ドラマ「南方有喬木」 第11集~第15集 | 江湖笑 II

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中国ドラマ・小説の各話あらすじです。完全ネタバレしております。
更新の予定は…
月曜~木曜:短劇「寵妃凰図」
木曜~土曜:鋭意調整中
※「幻鏡閣」は4/26にて大結局です。


ドラマ「南方有喬木」

第11集~第15集


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 南喬の友人で獣医の欧陽琦は、毎年この日になると動物病院を休診にしてゲームセンターへ行く。欧陽琦は南喬の兄南思の婚約者だった。それが三年前、パイロットだった南思は人々を助けるために犠牲になった。彼女はいまだに心の痛みから立ち直ることが出来ずにいた。南喬は3年ぶりに父の誕生日に実家に帰ることにした。集まったのは姉と姉の息子、それに常剣雄と彼の父だった。ぎこちなく始まったパーティーだったが、南喬と彼女の父は考え方の違いから衝突してしまう。




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 父と言い争いをして会社に来た南喬は、Phoenix1が事故を起こしたことを知る。しかも自分の知らないアメリカでの話だ。南喬のサインがもらえないままに、ウェンディが急いでアメリカの会社と契約を結んだのだ。南喬は互いの仕事の領域を犯したと怒る。Phoenix1の事故は、数字の上では機体そのものの不備ではないらしい。実証するため、事故が起こったのとよく似た環境でテスト飛行することになった。山へ入る南喬と時樾だが途中で激しい雨に遭い、山中で一夜を明かさざるを得なくなる。




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 警察署から動物病院まで南喬たちと一緒に帰ってきた南宏宙は、いまだに南思を忘れられないでいる欧陽琦に、そろそろ新しい人生を歩んではどうかと勧める。南宏宙を家に帰したあと、ストレスの溜まった南喬はボルダリングをしにスポーツジムへ向かった。それを知った郝傑は、時樾に知らせる。あいまいなままの二人を、郝傑はなんとかしようと思ったのだ。その晩、動物病院に帰ってきた南喬は、欧陽琦から時樾の過去についての噂を聞かされた。20才の時に父を亡くし、多額の負債を抱えたこと。そんな時樾をある女性が助けたこと。しかし南喬は、過去の事は過去の事と取り合わなかった。南喬のためにようやく復讐を諦めた時樾だったが、ふたりの微妙な関係を泰哥は利用しようとしていた。泰哥とは手を組まないと言い張る常剣雄を、汚い手で引き込もうと言うのだ。泰哥の帳簿が何者かに盗まれた。「清醒夢境」に踏み込んだ泰哥たちは帳簿を探すが、見つからなかった。




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 「清醒夢境」に、常剣雄が助けに入った。だが、時樾たちが常家のことを調べていると知った剣雄は、ヤクザ世界の時樾と普通の家庭で育った南喬とでは生きる世界が違うとくぎを刺した。南喬はPhoenix1の弱点に気が付いた。雷だ。雷の電気によってPhoenix1が制御できなくなるのだ。南喬は無人機の大家である梁教授と連絡を取ろうと試みる。諦めかけたころアメリカから電話があり、時間はあまり取れないが会えると連絡してきた。実はその陰にはウェンディのがんばりと、南喬の父の存在があった。




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 マンションの近くで南喬と甥の鄭昊は、夕食の食材を買いだしに出た時樾を見つけた。三人は、地下鉄と時樾のどちらが速いか、賭けをする。時樾が地上を走る間、Phoenix1が時樾の後を追いかける。その映像が巷に流れると、時樾は一躍時の人となった。会社が休みの日、南喬はガラスセンターでボランティアをしていた。そこに常剣雄が現れる。時樾がこれ以上南喬に近づかないようにと、剣雄はガラスの銃弾のお守りを彼女に贈った。






<16集に続く>