(1話を4分割しています。)
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
ハピネス 해피니스
【Episode 11】4/4
~エレベーターの中~
苦しそうに脇腹を押さえているジョングク。
自分のリュックを下ろし、イヒョンに手渡すソユン(12歳)
中を開けてみるイヒョン。
イヒョン「ありがとうな・・・」
この子、頭の回転の良さといい、セボムに一目惚れ(!)しちゃうところといい、どっちかっていうと、イヒョンタイプだよね。(* ̄∇ ̄*)
~地下 ~
エレベーターが上階に向かって動き出したのをみて、首をひねる偽アンドリュー。
階段室で、階下をみても、一向に気配が感じられない。
慌てて、階段を駆け上りはじめる。
2階まできて、エレベーターを確認すると、12階を通過したところ。
その時、「くそ、だめだと言ったのに! お前だって、あいつの目を見ただろ!」というセギュの声が聞こえてくる。
ムンヒ「やめて、落ち着いて!」
セギュ「いいから、放せ!」
ムンヒ「うちらは、息子のために、お金を節約してきたんでしょう!」
なぜか、モップを持ってるセギュ。
もしかして、直接、アンドリューを襲うつもりなの?
言い争っているうちに、エレベーターの前に立つ偽アンドリューに気づく。
ムンヒ「・・・あ、アンドリュー、その・・ただ・・・」
偽アンドリュー「ここに居てください。もし、5階の夫婦を見たら、ここで、彼らを足止めしておいてください」
ムンヒ「ちょっと・・まって、アンドリュー・・・」
エレベーターは15階にとまっている。
上にあがるボタンを押す偽アンドリュー。
ムンヒ「ねぇ、あの・・・あの・・・あんたの給料はちゃんと払うから。。お願いよ」
その隙に、モップを構えたセギュが、偽アンドリューの後ろに回り込む。
後頭部を思いっきり殴りつけると、
そのまま、ぐらりと体勢を崩す偽アンドリュー。
また、このパターン。
姑息な人たちは、すぐ、こういう手を使う。
そう言えば、ゴルフクラブで頭を打たれたジュヒョンはどうなったのかな?
更に、アンドリューの背中を思いっきり、モップの柄で殴りつけるセギュ。
セギュ「銃さえなければ・・・・」
銃を奪い取ろうとして、もみ合ってるうちに、
エレベーターの扉が開き、倒れこむセギュと偽アンドリュー。
狂ったように、セギュを殴り始める偽アンドリューを後ろから止めようとするムンヒ。
持っていたナイフで、セギュの肩を、思いっきり深々と根本まで突き刺す偽アンドリュー。
崩れ落ちるセギュと、慌てふためくムンヒ。
ムンヒ「あ~、どうしよう。これ、抜いたほうがいいの?ああ、どうしよう、抜くべきなのかしら」
偽アンドリュー「アジュンマ、抜いたらだめだ。死んじゃうよ」
15階のボタンを押す偽アンドリュー。
ん?
この偽アンドリュー、日頃からセギュからあんな目に暴言を浴びせられて、一番最初に復讐しそうなのに、今まで、特になにもしなかったよね。
いまだって、銃をもってるのに、撃とうとせず、確かに「抜いたら即死」っていう条件付きではあるけれど、直接、命を奪うわけじゃないんだよね。
まぁ、そっちのほうが残酷っていう見方もできなくはないけれど、これは、あくまでも、セギュから襲われたことに端を発した突発的な事象でしょう。
本当に、サイコパスなの?
~屋上~
エレベーターを降り、外にでてきたセボムたち。
非常電源を入れる展開にしてなかったら、さすがに無理があったね。(苦笑)
ジョングク「こんなダイエットなんて、くそくらえ、だな!」
イヒョン「もうすぐ着くから。がんばれ」
反対側の階段から、降りる作戦なの?
屋上のテントにいるボラムに声をかけるセボム。
セボム「ボラムさん、私たちと一緒に来たい?」
ボラム「いいんですか?」
手を差し出すセボム。
その時、偽アンドリューが現れる。
偽アンドリュー「ユン・セボム・・・」
呼び止めた偽アンドリューは、薄笑いを浮かべてる。
セボムって、恨みをかうようなこと、なにかしてたっけ??('_'?)
セボムを狙って、まっすぐ、銃を構える偽アンドリュー。
その時、イヒョンがソユンのリュックから、なにかを取り出し、偽アンドリューの目の前の床面目掛けて、低く、投げる。
発煙筒ですね。
ものすごい音がして、耳をふさぎ、しゃがみ込む偽アンドリュー。
その隙に、階段で降りようと急ぐセボムたち。
偽アンドリューが撃った弾が、最後に中に入ろうとしたイヒョンの腕に命中する。
とにかく、階段室に駆け込むイヒョン。
イヒョン「俺がここで、食い止める、急げ!」
セボム「あんた、何言ってんの。一緒に行かなきゃ、だめでしょうが!」
掴んだイヒョンの腕が血だらけで、息を飲むセボム。
じっと、セボムの目を見つめるイヒョン。
セボムの前髪を優しく、手で整えると、「一緒にいけなくて、ごめん」と声をかける。
そのまま、一人で外に出ると、皆を逃がすために、手錠で施錠するイヒョン。
中から、大声で、叫ぶセボム。
セボム「ヒョナ!!」
手錠で、ほんの数センチしか開かない先に、イヒョンの姿が見える。
イヒョン「ボマ・・・お前と一緒に過ごせて、心から幸せだったよ」
これだけしか見えてないのに、なんて、瞳のキレイな人。。。
違うわ、やだ、遺言みたいなこと言わないでよ!!
セボム「な、何言ってんのよ。ここ、すぐに開けなさいよ」
イヒョン「早く行け。絶対にあきらめるんじゃないぞ」
その時、銃声と共に、ああ、と崩れ落ちるイヒョン。
2発目の銃弾が太腿をかすったようです。
セボム「ヒョナ!! ヒョナ!!」
セボムの悲鳴が轟き渡る。
ドアの隙間から、偽アンドリューが覗き込み、銃口を中に向けようとする。
降りようと下を覗き込んだボラムが、「誰かが、下から来るような音がします」と、セボムに知らせる。
ここにいる面々を改めてみるセボム。
苦しそうに傷を抑え、咳き込んでいるジョングク。
不安そうに手を取り合っているソユンとソユン。
自分がいなくては、自力で表までたどり着けない人々ばかり。
そして、執拗にドアをこじあけようとしている偽アンドリュー。
心を鬼にして、決断するセボム。
ドアの隙間から「彼に手出ししないで。私がすぐに戻ってくるから」と、睨みつけながら、偽アンドリューに告げるセボム。
セボム「さ、行きましょう、ジョングクさん・・・」
支えながら、階段を降りる一同。
手錠に銃を向けて、壊そうとする偽アンドリュー。
その時、いつのかにか、屋上の手すり側に移動していたイヒョンが声をかける。
イヒョン「おい、そいつは新品なんだぞ。そんなんじゃ壊れねぇよ。ちょっと待ってろ」
ポケットから、手錠の鍵を取り出して見せるイヒョン。
イヒョン「これが、欲しいか?」
受け取ろうと、前に進み出る偽アンドリュー。
差し出す振りをして、思い切り、外に向かって、投げる元ピッチャー。
イヒョン「いや~、チョン・イヒョン選手、さすがです。チョン・イヒョン投手の球は、まっすぐ落ちました。そして、打者アンドリューは何も手が出せません」
いきなり、野球の実況をはじめたイヒョンを訝しく見ている偽アンドリュー。
イヒョン「長い休止期間の末、チョン・イヒョン選手が戻ってきました。生涯最初で最後の投球です」
大空に向かって、大声をあげるイヒョン。
自分に注意を引き付け、必死で、時間稼ぎをしてるの。
イヒョン「おい、俺はな、膝をケガしなかったら、メジャーリーグに行ってたかもしれないんだぞ」
弾の残数を確認する偽アンドリュー。
偽アンドリュー「奥さんは逃げたじゃないか。かっこつけてる場合か?」
イヒョン「ああ、(彼女は)最高だよ。俺たち、こんな感じの屋上で、出会ったんだ。そして、その時、あいつに恋したんだ・・・。空が青くてキレイでさ、こんな風に晴れた日だったよ。こんな晴れた日に、こんな屋上で、彼女に最後の別れを言えるなんて・・・完璧だな」
このアングル、いいでしょう!
後頭部に、銃口を向ける偽アンドリュー。
すっかり、覚悟を決めたかのように、後ろを向いたままのイヒョン。
しばらく構えていたものの、「ああ、くそ、こんなのつまらないだろ・・・」と銃口を下ろす偽アンドリュー。
偽アンドリュー「なぁ、俺をみろよ。俺をバカにした奴らが俺を(必死に縋って)みるから、面白いんだよ」
それが、この人の動機なの?
俺を見ろよ、と言われ、静かに振り返ったイヒョンの顔は・・・・完全に感染者の様相でした。。。
一瞬、ひるむ偽アンドリュー。
偽アンドリューが銃を構えるより早く、首元を狙い、噛みつくイヒョン。
崩れ落ちる偽アンドリュー。。
とうとう・・・イヒョンが。。。
~601号室~
ゴルフクラブで、ジュヒョンを殴り倒したサンヒ。
急いで、服をめくりあげ、パスワードを入手しようとします。
サンヒ「これ、なんて書いてあるの?」
写真に撮ろうと、スマホを見ると、充電切れ。
その時、チャイムがなり、モニターを見ると、ヘソンが立っている。
このバカ、奥さんに捨てられて、のこのこサンヒのところに来たの?
慌てて、玄関に出るサンヒ。
ヘソン「サンヒ・・・、それがさ、ソユニが逃げ出したんだよ」
サンヒ「良かったじゃない。オッパにお願いしたいことがあるのよ」
ヘソンを引き入れるサンヒ。
ヘソン「オ・ジュヒョンはどうするんだ?」
リビングに倒れているジュヒョンに気づくヘソン。
サンヒ「この人、高血圧だったんじゃない? 突然、倒れたのよ」
そんなバカな・・。
でも、倒れた時に、頭を打ったとか、言うつもりなのかな。
殺人だろうと、未遂であろうと、一発で、ゴルフクラブの形状だってわかると思うけどね。
ま、もう、そんなことを言ってたら、このドラマは進まないので、さっさと行きます。
目の色を変えて、ヘソンの手を引き、
肩のパスワードのタトゥーを見せるサンヒ。
サンヒ「ねぇ、この文字を見てよ。なんて、書いてあるの?」
血まみれのゴルフクラブが立てかけられてるのに、気づくヘソン。
サンヒ「オッパ?」
ヘソン「ん? ああ、ああ・・・医者の文字みたいじゃないのか。処方箋を書くときとかの・・・。君は知らないのか? 病院に勤めてると思ってたけど・・・」
サンヒ「私は、カウンセリングだけをしてたの。オッパ、スマホ持ってきてないの?」
ヘソン「ああ・・・家だ」
その時、大きくせき込みながら、息を吹き返したジュヒョン。
驚き、言葉が出ないサンヒ。
ヘソン「ああ、生きてた・・・」
ほっとするヘソン。
すると、いきなり、床に落ちていた“NEXT”を口に含むジュヒョン。
なんたる執念!
ヘソン「血圧のせいなんですか?」
ピント外れなヘソン。
薬を飲みこもうとしているジュヒョンに対し、再び、後ろからゴルフクラブで殴打するサンヒ。
もう、こうなったら後には引けないってことでしょう。
放心したように、ジュヒョンの肩口のタトゥーをみて、ヘソンを手招きするサンヒ。
サンヒ「さぁ、この文字をよく見なさいよ。もし、10回間違えたら、私たち、一銭も手にできないんだからね」
ヘソン「ああ、わかったよ、出来るだけやってみる」
震える手で、書き写すヘソン。
サンヒ、目が完全にいっちゃってます。。。
~501号室 警警ハウスの洗面所~
閉じ込められていたヨンオクが、無線機を使って、ドアをぶち破ってます。
隙間から手を入れ、外側からドアを開けるヨンオク。
鬼のような形相で、洗面所から出てくると、
バットを手に、501号室を出ていったけど、言っておくけど、ホント、根本的に敵を間違えてるからね。。。
エレベーターに乗り込もうとすると、中には、首を刺されて、倒れたまんまのセギュと、側で抱え起こそうとしているムンヒ。
もう、あっちこっちで、修羅場すぎて、お腹いっぱい。
ムンヒ「ちょっと起き上がって。足を動かしてみなさいよ」
セギュ「なぜだか、足が動かないんだよ」
外にいるヨンオクに気づいたムンヒ。
ムンヒ「ああ、棟代表。うちの人を助けてください。主人、ケガしてるんです。助けてください」
ヨンオク「なにがあったんですか?」
ムンヒ「アンドリューが、うちの人を刺したんです」
セギュ「さっさとかかってこいよ。これも、みんなあんたのせいだからな」
こんな状態でも、強気なセギュ。
ヨンオク「ほかの人たちはどうなったんですか? 誰か見ましたか?」
黙ったまま、首を振り続けるムンヒ。
ヨンオク「アンドリューはどうなったんですか? 彼はどこに?」
ムンヒ「15階ですよ」
エレベーターに乗り込み、15階に向かうヨンオク。
~地階 駐車場~
なんとか、降りてこれたセボムたち。
車に乗り込み、発進させると、次々に感染者が現れ、ものすごいスピードで追いかけてくる。
その時、見計らったように地下駐車場のシャッターが開き、← そりゃ、軍部が、監視カメラで見てるよね。
猛スピードで、地上に出るセボム。
そのまま、ゲートが開けられており、マンションの敷地の外に出るとすぐに車を停止する。
一斉に、隊員たちから、ライフルを向けられる。
セボム「大丈夫よ。みんな、こっちの味方よ」
シートベルトを外し、手をあげながら外に出るセボム。
そこに姿を見せたハン・テソクと、ジス。
セボム「銃、貸して。そうすれば、イヒョンを助けに行けるわ」
差し出したセボムの腕を、無言で掴み、いきなり、注射器を腕に突き刺すテソク。
また、このパターン!
同時に、車から引きずり出されるジョングクやソユンたち。
ボラムに至っては、スタンガンのようなものを押し当てられる。
テソクを睨みながら、襟を掴みあげるセボム。
例のごとく、普通だったら、象も倒れる鎮静剤なんでしょ。
「放して、放しなさい!」と言いながら、軍人に連れていかれるセボム。
気丈に振る舞っても、振りほどくだけの力はないのね。
まだ、暴れる力が残っているセボムに、2本目の猛獣用鎮静剤を突き刺すテソク。
だんだんと意識が朦朧としてくるセボム。
眠った状態で移送されるセボムをよくみると・・・微かに意識を取り戻してる!!
外の世界をぼんやりと眺めるセボム。
嘘のように、平和に公園で遊んでいる人々を見てしまう。
再び、気を失うセボム。
目が覚めたときには、顔の血もキレイに拭きとられ、病衣に着替えさせられ、ベッドに寝かされている。
笑顔で、自分を見降りろしているイヒョン。
「(ヒョナ・・・・)」
それは幻覚で、実際に見下ろしていたのは、テソク。
ゆっくりと、病室を見回し、身体を起こそうとするセボム。
セボム「戒厳令は解除されたの?私たちには何も知らせずに?各地区は、個別に管理されていると言ってたはずだけど・・・。そして、あなたは私の抗体を見つけて、私を連れ出そうとした。」
その問いには答えないテソク。
テソク「私があなたに注射した鎮静剤は、めまいを引き起こすものです。横になったほうがいい」
テソクの言うことなど聞かないセボム。
内ポケットから、電話を差し出し、「ユン・セボムさんの電話です」と、渡すテソク。
受け取るセボム。
セボム「誰が、あなたに渡したの?」
テソク「キム・ジョングク刑事ですよ。彼は、イヒョンさんからそれを預かったと言っていました」
イヒョンの名前をきき、動きは緩慢ながらも、ベッドから降りようとするセボム。
何度も言うようですが、象2,3頭、昏睡状態にさせるくらいの量を注射されてるはずです。
セボム「彼を迎えに行かなきゃ・・・」
まだ力の入らない足で、なんとか立ち上がるセボム。
テソク「彼に、その価値があるんですか?」
振り返り、睨みつけるセボム。
テソク「ただの契約結婚だったんじゃないんですか? ここには、貴女が守れる大勢の人がいるんですよ」
セボム「あなたは、 私たちが知ってる世界は変えることができる、と私に言いましたよね。」
テソク「チョン・イヒョンさんに起きたことに関しては、申し訳なく思っていますが、私たちが治療法を見つけて状況をコントロールできるようになれば、あなたが望むものは何でもあなたのものにできるんです」
セボム「だったら、世界にちょっとだけ待つように言ったらいいわ。私は、イヒョンを取り戻さなければならないの。もし、ヒョニを失ったら、本当にどうにかなるかもしれない」
セボムの強い意志を感じたテソク。
テソク「あなたに、会わせたい人がいます」
~ヨンインの病室~
眠り続けているヨンイン。
セボム「感染してるんですか?」
さすがに、テソクの奥さんが感染しているだけじゃなく、妊婦だとと知り、言葉を失うセボム。
ヨンインが「狂人病」にかかった経緯を聞けば、もっと憤るよ。
テソク「ユン・セボムさんの血清血のおかげで、もう、発作を起こしたりすることはありませんが、それでも、もう時間は残されていません。
ユンセボムさんに、鎮静剤を過剰投与したという言い訳をして、ここに連れてきてもらったんです。おそらく、明日まで監視され、(あなたが抗体の持ち主だと)確実だとなれば、政府はあなたをどこかに連れて行くでしょう。基本、立ち入ることすら許可されない場所・・・バイオセーフティーレベル4の施設((高度安全実験施設))です。」
テソクの口ぶりは、そこに送りたくないっていう感じね。
セボム「あなたの望みは何なんですか?」
ヨンインを見下ろすテソク。
テソク「彼女が完全に治癒するためには、あなたの血清がもう一度必要となります」
セボム「だったら、お互いに助け合いましょう。私は、私の血清だろうと、なんであろうと、あなたが望むものは何でもあげます。だから、私が、自分の家に帰れるように手伝ってください。それまでは、マンションの電源を入れたままにしておいて。非常電源は、長くは持ちません」
テソク「チョン・イヒョンさんは・・・・(言葉を少し区切り) 生きていると思いますか?」
セボム「・・・・타요나지 (タヨナジ・・・当然でしょ)」
決して、諦めないと、イヒョンと誓い合ったから。。
~セボムの病室~
戻ってきた部屋のガラス窓に近寄るセボム。
窓には、鉄格子がはまっている。
到ところに、見張りが立っている。
明日、ここをなんとしてでも、抜け出して、イヒョンのもとに戻らなくてはならないから。。
テソクに渡されたスマホの電源を入れるセボム。
セボムへ・・・という見慣れない動画ファイルを見つけると、開いてみるセボム。
イヒョン:じゃじゃ~ん、
アンニョン、ボマ・・。
笑顔のイヒョン。
イヒョン:ちゃんとしたプロポーズをしてなくて、ごめんな。
あの時さ、なんか、マンションのために同意したみたいだっただろ?
でも、それは、本当じゃないんだ。
俺、ずっと、お前に好きだ~って言い続けてきたからさ、なんだか誤解されてたんじゃないかって。
俺は、そんな簡単な男じゃないぞ。
もちろん、マンションを手に入れるのは重要なことだけど、そこに誰と一緒に住むか・・・のほうがもっと大事だ。
そう思わないか?
予想外の告白動画を、食い入るように見つめるセボム。
ソユン<アジョシ・・・オンニの携帯で何してるの?>
ジョングク<こらこら、ソユン、気づかないふりをしてないと。。。あいつは、嫁さんに夢中だからな。見えてないふりをするんだぞ。>
ジョングク<さ、行こう。おじさんと一緒にあっちに行ってよう>
バイバイと手を振るソユンと、
画面を覗きこむジョングクの姿も一緒に収められた動画。
イヒョン:俺達が外に出られたら、この動画を一緒に見たいんだ。その時は、ちゃんと言うからな。
お前のことが好きだって・・・
声を押し殺しながら、動画を何度も見返すセボム。
Happiness
★『ハピネス』11話4/4 雑感★
イヒョンの動画を見終わったあとの、グジュグジュな私の顔を誰にも見られなくて、なによりでした。(苦笑)
ずっと、イヒョンが、セボムに「好きだ」というシーンがなくて、ちょっと気になってたので。
先に、偽アンドリューみたいな奴に聞かせちゃってどうするのよ。(怒)と、屋上の青空シーンでは、ちょっと、なんなの!
・・・・って思ってましたが、やられました。
先に、動画を用意していたとは。。。
たぶん、ふざけ半分で言ってたことはあったのかもね。
テソクは、いちいち、言う事が可愛くなくて・・・(笑)
ムカっとさせては、人の反応をうかがうようなところがあるので、引っかかったらダメなんです。
採血が終わったセボムの逃走を助けるつもりでいるのがわかって、それだけは一安心。
さて、最終回も4分割です。
もう少し、お待ちください!