2024年2月7日 宮崎中金会 | ひまsunのブログ

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講談師『日向ひまわり』の日常あれこれを書いています!

商工中金 宮崎支店さんからお声がけいただき、

久しぶりに日向の地を踏んだ。


宮崎空港へ着いて飛行機を降りた途端、

「あったか〜!」


朝、東京の気温は0℃。

宮崎は15℃くらいあったのかな。

南国に来たって感じ。


宮崎には《日向時間》って言葉があるくらいで、

時間がのんびり流れている気がする。


そう感じるのはやっぱり《人》なんだろうなぁと思う。

出会う人はどなたもホンワカ温かくて優しい。


会場であるニューウェルシティ宮崎のスタッフさんも

とても気さくで温かかった。


商工中金さんの皆さんはあちこち転勤されるので、

ご担当いただいたお二人も宮崎の人ではなかったが、


「ここにいるとゆったりしちゃいますよねぇ。」

ゆったりホンワカは移るらしい(笑)


会場には中金さんと取引のあるお客さま。

出番直前、舞台袖から様子を伺うと

静かに開始時間を待っていらっしゃった。


「、、、静かすぎない?」

今日はどんな感じになるだろうと思いながら、出囃子に乗って高座へ。


客席には以前からご縁のある方が数人いらっしゃった。

事前に連絡を取り合っていたのでお顔を発見し、嬉しくなった。


講談は初めてという方がほとんどだったので

(都内でこうゆう集まりがあっても一緒)

「講談って実際どんな感じなの?」

という雰囲気。


でも、こちらへ興味を向けてくださっているのが分かる。

徐々に距離を縮めていくことにした。


マクラで、

「講談ってこんな感じですよ〜」

と話してから【五貫裁き】に入った。


大岡越前守はご存じの方が多いから親しみやすいだろうし、

メインの登場人物は大家さんと八五郎だから軽いテンポで進んでいく。


「これなら自然とネタに入ってもらえるかも。」

と明るく読み進めた。


声に出して笑うなど大きな反応はなかったが、

ニコニコされている方があちこちにいらして、

少しずつ距離が縮まっていくのを感じた。


【五貫裁き】の後は前座時代の修業話。

そして最後に【山内一豊 出世の馬揃え】を短く12、3分で読んで

90分の講演を終えた。


日帰りだったのですぐに帰り支度。

黒紋付袴から普段の着物に着替え、

釈台の発送を済ませると少し時間ができた。

ということで、30分くらい懇親会会場へ。


再会を約束していた方とお話することができ、

笑顔で喜んでもらえて嬉しかった。


すべてのお客さまに

講談にお付き合いいただいたお礼をお伝えすることはできなかったが、

お楽しみいただけたご様子に触れ、

温かく接していただき、幸せだった。


宮崎での滞在時間は6時間。

寄席の出番があるし、

明日は午前中に茨城で高座もある。

こうせざるを得ないスケジュールだったけど、、、寂しい。


鳥の炭火焼きもチキン南蛮も

ちゃんぽんもラーメンも冷や汁も

何にも食べられなかった〜!!

悲しすぎる(涙)


次はせめて一泊したい。

宮崎でののんびり時間を味わいたい。


ひまわり


↓ 可愛い郵便ポスト、発見!


↓ 日向夏、美味しそう!!


↓ 宮崎の夜景、キレイでした