YouTubeは、無料で使えて、世界中の誰かがアップロードしてくれたお陰で、好きなアーティストのレアな動画を見られたり、出先で急に何か聴きたい時にも探すと誰かがアップした動画や、PVの音を聴けたりと、俺の場合はほぼ音楽でしか使ってないが、自分でも作品を上げたり、重宝はしています。
 が、全然観たことも聞いたことも無い、ちびっ子がオモチャで遊んでいる動画をアップしてるのが、最も再生回数が多いらしく、しかも、元々海外に住む祖父母などに姿を見せたいということで動画をアップしたそうな。それで、玩具メーカーからも最新のオモチャを載せてくれと依頼が来たり、そこまでは微笑ましい話。
 ただ、この動画は収益化されていて、なんと今までに30億円を稼ぎ出していると聞いて、直感的に疑問が湧いた。YouTuberは親でなく9歳の少年として紹介されていたが、物心もまだあるかどうか分からない位の年齢の子が、これも一種の労働だという視点で見ると、既にそれ自体どうかと思うし、親のアカウントで得たとしても、それは子供を働かせたという様にも受け取れる。これは、子役の収入と似てるが、それと比較するのも違和感が有り、どうかと思う。
 いずれにしても、こんなことで30億円などという収入が得られるというのは、根本的に何か仕組みが間違ってるとしか受け取れない。
 YouTubeの方々、そして社会の皆さんはどう考えますか?