今日の仙台エリアは

 

蒸し暑いですな

 

午後からは雨が降る予報となっているので

湿度モリモリって感じです。

 

気温が30度まで届いていないのが救いです

 

 

「施工が早い」のは

近所の農地への土盛り工事のことです

 

6月初めに造成工事に着手して、

予定では7月31日までってことだったので、

大量の土砂を盛るんだからそれだけの

期間が必要なのかなぁ・・・

 

と思って眺めておりました

 

過去記事のこちらの現場です

 

 

 

 

3年ほど前までは稲作をしてた田んぼです

休耕田とは言え雨が降れば水が溜まり

池のようになる状態

田んぼは粘土層の上にあるから保水性が高いし、

周囲の土地より低い状態だから水が溜まるよね

 

 

2ヶ月での造成となると土砂を丘のように盛って

土圧で沈降圧縮させる時間はございません。

道路工事などでは1年とか2年とか土盛りして

沈降圧縮させてるところ見たことあるんじゃないでしょうか

 

5月30日の様子

道路から80cm位は低いかも


 

6月17日の様子

ほぼ土盛り終了かな




最初に作業員用の駐車スペースを作るなんて考えてますな


 

 

6月21日の様子

きれいに転圧完了みたい

奥の方の小山の白っぽい土砂は化粧用みたい

 


 

7月2日の様子

化粧仕上げも完了したみたい

中央は工事する部分。余計な砂利を盛らないよ


 

こちらの造成工事

ローラー転圧での造成工事でした。

30cmほどの厚みで土を搬入したら

ローラー車で転圧するってのを繰り返しです。

 

おいおい大丈夫なのか?

地盤強度は作れるのか?

なんて疑問もあったので、ググってみたんですけど

結構当たり前な造成手法のようで、国土交通省の基準書

みたいなものもあるようです。

 

一般的な造成手法だとしても

田んぼでそれをやって大丈夫なの?という疑問は

解消されませんけどね。

 

 

予定より1ヶ月も早く造成工事が完了し、

先日の「友引」の日に地鎮祭が行われまして、

 

昨日に気づいたら

下矢印下矢印下矢印

地面に赤い印がたくさん打ち込まれてました

 


分かりにくいので拡大してみると



 

多分地盤補強の基礎杭とかパイルとかを

打ち込む場所の印なんだろうと思います。

 

それにしてもなんと数の多いことか

1m間隔?って位に赤い印がありますよ

 

 

延べ280平米で2階建ての施設だそうなので

重量はあるよねぇ

 

隣には民家もアパートも建築されてるから

それ相応の地盤強度はあると思うけど、

盛り土前に地質調査してると思うからズブズブであることは理解されてるんだと思います。

 

ちなみにこの辺りは縄文時代には入り江(海)だったそうで

近場の山裾には貝塚がちらほらと存在してます。

 

RC建物の基礎用にコンクリートパイルを

打ちこもうとすると、反発がなくて一回叩くと

スルスルと沈降して行きます。

普通はカ~ン、カ~ンと反発を受けながら地面に押し込んで行くのがコンクリートパイルですけどねガーン

 

 

建築現場を見るのが好きなんです

日々変化してゆきますから。

そして最も感心するのは工事の工程を組み上げる

方々と指示通りに施工出来ちゃう職人さんの技量

 

住宅でもビルでも工程の順番とか職人さんの手配とかホントに凄いなぁと思ってます。

 

 

近所の現場は予定より1ヶ月前倒しで工程が進んで

いるようなので、建て方も余裕で進むでしょう。

 

道路を通る度に変化を楽しみたいと思います

 

 

ではまたおいでおいで