源氏物語
第三十四帖若菜上から第四十一帖幻まで
この四十一帖をもって光源氏とはお別れ致します
その後次世代に移り
第四十二帖から第四十四帖までを匂宮三帖
この匂宮三帖は光源氏の時代から宇治十帖を繋ぐ物語
(これが意外に面白い)



時空を超えて平安の
第三十五帖  若菜 下へ


女三の宮の降嫁により
紫の上は源氏との愛にも世の中にも
諦念を持つようになりました
そして、ひとつの密通事件が
物語の様相を変えていきます
不義の子を抱きながら
源氏は晩年になって巡ってきた宿命を思うのでした

荻原規子さん紫の結びより

またまた今回も内容がぎゅ〜って詰まっています
また現代風に・・早口で行くよ〜笑
成人した女性は男性にお顔を見られてはいけない
なのに猫の戯れで柏木(源氏の息子の友人)は
女三の宮(源氏の妻)を垣間見て恋の想いを強くする
そしてむりやり三宮の元へ忍び込む





柏木はその後も自分の三宮への想いを文に託します
三宮も訪ねてくる柏木を拒めないのです
ある日、その文を源氏が見つけてしまいます




源氏は呟きます「かつての光源氏もおちたものよ」


紫式部に恋をして 源氏物語〈二十六〉
     和歌・若菜下 壱やさんブログより抜粋


和歌と共にお写真に入れるなんて
なんて幸せなブサカワ猫ちゃん 笑
壱やブログより拝借


そして本文で和歌の解説を見てね

ダウンダウンダウンダウン





今回紫の上に取り憑いた六条御息所
もう亡くなっています
その御息所と源氏の最後の別れの場面
これだいぶ前の話ですよ〜遡っちゃってるよ〜
場所は嵯峨 野の宮

「なにもかも、はじめからやり直したい
出会ってそして愛し合って」
「いいえ・・何度やり直しても変わりませんわ
わたしたちは・・」

源氏は私が悪いのだ、やり直したいと懇願します

  さあ、もうお帰りになって・・
   月も山にかくれました
   もうじき夜があけます・・

「あなたのように、強く・・深く・・わたしを
愛してくれた女(ひと)はいない・・」
「おいきになって・・でもさようならは言わないで
あのころのように、今宵また・・とおっしゃって」





好きな人と結ばれない運命にあった
生霊になってまで独占したかった
御息所は言いました
「あなたにあって惹かれていったときから
わたくしはわたくしに負けたのです」
好き好んで生霊になり
葵の上(源氏の正妻)
夕顔(源氏の女性)
の命を奪ったのではなく
愛しすぎたのでしょう
私、六条御息所怖いとは思えないのです
せつないとおもうのです
自分が生霊を飛ばしてると
気づいてから自分から
源氏とのお別れを決意しました
まだ好きなのに・・
恋のお相手を独占したい
その気持ちが強すぎただけ・・
とおもうのです





2人の別れの舞台
嵯峨 野の宮神社
11/3 京都市右京区嵯峨野々宮町にて


いやぁ〜長くなってm(._.)m
源氏物語興味ないかたm(._.)m
でも全て現代にも通じることと
おもうのです
若菜下は一回ではきついわぁ(・・;)

こちらは冬将軍が足音立てて
近づいてきてるみたい
暖房も入ってあ〜鼻がムズムズ(・・;)

もうすぐ師走
時の過ぎる早さに
ついていけてませ〜ん(・・;)
風邪などひかれませんように(〃ω〃)
今日もいつも
本当にありがとう(*≧∀≦*)