東京都杉並区上荻にある真言宗豊山派の寺院 慈雲山荻寺「光明院」を訪れました。

 

光明院を訪れた理由は、「荻窪」の地名の発祥だからです。

 

光明院はJR中央線 荻窪駅の北口から西へ約300mの場所にあります。

 

線路沿いを通ると分かりやすいです。

 

環状八号線のすぐ脇にお寺があります。

看板の説明によると、708年に行者だった仏像を背負った基作(もとさく?)の話が書いてありました。


基作が、この地を通ったところ仏像が急に重くなり、この地に安置した。

仏像は荻(おぎ)を刈り取って草のお堂を作った。

そこから「荻堂」とか「荻寺」と呼ばれるようになった。

窪地があったことから「荻窪」と呼ばれるようになった。

 

1850年、鉄道の開通により現在の位置よりも西南にあったが移設されたとのこと。

 

供養碑も移されたような感じがします。

 

境内へと入ります。

 

境内の入り口には、お地蔵様があります。

 

このお地蔵様がだんだん昇格していくような感じです。

ほら

 

爪のような石碑もあります。

 

お地蔵様が昇格していく感じです。

 

弘法大師の石碑があります。

 

JR中央線の線路際には墓石が並べてあります。

 

墓じまいでもしたのでしょうか。

 

屋根の瓦があります。

 

移設前の屋根でしょうか。

 

そして、こちらが本殿。

 

柵がされており、中へ入ることが出来ません。

 

鐘。

 

お寺の脇にはJR中央線が走って無機質な感覚です。

荻窪の由来を楽しんでいただけたでしょうか。