短編集。


ひとの記憶ってあてにならない。


あるひとにとってはしんどい過去。


あるひとにとっては誇らしい過去。


何かをされた。


何かをしてあげた。


それはずいぶんと違う。


きっとわたしのなかにもあるのだろう。


過去を照らし合わせたときに


いやいや違うでしょ?


こうだったでしょ?


ということが。


とりあえずは


ひとに対して奢らないように。


それに気をつけて暮らしていこう。