あなたは「催眠」と聞くと
何をイメージしますか?
思い浮かぶのは
「催眠ショー」や「催眠術」でしょうか?
すると、
“ちょっと怪しくて面白い” “操られちゃう”
“覚めなくなっちゃう”
あるいは、
“催眠にかかるなんて・・・どうせ演技でしょう!” と思っているかもしれません。
そして「催眠療法」は
“眠ったような、ぼーっとした状態” でやるのかな
などと思われるかもしれません。
ヒプノセラピーで催眠についての印象を聞くと、
返ってくる反応は大体そのような感じです。
催眠状態とは「変性意識状態」の一種です。
変性意識状態とは、
“日常的な意識の状態以外の意識状態” のことで、
その代表的なものは「トランス状態」です。
難しい名前が付いていますが、実は私たちは
1日に何度も、催眠状態
に入っています。
読書や映画に集中している時、ドライブ中、また、お風呂に入ったりしてリラックスしている時。
さらに、瞑想をしている時や、スポーツなどで「ゾーン」に入っている時も催眠状態に近い状態になっています。
では、脳の中はどうなっているのでしょうか?
脳内はいわゆる “待ち受け状態”。
脳の部位の全体が活性化し、脳回路が繋がっている
「デフォルト・モード・ネットワーク」
のような状態になっています。
そのため、
今まで繋がっていなかった記憶と繋がり思い出すことができたり、
ひらめきが起こったりするのです。
(「デフォルト・モード・ネットワーク」の反対は、
一つのことに集中した状態、脳のある部分だけが活性化して他は休止した状態の、
「エグゼクティブ・モード・ネットワーク」です。)
催眠状態に入ることで、
普段の意識状態ではなかなか繋がることのできない「潜在意識」の中へ
スムーズに繋がることができます。
そして、大切なことは
催眠状態に入っても
普段の意識(顕在意識)が消えてしまうわけではない
ということです。
思考や判断をする意識は、きちんとありながらも、
それが優位にはなってはいないのです。
ですから、TVで見ているような
“やりたくないのにしちゃう”
“言いたくないのに言っちゃう” ことは、
セッション中にはありませんので、
どうぞご安心ください!
催眠の深さによって、潜在意識の表れの度合いは変わってきますが、
私たちはクライアント様がそのセッションに合う催眠の状態になるようにお手伝いをいたします。
正しい知識をもって、
どうぞ安心してご自分自身を癒してあげてくださいね
悩まないで、迷わないで、
大丈夫です。
love,peace&hope