親子三代で水族館へ行ってきた。
清水三保にある海洋博物館。昔はふつうに有料の水族館だったけど、いろいろあって今は、予約のみの無料公開となっているらしい。
朝から快晴で、空の色がパキッと青くて白い雲がくっきり浮んでいた。
海岸線を走る車の窓から見える海が碧くきらめいていた。
何艘か漁船が浮んでいて、なんだか絵本の世界のようだった。
海洋博物館は昔何度か行ったことがある。
あの頃は、メカニカル魚類を観ることができて面白かったんだが、今はそれはなくなっている。
1階のみの公開だったが、巨大水槽は健在だったし、クマノミコーナーが充実していて楽しかった。
予約制のため入場客は限定されていてほどよい感じ。混みすぎず閑散としすぎず。
ゆったりと水槽を見て回ることができた。
小さい人も珍しそうに魚を見ていたし、好きなように歩き回れてご満悦の様子だった。
海洋博物館の人が水槽内の清掃をしていて、時折泡が浮き上がっていく。
ユーミンの歌の一節を思い出した。ほんとに、シャンパンの泡のようだったなあ。
ヒトデが張り付いていたんだが、数十分後に戻って見たら左に30cmくらい移動してた。
横に移動するんだー。なんだかかわいい。
クラゲ。
毒のあるやつもいるから実物はちょっと怖いんだけど、水槽越しに見るクラゲはほんとにきれい。
外に出たら青春ドラマのワンシーンみたいな光景があった。
この道の奥にはきっと何かが待っている、みたいな。
今年初めて海を見たかもしれない。
学生の頃に住んでいたあたりを通ったので懐かしかった。もうすっかり風景は変わってしまったけれど。
夏の名残はあったけど、青春の名残はなかったね(笑)
クマノミ、めっちゃかわいかったなあ。