こちらで書いた通りマイルで帰国航空券をビジネスクラスで予約していましたが、無事帰国
ビジネスクラスで泣かれたら肩身狭いし、一晩中抱っこして歩き回るんだったらビジネスクラスの意味ないなーと思っていたら、ベラ子は殆ど寝ていて全く泣かず、天使にしか見えないくらい超〜いい子でした
〈ベラ子用の持ち物〉
普段から使っているスワドルアップ
夜晩なので、生まれて直ぐから寝る時にずっと使ってるスワドルアップを持参。なるべく普段寝る時に近い環境に。
スワドルアップを着ないで寝た事がないので分かりませんが、ベラ子が夜よく眠るのはこれのお陰もあるのかも。今は寝返りを始めたら袖を取れるようにこのトランジションバッグのライトを使っています。寝返りは2回した事あるけど、寝てる間に寝返る気がしないので未だに袖は付けています。そろそろ片方ずつ外して袖無しに慣らしていかないと。
着替え
気圧と環境の変化で大量うんちをした時の為に肌着2枚、上着は細めのオーストラリアのカバーオールを1枚、日本の太めのカバーオールを1枚用意。
空港までは細めのカバーオール1枚着せていましたが、機内が寒いだろうから搭乗してすぐ日本の太めのカバーオールを重ね着させて、スワドルアップを着せました。
オムツ7枚
機内にも用意があるからそんなに必要ないかもだけど、一応大量うんちに備えて。
機内のオムツ替え台は凄く小さいと聞いていたけど、ベラ子にはピッタリサイズでした。
便器は台の下なので、ベラ子を台に寝させたまま前屈みに座れば自分も用を足しちゃえました。
おしゃぶり
耳抜きの為に離着陸に授乳予定でしたが、授乳のタイミングに失敗して離着陸の時に授乳ができない可能性もあるし、着陸の時は少しずつ高度が下がるからあまり長く授乳したら吐くだろうし、授乳の代わりのおしゃぶりを用意。
でもベラ子、最近はおしゃぶりを全く受け付けず、口に入れても咥えてくれない事が多いから念の為哺乳瓶の乳首も持参。
鼻吸い機
出発の数日前に私が鼻風邪をひき、なんと当日の朝からベラ子の鼻がズルズル
ただでさえ気圧で耳が心配なのに、ベラ子は生まれてから一度も鼻をズルズルさせた事がなかったのでプチパニック
オーストラリアでは簡単には耳鼻科に行けないので、評判の良い電動鼻水器メルシーポットを母に持ってきて貰っていたので初めて使用。
出発直前までこちらでしっかり吸いましたが、電動は機内には持っていけないし荷物になるから家に置いてって、口で吸うやつを夫に買ってきて貰い持って行き、離陸前にも吸いました。
布絵本とオーボール
お気に入りのおもちゃの中で音の出ないものを持参。
結局機内では使わなかった。
ヒップシートとコニーの抱っこ紐
ベビーカーは預け荷物でも搭乗口まで持って行ける事が分かったので、本当はコニーの抱っこ紐だけ持ち込む予定だったんだけど、ヒップシートが大きくてスーツケースの中にうまくテトリスできなかったので持っていったら、出国審査が終わった後にクズり始めてヒップシートで抱っこして大活躍。
しばらく抱っこして歩いたせいか、搭乗後即爆睡してくれましたー。
Banzのイヤーマフ
友人のバンドの練習スタジオに誘われたのでイヤーマフを購入し、飛行機でも利用しようと持参。
サッカーW杯のオーストラリア戦をパブみたいな所で観た時に使用したら、ゴールして急な歓声があがってもベラ子は起きなかったので防音機能は間違いなし。
でも機内の音はホワイトノイズだし、取ってもベラ子はずっと爆睡だったので別に無くてよかったかも。
〈当日の様子〉
21時半発の便で、19時過ぎくらいに夫の運転で空港到着。
ビジネスクラスなのでチェックインの列も短く、エコノミーは随分並んでたけど私はほぼ待たずにチェックイン完了
ベビーカーは搭乗口で預かってもらうように手配して貰い、エアポートサポートの職員を手配するのにいつ中に入るか聞かれました。
ちょっと夫とお別れ時間があった方がいいかなと思い、15分後にして貰いましたが、結局サポートの職員が来たのは30分くらい経った19:45くらい。
夫とお別れをしてサポートの職員と出国ゲートの中へ。
搭乗時間は21:05だけど、ベビーカーを搭乗口で載せるから20:45くらいには搭乗口に来るように言われました。
サポートの職員は18歳のカナダとシリアのミックスの姉ちゃんで、入社2週間の新人さんでしたが、フレンドリーでいい感じの人で、兄弟が多くて赤ちゃんの扱いには慣れてると言ってベラ子をあやしてくれました。
本来入国審査後ラウンジまで同行してくれるという事でしたが、iPhoneを買って免税手続きをしたかった為、Tourist Return Scheme(TRS)まで同行して貰う事にしました。
過去の免税ショッピングについての記事はこちら。
こちらから事前にクレーム申請をしてQRコードを出しておけば手続きはスムーズ。
前はTRSは荷物検査を終えた直ぐ後ろにあったのに、場所が変わっていて、ANAの搭乗口と真逆の場所に
ベラ子がぐずり始めたのでヒップシートに乗せてベビーカーはサポートの姉ちゃんが押してくれました。
TRSに到着すると結構人が並んでいて、手続き自体は簡単だから回転は速いはずなのに全く進まない
サポートの姉ちゃんに、「同行はここまでで良い」と言ったんだけど、「私これに並んだ事ないから知りたいし、あなたいい人だから一緒に並ぶ」と言われ、一緒に並ぶ事約1時間。。。
カウンターでQRコードとパスポートとiPhoneを渡すと
「よかった!今回は早いわー。」と言われ。
どうやらQRコードを用意してなくてその場で申請書の入力をする人ばかりで、そのせいで1人1人の手続きに時間がかかってたみたい。
窓口を1つ閉めて、スタッフ1人が並んでる人1人1人にQRコードを用意してるか確認して、用意がなかったら並びながら入力させれば効率いいのに。
手続きが終わったのが20:55
20:45くらいに来いと言われてたのにまずい!と思いながら急いで搭乗口へ。
搭乗口は既に優先搭乗の人達が並んでいて、直ぐに職員に伝えた方がいいと思ったら、サポートの姉ちゃんが「後ろに並べばいいのよ。」と。
本当に後ろに並んでいいのかな?と思っていたら、ANAの日本人スタッフが私を見つけ、早く載せないといけないからとベビーカーをひったくる勢いで持って行き
まだベビーカーに荷物が乗ってる上に畳み方分からないだろと思って、「畳みます」と追っかけました。
遅れた私が100%悪いし、急がないといけないのは分かるけど、子供抱いてるのに手をかけてるベビーカーをひったくる様に持って行こうとするのはちょっとなぁと思っちゃいました。
そのままバタバタと搭乗手続きになり、後ろを振り返るとサポートの姉ちゃんの姿はなく。
新人でよくわかってない感じだったけど、凄く良い人だったから挨拶したかったのに。
ベビーカーをひったくった日本人スタッフが手荷物を持って機内に連れて行ってくれたけど、急か急か歩かれ、遅く到着した迷惑な客と思われてるのが分かるように感じが悪く。
「搭乗券お持ちですか?」と聞かれて見せたら、ビジネスクラスだから上客だとまずいと思ったのか、急に態度が変わり歩く速度も遅くなった
搭乗してみると、客室乗務員さんは全員とても感じがよく、ベラ子を見て可愛い可愛い言ってくれました。
ベラ子のオムツを替える時間がなかったので、今のうちにオムツを替えたいと伝えると、トイレに案内してくれて、オムツ替えシートも倒して用意してくれました。
オムツを替えて、私もトイレを済まして席に戻るとビジネスクラスは満席になっていました。
周りの席の人たちは私を見て「げ、赤ちゃん連れかよ。今日のフライトはハズレだ」と思ってるんだろうと被害妄想にかられ、泣かせないようにしないととプレッシャーを感じていました。
ところがベラ子、スワドルアップを着せて少ししたらすんなり静かに入眠。
どんなに寝ていても離陸時の違和感で絶対起きると思ったので、起きた瞬間に授乳できるように口元に乳首をスタンバイ。
ところが離陸しても爆睡のベラ子さん
気圧で私の耳も詰まって数回唾を飲み込み、ベラ子の耳は大丈夫か、痛くて急にギャン泣きするんじゃないかとハラハラ。
ふとベラ子がうねうね動き始めたので、その瞬間にラッチオン
食いしん坊のベラ子は寝ながらゴクゴク飲み、飲み終えると満足そうにまた爆睡。
シートベルトサインも消えて、客室乗務員さんがバシネットを設置してくれたので、食事の前にベラ子をバシネットへ。
フルフラットにせず、少し頭を上げるようにしたら腕枕も快適
そのまま私も爆睡…したかったんだけどなかなか寝付けず。
ビジネスクラス、おっさんが多い上に寝心地が良いからかいびきがうるさい
ベラ子が泣いたとしても、おっさんのいびきの方が絶対うるさい。そう思うとベラ子泣いてもいいやという気に
でも結局ベラ子は数回小さな声でフギャフギャ言ったくらいで、体勢を変えてトントンしたら直ぐに静かになり、本当ーーーーに大人しくしてくれました
シドニー-羽田線は朝食のサービスがありません。
エコノミーは夕食後にマフィンとかの軽食の入った巾着を配られるだけ。
ビジネスの場合は夕食後にいつでも軽食をリクエストできるので、それを朝食代わりにする感じでした。
夕食があまり多くなくて小腹が空いていたので、朝食を絶対逃したくないと思った私は、食事オーダー最終受付時間になる前にサンドイッチをオーダー。
本当は一風堂のラーメンを食べたかったけど、ベラ子片手にラーメン食べるのは難しいし、バシネットに置いても食べてる時に泣いたら直ぐに抱き上げられないし、無難にサンドイッチにしました。
食べていると電気が付き、飲み物のオーダーが始まりました。
皆んな食事も一緒にオーダーしていて、私もこの時まで待てばよかった。
周りの人が起きてガサガサ始めるとベラ子様お目覚め。
最近起きぐずりをするので泣くのが心配。ちょっとフギャフギャ言ったので授乳して封印。
ベラ子が起きたついでにオムツ交換&私のトイレ。
それからベラ子は寝ませんでしたが、ご機嫌で全く泣くこともなく。
着陸前になり、少しずつ高度を下げているのか、私の耳も詰まり唾を飲むこと数回。
最後の授乳からあまり時間も経ってないので、おしゃぶりを口に入れたらすんなり咥えてチュパチュパ
いつも全然咥えてくれないのに!
おしゃぶりは長続きはせず。でも顎を動かした方が良いと思い、シートベルトサインが付く頃から授乳開始。
着陸したら授乳をやめたけどベラ子はご機嫌なまま。
ゲートに到着してシートベルトサインが消えたけど、コロナで羽田が最終地点の客と乗り継ぎ客と分けて降機。
私はエアポートサポート有りなので最後に降機。
私の他に2人の子連れで乗り継ぎありの人がサポートを付けていて、1人のスタッフが2組に同行。
ベビーカーは降機すると直ぐに渡して貰えました。
ファストトラックというウェブ上の事前検疫手続きをしておくと入国がスムーズなのですが、そのQRコードの表示が必要で。
QRコードを出す為にWi-Fiに繋げたくて、動く歩道で止まって繋げようとしたら、乗り継ぎの人が急がないといけないから歩いてくれと言われ。
何かと急かされるし、過去の出国スタンプを貰わないといけないし、もう1組の方が子供2人で大変そうだし、ベビーカーがあれば手助けは必要ないし、「サポートはここまででいいです」と言ってサポートの人とはお別れしました。
ファストトラックのQRコードの画面は、私は青色でベラ子はワクチンや検査なしなので黄色。
でも保護者が青色だと問題ないそうで検疫はスムーズに突破。
入国審査は1番左側の事務所に行って「後日証印の連絡をしている」と伝えると、すぐに調べて「ベラ美様ですね?」と。
私とベラ子のパスポートを渡し、前回の出国スタンプと一緒に今回の入国スタンプも押してくれました。
スタンプを待っている間に、ターンテーブルに自分のスーツケースが回っているのを見て気づきました。
ベビーカーとスーツケース載せたカートを1人で両方押すとか無理じゃん
やばい、サポートの人はもういないしどうしようと思っていると、ANAの制服の人達が通りがかり、機内で担当してくれた客室乗務員さんが「ベラ美様どうされましたか?」と声をかけてくれました。
もう1組が急いでいたからサポートの人とは自分からお別れしたけど、ベビーカーがあるとスーツケースを運べない事に気づいた事を伝えると、直ぐにトランシーバーで別のサポートを呼んでくれました
なんて素晴らしいタイミングで現れてくれたんだー。
ANAの人達と一緒に入国ゲートを通り、男のスタッフさんが荷物をカートに載せてくれました。
人員不足で空港のサポートの人はなかなか来られないそうで、ゲートの外には家族が待っている事を伝えると、カートを押して出るだけなら自分達でやってしまおうとANAの人がカートを押してくれました。
税関は有人のカウンターは列ができていたので、電子申告ゲートを利用しました。
外に出ると母と兄が待っていてくれて、車で実家へ
ベラ子は車で寝落ちし、この旅の最初から最後まで本当ーーーーーーにいい子でした
私にとっては3年ぶり、ベラ子にとって初めての日本。
存分に楽しみたいと思います