夏が来る | 10月の蝉

10月の蝉

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明日から6月ですね。
5月の最終日はまるで真夏のようなじりじりねっとりと暑い日になりました。

昨日も書きましたが、今日は息子の通う小学校の運動会。
雨の心配はありませんでしたが、熱中症が心配されるような暑い暑い一日でした。
お昼ごろには、近くの山の上空が怪しく曇り始め、雷鳴すら聞こえました。
風に乗って流されてきた雨粒がぽつりと落ちてきたりもして、ひやひやしたんですけど、まあたいしたことにはならずに、また何事もなかったように青空が広がりました。

たぶん、あと1週間もすれば、このあたりも梅雨入りするんじゃないかなあ。
予報では7月の下旬くらいまでは梅雨になりそうだとか。
またユーウツな日々が続くことになるんですね。

6月になると必ず思い出し、聞きたくなる歌があります。
ユーミンの「雨のステイション」
現実の雨降りは嫌いなんですが、この歌で描かれている雨の情景は、しっとりと心に染みこんできます。
駅のホームで、いくつ人影を見送っただろう、と歌うユーミンの声に、実際には経験したことはない切ない駅での別れを想起します。ほんとにこの歌はいいなあ。大好きな歌です。

おっと、「暑くなると」がお題でしたね(*゚ー゚)ゞ
暑い時に食べたいのは、冷たく冷やしたスイカ。よく熟した甘いスイカに塩をパラパラっとふりかけてかぶりつきたいです。
むかーし、井戸水でスイカをまるごと冷やしたことがあるんですが、井戸水で冷やすとほどよい冷たさになって、スイカの甘さが引き立つような気がしますね。

スイカに塩、というのはどれくらい一般的なのかなあ。
私はずっと当たり前だと思って育ちました。
りんごや梨を剥いたものは塩水に漬ける。スイカやトマトには塩をふりかける。
それによって、甘さが引き立つ、うまさが際立つと思って育ちました。
このあたりは「目玉焼きに対するこだわり」と同じで、自分の家のやり方がノーマルだと信じて育つものですよね。後年、「何もかけない」「砂糖をかける」などのいろんなバージョンがあることを知って、軽いカルチャーショックをうけたものです。
「何もかけない」っていうのは、「素材そのものの味を楽しみたい」っていうことなんでしょうね。しかし「砂糖」は。これはもう想像がつきませんでした。しかし意外に砂糖派っているみたいなんですよね。デザートみたいな感覚なのかも。


他に食べたいものといえば、「夏野菜カレー」ですね。
カレーは暑い夏にこそ似合う感じ。ですから、夏野菜をゴロゴロ入れたカレーが食べたいです。

「食べたいです」と書いたものの、実際に食べるチャンスは一夏に1回あるかどうか。
カレーを食べるとき大量の白飯を食べるので、太る食事の筆頭なんですよね。


6月に入るといっても、すぐに暑くなるわけではありません。
雨が降って降って降って、じんわりどんよりした日々が続いてから、ようやく夏が本番を迎える。とても待ち遠しいですが、夏が来るとすぐに秋になってしまうんですよねえ。
私にとっては、毎年夏はなかなか来ないものであり、来たかと思うと立ち去ってしまう、意地悪な恋人みたいな感じです。

今年もスイカ食べられるかなあ。あの水々した薄甘さ、しゃりしゃりという歯ごたえ。
暑いときにはスイカですよ。スイカスイカ