ヒプノセラピー 幼少期に虐待を受けつらい思いをされた方の癒しと気づき
”子供は 親を選んで生まれてくる”と、言われているけれど
子供よりも精神的に 幼い親に育てられた場合、
子供は大変つらい時期を送らねばならないことがあります。
特に 自分の機嫌が悪くなって 癇癪を起し
子供にあたる、妻に(夫)にあたる、といった行為をくりかえしている人が
家族の中にいると とても息苦しく、常に怯えたり、
時に手をあげられて 身体に痛みを覚えるようなこともあって
本当につらい思い出となります。
家から抜け出したい、と思っても 幼い場合は
それもできず、ただただそこでなんとかして生き抜くすべを身に着けようと
努力しています。
そんな思いをずっと抱えたまま 大人になって
そして自分にも家族ができ
子供を産んで育てて・・
そしてまた介護で親を見ることになって・・・
そして最後は親を看取る・・・
なんとも複雑な思いになることでしょう。
向き合いたくない、関わりたくない気持ちもありながら、
そうはいっても、唯一の親であり、現実に直面しなくてはならない
そんな心の叫びが 聞こえてきて
その深い悲しみをリリースするお手伝いをさせていただきました。
人というのは、そんな辛い場面を何度もご経験されながら
心を回復していこうとする力を持っていて
その方のレジリエンスにまざまざと感嘆するばかりです。
自分を癒すことは、
自分自身に愛を贈ること、愛することにつきます。