みきお(仮名)です。
大阪市内、とある小さなビルの…
ここはよく(B面で)お昼を食べに来るお蕎麦屋さんなのですが、カウンターに座るとメニューを言わなくても勝手に私の『いつものやつ』を作ってくれる、私には珍しい『行きつけ』なんです。
年配の女将さんが一人でやってる小さなお店ですが、二八のお蕎麦は毎朝手打ちでめちゃ美味しい。しかも安いんです。
女将さんの人柄も素敵でとっても居心地良く、『第二の実家』みたいに思っています♪
ちなみに『いつものやつ』。
↓
先日、その女将さんが、
「フラメンコの先生がお店に来はってな。この前、演奏とダンスと見に行って来てん」
と言ってスマホで撮った動画を嬉しそうに見せてくれました。
「あんたも音楽やってる言うてたやんな。また演奏会とかあったら見に行くで。もう暇やし(笑)」
この女将さん、60代後半だったかな?お元気なのですが、今年の夏、長年介護していたご主人が亡くなったのですよ。
「あは、ありがとう。…でもね、私、音楽はこんな姿でやってへんねんで」
(スマホから画像を探して…)
「これやで。土日はよくこんな格好してんねん」
↓
面白くなってついつい言っちゃいました😅
「!ほんまー!これはわからんわ!奥さん知ってんの?そーか、ええ人と出会ったな、よかったな!そーかそーか(笑)」
うふふ。定食にこっそりオマケの一品を付けてくれたり、辛味大根や佃煮をジプロックに入れて分けてくれたり、お返しに私も旅行のお土産を渡したり、そんな仲なのです。
親しい人には、もう一つの自分も知ってほしいかも…なんてずっと思ってたのですよ。
…
数日後の土曜日。
この姿で初めて、お蕎麦屋さんへ昼飲みに行ってみます(๑˃̵ᴗ˂̵)!
平日の夜や土曜のお昼には居酒屋メニューもあるのです。
引き戸ガラガラ〜
「あら、いらっしゃいませ」
「ふふ。私、分かります?上手く化けれてるかな?」
「あら!!わからんかったわ!まいど!」
最初、お客は私一人でした。
「お化粧、私よりちゃんとしてるなあ、どうやって覚えたん?」
奥さんに教えてもらいましたよ〜♪
女将さんといろいろお喋りしながら飲み食いしてると、知らないおじさんが一人でお店に入ってきました。
勝手に一升瓶を棚から取って、グラスに注ぎ出しました。この人は呑みの常連さんのようです。
私が好物のイカの造りをいただいてるのを見て…
女将さんが
「よし、今日はもう看板下ろすわ!三人で飲もう!」
とか言い出して(笑)
「あ、じゃあ私、看板片付けてきてあげる」
お手伝い。こういうの楽しい♪
お酒は自分で一升瓶からグラスに注ぐシステム(笑)
ぎりぎりまで入れていいけど、
『こぼしたら追加料金やで!(笑)』
だそうです😅
常連おじさん
「なんか、最初女性か思ったら、奥さんがどうとか喋ってはるし、あれ?って。でも美人と飲めて良かったわ。スカートもいいの穿いてはるね。ワシもちょっとやってみよかな(笑)」
「まあ!お上手な!じゃあお化粧はバッチリ教えて差し上げますよ♪」
うふふ、お世辞でも嬉しい♪おじさんも潜在的に『ちょっと女装してみたい人』かも(๑˃̵ᴗ˂̵)
そしてやっぱりお蕎麦とお酒!
辛味大根やネギは直接お蕎麦に載っけた方が風味がいい。
以前も書いたことありますが、ここの女将さんに教えてもらったの。
ちなみにわさびは載せず、ちょっとずつ付けながらが好きです。
…そんなこんなでビールと大盛り日本酒三杯。めちゃ楽しかったので結構飲んでしまった😅😅
お店を出て、
まだ早い時間だったので、ゆっくりコーヒー飲んで少し酔いを覚ましてから帰りましたとさ。
みきおさんはいつも行ってるけど、私もまた行きたいな☺
See you!
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