日本ホリスティックアカデミーの「お知らせ」欄(https://www.jh-academy.com/jha-news/news-detail.php?id=39)に掲載しましたが、当面一ヶ月間全コースの開催を自粛(中止)することにしました。いろいろな考えがありますが、こういう時期においては専門家の意見を尊重して、なによりもこちらを信頼して来られる方たちのことを最優先に考えた行動を取るべきだと思います。

 

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2020 年 3 月 25 日

新型コロナウイルスへの対策について
-3月25日から4月24日までの全コースを自粛(中止)-

 

本日現在で新型コロナウイルスの感染が世界的に拡散し、ヨーロッパと米国等では急激に感染が拡大しています。日本でも政府の自粛方針によってある程度の感染が抑え込まれた状況が続いていましたが、ここにきて再び東京などで感染拡大のフェーズに移行しつつある様相を呈してきました。

 

厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年3月19日)では、「もし大多数の国民や事業者の皆様が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、「3つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力を続けていただけない場合には、既に複数の国で報告されているように、感染に気づかない人たちによるクラスター(患者集団)が断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じえます。そして、ある日、オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねないと考えます。」と書かれています。

 

この「3つの条件」とは、1.「換気が悪い密閉空間」 2.「人が密集している場所」 3.「近距離での会話や発声」のことです。つまり換気が悪く、人が密に集まって、会話して過ごすような空間に集まることを避けるのがクラスター感染やオーバーシュート(爆発的患者急増)の予防には必須となります。

 

例えばヒプノセラピーのインストラクターがセミナーやワークショプを開催する場合はこの3条件に該当するケースとなりえます。

 

当アカデミーでは、換気は励行していますが、2と3に該当します。人数は12名が最大ですが、広義には不特定多数の集団といえます。また、どうしてもさまざまな技法を教授する際に多少身体に触れることは避けられません。

 

現状の感染状況と厚労省の分析・提言を顧慮して、当アカデミーでは3月25日から4月24日までの一ヶ月間に開催される全コースを中止することにいたしました。

 

当アカデミーでは感染対策として掃除や除菌、換気等を励行していますが、訪問される受講生全員の健康を管理することはできません。考えうる最善の感染対策を実施しながら、東京の状況、日本全体の状況、世界の状況を注視し、当アカデミーを選んで来られる方が安心・安全に学んで頂けるような配慮と厚労省の提言を参考にした対策を取ってまいります。