篝火
鉄籠に入れた薪を炊いて
照明にした火



源氏物語 の中でも一番短い巻です
源氏は世間からも尊敬され
できる男になっていきます
本人は、だんだん若さを失い自分の年齢を感じるようになってきます
この時、源氏は36歳
寿命の短い平安時代だものね
今は36歳なんて、ドンドンバリバリジャンジャンバリバリの
働き盛り^o^
源氏と玉鬘(たまかずら)の和歌に
篝火が出てくることから
この二七帖は篝火の題名がつけられています


追加リンク貼らせていただきます
情熱的な歩笑さんの源氏物語






お写真と和歌
壱やブログ、紫式部に恋をして〈十八〉
和歌  篝火(かがりび)の巻より拝借


源氏が娘としてひきとった
玉鬘(たまかずら)へ贈った和歌
恋心溢れ過ぎ〜
篝火の煙のように
あなたの恋も消えてくださいと
上手くスルーする玉鬘




先日の職場でのこと、ある40代
「はるさん、ここに置いといた俺のスマホ知らないですか?」
「知らないわよ」
「はるさん一緒に探して下さい」
「私を巻き込む前にまずは自分で探してね」
「だってここに置いといたから、ないってことは
自分で探してもないから、最初から一緒に探したら
あるかも知れないですよ」
こんな感じのことをまくし立てた( ̄∇ ̄)
早口すぎてよく覚えていない
「ちょっと何言ってるのかわからない」
サンドイッチマンの富澤を真似て言った(=^x^=)


私の自己満足のアップに
お付き合いくださって
本当にありがとうございます
感謝です
そして
今日もありがとう(´∀`*)


玉鬘は煙と共に恋心を消してください
と言った

もし
例えば
篝火を炊いて
自分の恋心が煙と共に消えたなら

楽になるのか

さみしくなるのか

煙は登っても恋心は消えない
心の中の感情は
簡単には消えない
と思うのか

きえて欲しくないから
篝火を焚かない選択肢もあるね

恋心を持って行ってしまう
煙をだしたくなくて
篝火を焚かずに
暗い中を危なくても歩いていく
そんな選択肢もあるね



千年のあいだに
言葉は変わっても
人間の恋する心は
変わらない

俵  万智さん



あさきゆめみし
大和 和紀さん


篝火を炊いて煙に乗って
想いが空に消えていく
私なら
消したくないから・・
危なくても
灯りはいらない
暗い道を歩くことを・・
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