とはいえ夏です | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

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今日のお昼ごろの空。

今日も気温上昇で、空気が熱のかたまりみたいになってます。
でも空には、洗濯板みたいな雲があったりするんですねー。


紙芝居を3作品作ってみて、自分の好みが少しわかった気がしました。
いや、うすうすはそうかなーと思ってはいたんですが。

私は、どうしようもなく「空」と「雲」が好きみたいです(笑)
あと、「空を飛ぶ」っていうのも。

宮崎アニメでもよく「空を飛ぶ」というモチーフが出てきますね。
他の部分があまり好きじゃなくても、その「空を飛ぶ」という点に関してだけは、宮崎アニメがすごく好きです。
でも、飛行機に乗って飛ぶのはイマイチ。飛行機はさほど好きじゃないみたいです(笑)
ほうきも今ひとつだなあ。
つまり、機械や道具を使って空を飛ぶという、ある意味現実的な方法にはあまり心惹かれないらしい。
せいぜい猫バスまでかなあ。
トトロに抱っこしてもらって飛び上がるっていうのはいいですけども。

それよりも、身一つで宙を飛び回る、とか、雲に乗る、っていうイメージがすごく好きみたいで、紙芝居を作ろうと思うと、必ず、空とか雲とかが出てきてしまうんですね。
まだ自己満足の段階なんだなあと思います。自分のために、自分の思いの救済のために作ってるなと思います。だから紙芝居を見てもらった時の反応が「は…あ…、まあ…いいと思いますけど……」って感じになるんでしょうね。


今日は公民館の子ども広場で「読み聞かせ&わらべうた」をしてきました。
夏休みなので1年生の子どもも数人いましたが、通常は未就園児が対象の催しです。
私は絵本を2冊読み、わらべうた遊びにも参加しました。1年生の女の子たちと一緒に遊んだんですが、とても嬉しそうにしてくれて、私も嬉しくなりました。

未就園児、つまり1才以下の赤ちゃんから3,4才くらいまでの子どもが大勢いるときに絵本を読むのはとてもむずかしいです。
本来は、そのくらいの年齢の子どもたちは、親と一対一で読んでもらうものです。
それを、一対多で読むのですから、興味を持ってもらうことが重要になってきます。
幼稚園や小学校で読むときも、基本はそこなんですけどね。
いかに、絵本の世界へ引っ張り込むか。そのためにいろんなテクニックがあるわけです。
ページのめくり方もそうだし、本の持ち方、絵の見せ方、読み方など、考えなくてはいけないことがたくさんあります。

去年、講談社のおはなし隊に参加したときの、隊長さんの読み方はさすがに見事でした。
小さな子どもたちの心をぐっとつかんで、物語の世界に連れて行くのです。
私もあんなふうになりたいと思ったものでした。

今日はどうだったかなあ。そこそこ楽しんでくれていたような気もしますけども。
毎回が修業の場って感じですね。
どこで読んでも、いつも読み終わるとヘトヘトになります。
もっとわかりやすく読めたんじゃないか、とか、もっと届けることができたんじゃないか、とか、反省することばかりです。
その反省を次につなげていかないとねー。


さてさて。
よくわからない天候が続く8月ももう21日です。
おお、息子の小学校の始業式まであと1週間ではないですか!(ちょっと早いんです)
なんだかんだで、夏休みも終わっていくんですねえ。

ストフェスの募集も締め切られ、今週末は審査会。
志太のミュージカルは毎週日曜日に練習を始めており、これは来年の8月まで続きます。私はスタッフ参加。
SPAC県民劇団の芝居の稽古もぼちぼちやっております。9月には配役が決まるらしいです。さて、私は役がもらえるのでしょうか。
読み聞かせやストーリーテリング、朗読などもがんばってます。
なんかねえ、今やれることはなんでもやっておきたい、と思うんですよ。
ほんとはもっと若い時からいろいろやっておけばよかった、と思います。なんでやらなかったんだろうなあ。
まだまだ時間があると思っていたんでしょうね。
でも、夏休みと同じで、「まだまだ時間はたくさんある」と思っているとあっという間に終わりが来るものなんじゃないかと思うんですよ。
息子は誰に似たのかコツコツタイプで、毎日きちんと決めた分量の宿題をこなしています。
私は直前に駆け込みするタイプ。いつも夏休みが終わる直前に必死になっていた気がします。あ、今やってるシナリオもそうだった。結局いつも直前にしか書けないのです。
というわけで、人生においても、駆け込みしてるのかもしれません(笑)