面白い。。。なんかの作品で入れたいな。

=======================================================

といった具合に知ったとしか思えないっしょ!!!!?


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お父さんからは夜の匂いがした。
狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂『私の男』。
                                 Amazon.co.jp


2007年に発売されたものです。
割と発売当初に買った覚えがあります。

読んで衝撃を受けて、いまだになんとなく、すっごく大雑把ながら内容を覚えていた。


何がきっかけか忘れたけど、ここ最近ずっと再読したいと思ってて
意を決して昨日の夜から読み始め、今日のお昼に読み終えた。
(意を決しないと読み切れない人間なもんで。。)

この本は、読み進めるとともに、章が変わるとともに、時代が過去へと遡っていく、という構成。

初めて読んだとき、ラストの章つまり主人公たちの一番若い時の章で号泣した。
何に涙したのかうる覚えだけど、
そもそもその時も何に泣いているのか、はっきり分かっていたわけじゃなかったと思うのだけど、
花と淳悟の関係の根本に触れて、なんだかもう悲しいのか何なのかよく分からないけどポロポロ泣いた。


今回逆から読んでみた。

結論から言うと、
結局最後に泣いてしまった。
今回の最後はつまり彼らの一番年を取った時。

あんなに、あんなにも求め合った二人の結末に、もうやるせなかった。

うん、そう。
やるせない、としかこの作品を言い表せなかった。

まるであの花と淳悟のように
その時完全にいわゆる世で言う両想いで、お互いがお互いを愛しても
その先というのはない。
ホントはあるのかもしれないけど、多分きっと普通に見つかってない。
そして、それに人は絶望する。

もう片時も離れたくなくて、いっそ一つになって生きていきたい、と思うくらいの感情。
あのころの彼らはほんとにそう思ってたと思う。
いつも一緒で、相手のものはすべて自分のもので、自分のものはすべて相手のもの。という世界にいた。

でも、一つになることは無理で、一つになるとしても、たかが一部分で、
ホントほんの一部分で、
一つになった瞬間があっても、ずっと一つではいられなくて。

ずっと二人でいると、世の中とどんどん乖離していって。
二人でいればそれを構わないと思えたときもあったけど、それも永遠ではなくて。

そうか、
永遠じゃない、がこの本のテーマなのかも。


今回読んでいろいろ発見があった。

まず、淳悟は花との永遠を期待してなかったこと。
それは無理だということを、最初から言っていた。
花は一方で、自分の感情は一生変わらない、と思い込んでいた。
花のそういう言動に、淳悟はなんていうのかな、期待してなかったというか、軽くあしらってた。

そして、花はあんなにも淳悟を想っていたのに、一番大人になった章では「淳悟に応じていた」と言っていたこと。
まるで自分の意思じゃないみたいな言い方だった。
過去の自分のことはちゃんと思い出すことは無理だからか、花は自分の都合いいように改変してた。
ちょっと私は花にショックを受けた。

あと、結婚しても花はやっぱり淳悟のことばかり想ってるということ。
花は途中から淳悟が嫌いになったわけじゃなくて、
淳悟と一緒の人生には先がなくて、もう別れなくちゃという意思で結婚してたこと。
私は最初読んだとき、途中で花は淳悟を完全に憎く思っていたように思っていた。
でも読み直したら愛憎という意味での嫌気があるだけだと分かった。


個人的には、どんなに先がなくても二人で生きてほしかったな。
たぶん美郎が現れなければ、そういった人が現れなければ、
二人で生きたかもしれないけど。
でも、そうじゃなくて強い意志で二人で居続けることを選んでほしかった。
(・・・・やっぱこの結末だからこその強い読後感なのかもだけど)


i-a
「view」(ビュー)は、スキマスイッチのデビューシングル。
                                   2012.12..9 wikipediaより


この曲も一時期、異常によく聞きました。
最近は聞かないのだけどね。

当時は切ないくらい辛い時期で、それをこの曲で癒してたような気がする。。。

最近聞かないくせにブログを書く理由は、
以前書いた「螺旋/スキマスイッチ」を呼んでくださった方からコメントがあったから。

そこに
「一曲目にこんな失恋ソング入れてくるあたりがスキマらしいっすね。まぁ自殺しにいく男の歌でデヴューしちゃってますからねぇ 汗」
とありまして、ね。(引用させていただきました!)

スキマスイッチのデビュー曲ってviewでしょ?
自殺~????
そんな過激な内容だっけ~??(疑)
と思って歌詞を見直してみた。


見直し・・・・見直し・・・・


あ、確かに。うん、この主人公は自殺したいと思ってるね、これ。
あっさり認めますw

今読めば確かに「車で自殺しに行こうと思って、でも踏みとどまる」という内容だと確信できる。
でも、なんで私はそれを言われるまで分からなかったんだろう。。

と、そこまで考えて分かった。

私にとってこの歌は
ラスト直前の歌詞

いっそ君が死ぬまで二度と僕を忘れさせない方がいいね

この部分ですよ!!
この部分が印象として強すぎて、他の部分に意識が回ってなかった。
当時はっきりとした表現としてではなくて漠然とだけど、
この歌詞みたいなことを本気で思ってたことがあった。

昔ヘビロテしてたけどそれは、この部分を聞くためといっても過言じゃなかった。

「人は見たいものしか見えてない」
と言われますが、
「聞きたいものしか聞こえてこない」ものなのかも!?


i-a
今日、お風呂にのんびり浸かりながら、
自分で自分を「大人になったな」と思った。


先日、とある同窓会に呼ばれた。
しばらく不参加して行ってなかった同窓会なんだけど、今年は行った。

会は私の住んでるとこの近くの繁華街だし、
いつもスケジュール的に行こうと思えば行けた。(というか予定があったためしがない。)
でもここ数年不参加だった。

理由はこの同窓会メンバーの中で苦手な人がいるから。
特に苦手な、というかホント言うと大嫌いな人がいる。
当時は毎日一緒に研究してたメンバーの一人だし、
先輩だし、
だから足蹴にできないけど足蹴にしたい気持ちでいっぱいだった。

何かにつけて自慢ぽいことを入れてくるし、
人を小馬鹿にする。

そして、臭いし。(体臭が)

もう、居るだけでイライラした。

そんな大嫌いな先輩でしたが
先日の同窓会では楽しく話せた。
相手も多分楽しそうだった。

相変わらず自慢話大好きだし、
場の盛り上げ方も相変わらずうっとうしいし、
「うっさい、ほっとけ。」と思うような話もぶっこんでくるけど、
けど!

でも全然大丈夫だった。

うっとうしさに心からの笑みで対応できるようになった!!!


そんなことを思い出しながら、
「あぁ、大人になったな。」
と思えたの。
でもきっと向こうも大人になったんだよね。
きっと、お互い大人になったんだろう。


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自分のルーツだと思う街 ブログネタ:自分のルーツだと思う街 参加中

私がこれまで住んだ場所の中で
ここが今の私のルーツかな、と思っているトコが3つある。
県でいうと愛知、千葉。次点で宮崎。

愛知と千葉は生まれた時から今も
住む住まない関係なく何気にずっと関わってきた。
どっちの県にも関わらなかった時期なんて、ホント数えるほども無い。
だから、知人&友人はその2つの県の人が多いし、
自分の性格も愛知と千葉の県民性の混ぜ合わせっぽい気がする。
(個人的には千葉県の私のよくいるエリアと愛知県の私のよくいるエリアの人は割と対極の性格を持っている感じがするんだけど、私のこの変な性格の原因がここにあるんじゃないか、と勝手に言い訳している。)


宮崎では、ある時期に数年間のどかに暮らしていたんだけど、
その後に都会な地域に引っ越すことになって、まだ幼かった私はカルチャーショックを受けた。いろんなことに。
そしてそのカルチャーショックが、割と今の私の根幹に息づいている気もする。
だから、宮崎もルーツに選んでみました。
とさ☆


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「ダーリンダーリン」と聞いてどの曲が思い浮かぶ? ブログネタ:「ダーリンダーリン」と聞いてどの曲が思い浮かぶ? 参加中


一番最初に思い浮かんだのは
矢井田瞳の「My Sweet Darlin’」。
ですねえ。
でもなんとなく、私世代だけな気がするな、「My Sweet Darlin’」を思い浮かべるのは。

次点では思い出した順に
Mr.Childrenの「しるし」
宇多田ヒカルの「Goodbye Happiness」
JUDY AND MARYの「ラブリーベイベー」
ですね。
どれもよく聞いた曲たちばかり。



「ダーリンっていう単語はを歌の中では2回連続することが多いな」
って私もひそかに思っていた。

多分2回言うことで、本気さというか思いの強さがグッと増すんじゃないかなー。
と勝手に解釈しています。


i-a