いまどきの若いもんは


とか


老害ひっこめ


とか


罵り合ってる場合じゃないんだよね。


生きている限り


若いひとも確実に年を取るし


いまはおじいちゃんおばあちゃんと呼ばれているひとたちだって


確実に青春時代を過ごしてきた。


「人生」はみんなに平等にあるし


その人生の長短に限らず


「お星さま」になるときもみんなに平等に訪れる。


「人生なんて、流星と同じですよ」

と語る登場人物の言葉を噛みしめる。


いつまでも


いつまでも


きらきらと輝いていたいけれど


いつか


いまのこのときを


振り返って


懐かしむ瞬間が


来るのかもしれないなぁ。


子供達がもっともっと小さい頃


スーパーで彼らに手を焼いていた頃


知らないおばさんたちに


「いまだけよそんな時期は」


「買い物について来なくもなるから」


「うちの子もそんなだった」


「懐かしいうらやましいわ」


度々そんな言葉をかけられたこと。


そのときは必死で理解できなかった彼女たちの気持ちが


いまなら少し分かるようになったから。


あっというまに過ぎていく日々を


大切に丁寧に慈しんで。