不動産仲介は契約締結するまでが勝負

なんてことも言われますが、

 

実際のところ契約締結は単なる序章に過ぎず

最終決済日を終えてこその仲介です。

 

 

 

最終決済日が近づくとドキドキするよねぇ

 

 

普通は仲介業者から売主様だったり買主様へ連絡することはあっても

売主様や買主様からの連絡が発生するってことはちょっとした異常事態とも言えるわけです

 

何事だ!

って感じですよ

 

 

間もなく決済日を迎える事となっている案件

売主様の手元に権利証が無いってことで、

司法書士の事前面談(身元確認書類の作成)の調整で

面談希望日を確認してたんですけどね、

 

「決済日変更出来る? いや変更してくれ」 ですって

 

仲介あるあるで決済日を変更することはちょくちょく発生することなんですが

売主様からの変更依頼ってのは極めて珍しいんですよ

ほとんどの場合、買主様が資金手当の都合で決済日を延ばして欲しいってパターンなんです

売主様からの要望だと決済日を早くできないか?ってパターンですかね

 

 

取引を纏めたいから極力調整に調整を重ねなんとか日程変更するわけです

 

 

今回の売主様は決済日を

遅くしてくれ

ってありえへん変更要望です

 

いまごろ言うかって感じなのよ

 

契約締結に際し、契約日はいつにしますか?

決済日はいつにしますか?って幾度も確認して決めたことなのにです

 

買主様との面談時にも買主様からも聞かれたんです

『決済日の希望などありますか?』って

 

売主様は言いました、確かに言いました

「いつでもいいよ」って

 

 

なのに今更、変更してくれって・・・

 

 

理由はもう簡単なんです

売主様法人の決算期の関係です。

大きな黒字になるから代替え資産取得しましょうねってあれだけ言って来たのに

決めきれない、税金取られるのが嫌だって駄々をこねての決済延期の要望です。

こちらの法人様にアドバイスしている税理士さんがねぇ・・・

税務署上がりの超ご高齢、不動産税務の知識が・・・

不動産取引に強い税理士さんて極めて少ないですもんね

 

 

仲介業者としてはこの駄々を無視出来ません。

へたに感情を害しちゃうと 売るのやめるぞ、違約金払ってでもやめるかもって激高型の社長さんだからね

 

ま、違約金で取引やめても仲介手数料は頂戴できるのでいいわけだけど

気分的には最悪ですから、なんとか丸く収めたい

 

買主様には若干の面倒をおかけしますが、まぁご同意いただける話なので

大丈夫だろうと思ってますよ。

 

でもさ、変更覚え書きとか作成しなきゃ成りませんので一手間かかるわけです。

 

 

つくづく思います、取引は短期間で完了させるのが鉄則なのよ

契約から決済まで間を空けて良い思いをしたことはございません。

 

 

そんなこんなで

決済取引日を延期します。

2週間ほど延期になりそうです。

短いようで長い2週間になりそうです。

 

くわばらくわばら 何事も無ければ良いのですが

天変地異、北のミサイルとか、尖閣紛争勃発とか

ロシアが北海道へ攻め込んでくるとか

 

あ~やだやだ だからさっさと終わらせたいわけですな

 

 

ではまたバイバイバイバイ