ジュリアス リー ローズ(J.ReeRose)さんが著書『みんなの本』を出版されました。彼女はスピリチュアルカウンセリングとヒプノセラピーに携わってこられましたが、この本はカウンセリングの現場で彼女が体験されたことをベースに来談者に対してカウンセラーとしてどのようなスタンスで何を伝えてこられたかがわかる内容になっています。




ジュリアスリーローズという名前はセラピスト名です。数年前にわたしのスクールでヒプノセラピーを学ばれました。リーローズさんは日本人ですので、当然のこと日本語が堪能なのですが、いろんな幅広い分野に関するコミュニケーションの問題を扱ってこられた体験をわかりやすく紹介しています。言葉の端々から、中には強い言葉もありますが、ご本人がいろいろと苦労された経験をお持ちの方なので、来談者のことをやさしく愛を持って見つめ、いつくしみの心を持った発言となっています。
 

本の中に著者とお父様とのエピソードが語られていますが、著者がお父さまから学ばれたことが礎となっているのでしょうか、全体的に優しくも強い父性のトーンを感じました。

ヒプノセラピーとは違いカウンセリングで相談をされてくる方は何か明確な助言や教示を求めてこられる方が多いのですが、この本にはコミュニケーションのもつれをほぐすヒントが満載なので、読者も読み進みながら来談者のようにご自分でなんらかの生きる上でのヒントを得られていくようになると思いました。

リーローズハートサロンのホームページ 

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