9話最後までは見てるので、このパートの、ズバリ、その部分以降は、滂沱の涙にくれてます。← 次の記事で説明します。。。
これは、3/4で~す 。
ハピネス 해피니스
【Episode 9】3/4
~中央医務司令部~
ジスから報告を受けているテソク。
最近は、ハン・テソクが出てくると、ますます、嫌な予感がしてしょうがない。。。 ← 嫌いではないが、「テソクく推し」かと言われると・・・そこは、至って普通。
長身のスーツ姿で、ポケットに手を突っ込んで歩くところは、ちょっと、そそられるかも。。。 ← これを、雑多食いという。。(笑)
しかも、最近のジスってば、こんなふうに報告しかしてない気がする。。。
ジス「重症患者のうち、突然変異について観察しました。」
テソク「違いはなんだ?」
ジス「彼らは、凶暴化する間隔を調整することができるようです。喉の渇きを抑え、安全であると確信している場合にのみ、凶暴化の症状を示します。」
なんですと? Σ(゚Д゚)
テソク「この病気は人間と同じくらい狡猾だな・・・」
「狡猾」と言うより、それは、「都合がいい」っていうんじゃまいか、視聴者からすると・・・。
ジス「上部は、別の緊急時対応計画を望んでいます。ですが、うちには、別の突然変異の症例がありません。」
ある病室の前で立ち止まり、ジスを手で制する。
◆
テソク「彼の様子はどうだ?」
この病室は・・・誰の? スンヨン?
ジス「鎮痛剤を与えています。およそ10分程度は正常な状態を保ちますが、一度、凶暴化すると、二度と戻らない可能性もあります」
テソク「10分もあれば、十分だ」
再び、ジスを手で制し、一人だけで、病室に入るテソク。
テソク「おかわりないですか? 会長が私に多くの難題を与えたせいで、(こちらに来るのに)手間取りました」
なるほど、会長の病室だったのね。
あの冷凍倉庫みたいな特別室は出されて、こっちに連れてこられたんだ。
完全に、拘束状態で車いすに座ってます。
スマホの画面を見せるテソク。
テソク「あなたの葬儀は、滞りなく終わりましたよ」
別に驚くふうでもなく、無感情に近いような様子を見せる会長。
テソク「会長が、臨床試験から脱落したと聞いて泣いた人もいました。事態が正常に戻ったら、(功績により)勲章を獲得できますね。
お子さんたちは泣いてらっしゃいましたよ。 会長は、お子さんたちに、あなたの不透明な資金について、お話しされていなかったんでしょう?」
会長「私を、こんなことで終わらせられると思っているのか?」
テソク「もちろん、違います。まだ、臨床試験を実行していますからね」
会長「政府は、お前に、厳しい決断をくだすことになるだろう。 治療法が見つかるまで、自分の立場を維持できれば、名をはせるとでも思っているのか? そんなことはない。 傷ついた猟犬は使い物にはならんのだ。 お前の妻や子供、私と同じようになってしまうだろう」
こんな事態になってまで、人のウィークポイントをついてくるのね、この人は。
なんとか、冷静を装うテソク。
テソク「会長が、人間らしく正気を保って、話ができる時間は、あと5分少々ですね。 ・・・・私が猟犬ですか? もし、私が治療法を見つけ出せたら、一体、誰が猟犬のように扱われるでしょうね」
会長の雄たけびが聞こえ始めたところで、素早く病室から出てくるテソク。
テソク「ユン・セボムさんの血液検査の結果はどこにある?」
ジス「早ければ、明日にはわかると思います」
テソク「我々は、もっと突然変異の症例が必要なんだよな?」
ジス「はい。 ですが、彼らは、喉の渇きをうまく隠すことが出来るので、(見た目で)区別することは難しいです。感染者が突然変異を起こすまで、ただ、待っているわけにもいきませんし・・・」
テソク「セヤン・フォレスト・・・あそこには、多くの感染症例があるじゃないか・・・。」
周囲に、人の気配がないか注意するテソク。
テソク「マンションがへ刺されて、10日が経った。つまり、あそこにも、突然変異の患者がいるに違いない。」
え・・・と、目を見開くジス。
ジス「それで、中佐は、彼らをマンションに留めておくことを主張されたんですか?」
しっ・・・と、指を立て、静かに、と注意するテソク。
ジス「・・・突然変異種を追跡するために?」
テソク「自然界において、ウイルスが時間の経過とともにどのように変化していか、知る必要があったんだ。」
テソクの意図が、はっきりとわかったジス。
ジス「(あのマンション自体が)ウイルスを培養する容器のようなものだということですね。 それに、運が良ければ、抗体が自然発生する可能性もある、と 中佐はお考えになったんですね」
更に警戒を強め、用心深く周囲に人がいないことを確認するテソク。
テソク「 いいか、たった一人が逃げるのに十分なくらいの隙間を ゲートにあけておくんだ。おそらく、(狡猾な)感染者は脱出しようとするだろう。それらを捕まえ、調査を続けるんだ」
・・・・という計画が、外の世界では進んでおりました。
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~1501号室 セフンの部屋~
玄関前で、扉が開くのを待っているセボム。
すぐさま、ドアの外を警戒するセフン。
セフン「ちゃんと旦那さんに断ってから、ここに来ましたよね?」
ふふふ、相当、この間のイヒョンの急襲に懲りたのね(笑)
セボム「・・・えへ、うん。 頼みがあってきたの。外でサバイバル生活をするような道具とか、持ってるでしょ? それから、水と食料もわけてもらえないかな? 」
不思議そうなセフン。
セボム「私が使うんじゃなくて・・・他の人が・・・屋上でね」
~屋上~
無事、セフンから、テントやらなにやら、一式を借りることが出来たセボムが、ボラムのために設営しました。
セボム「これからは、ここにいてね。 階下に通じるドアは全部、私が施錠するから。」
ボラム「本当に、ありがとうございます。オンニ・・・」
セボム「それから、食料と水も持って来たからね・・・」
コンテナに入った毛布や道具、水を示すセボム。
セフンの名前入り。。。(笑)
セボム「うちにあるものも、もってきてあげ.る・・・」
ボラム「もう、水は要りません。もし、飲んだら、また、変わっちゃうような気がするから・・・。唇を湿らせる程度、あればいいんです」
それをきいて、少し考えるセボム。
感染者は、喉の渇きを我慢できる・・・と、テソクも言ってました。
セボムは、まだ、明確には変異種の存在を知らされてませんが、おそらく、ボラムがそういうタイプであることに思い至ったのかも。
セボム「あのクーラーボックスに入った(飲み物)・・・あれも飲まなかったよね?」
ふと、地下のジムで配られたペットボトルのことを思いだすボラム。
ボラム「ええ・・」
セボム「他にも誰か、飲まなかった人っているの?」 ← 他にも、我慢できた人がいるのか?という意味の問いかけでしょうね。
~ゴルフ練習場~
スミンのところに、クリームパンと水を持ってきたイヒョンとジョングク。
イヒョン「わざと、少ししか水を持ってきませんでした。少しだけ飲んでみて、もし、喉がかわくようなら、我々に言ってください」
お腹がすいていたのか、水よりもまず、パンの袋を破り、頬ばるスミン。
イヒョン「食べている間だけでも、手錠を・・・」
はずしましょうね、と、イヒョンが近寄ると、大声で、「近くに寄らないでください!」と後ずさりするスミン。
スミン「もし、近寄られて、 急に、喉が渇いたら困ります。大丈夫ですから。 手錠かけたままで、食べますから・・・」
誰も傷つけたくないというスミンの気持ちを理解し、頷きながら、後ろにさがるイヒョン。
イヒョン「それで、昨日は大丈夫でしたか? 12階の牧師さんがここにきたんですよね。そんなに長くはいなかったんですか?」
スミン「でも・・・あの人とは・・・本当になにも・・・」
また、夢中でパンを食べ始めるスミン。
ジョングク「(小声で) この病気って犠牲者を選んだりするのかな? 蚊は、グループの一人だけを標的にするって言うだろ?」
イヒョン「・・・・・なぁ、ヒョン。。感染者は牧師を襲わなかったって言ったよな?」
あ・・・! そうか。
感染者同士って、争わないのか。。。
そうだよね。
でなかったら、冷凍トラックの中で、殺戮が始まっちゃうもんね。
すみません。私、ほんとにゾンビものとか見ないんで、そういう「前提」というか、「お約束」に疎いんです(笑)
頷くジョングク。
ジョングク「牧師さんは、敬虔な方だし・・・神聖なんだよ」
胸のクルスを握り締めるジョングク。
まだ、洗脳が解けてないの?(苦笑)
違う、そういうことじゃない・・・っていうイヒョンの視線。
でも、これが、ジョングクだもの。
考え込むイヒョン。
でも、まだ、イヒョンはその情報を知らないんだよね。
~1202号室 ヨンオク&ウチャンの部屋~
必死に、お祈りを唱えてるウチャン。
でないと、壁に、飛び散った血を舐めたくて仕方がないから。。。
とにかく、自分のことだから、切実よね。
ああ、でも、どうしても、誘われるように、血痕に近づいてしまう。
なんとか思いとどまり、キッチンに向かい、水を飲むことで気を紛らわせるウチャン。 ← 普通の狂人病患者には、この行動はできないけれど、ウチャンのウィルスは変異種だから、抑制がきく、っていうことを言いたいのよね?(苦笑)
ゴミ箱の中には、床の血を拭いたティッシュが山盛り・・・。
拾い上げ、匂いを嗅いでいると・・・・疲れた様子で、ヨンオクが外から帰ってくる。
まぁ、地下から12階まで歩いて昇って来たんだもんね。
手に持ってるカップは、アンドリューの血が入った紙コップでしょう。
リビングに入るなり、とびったままの血痕を見て、「まだ、血を全部、掃除しなかったの?」と、ウチャンを責めるヨンオク。
ウチャン「ほかに感染者は見つかったのか?」
ヨンオク「まだだよ。3階と15階の人間もチェックするべきだね。このマンションの安全をなんとしてでも守り抜いて、棟代表として勝利しないと・・・。そういうことだろ?」
闘う主旨と相手を、完全に間違えてます!(笑)
ちらりと、カップを見て、おぞましいように、テーブルに置く。
ウチャンの目の前です。
ヨンオク「血だよ。感染者を見つけ、確認するのに必要だったんだよ。 2階のマスクしてる変な男がいるだろ。 ああ、まったく、あいつも変わりもんだよ」
ヨンオクの言葉が耳に入らないかのように、じっと、紙コップを見つめるウチャン。
いくら、突然変異種とはいえ、狂人病は狂人病だから、血を見れば、平静ではいられず、ヨンオクの首元に目を移すと、
ヨンオク「噛みたかったら、噛んでみなよ?」
ウチャン「え?」
ヨンオク「髪、薄くなったって言ったんだよ?」
さっきのは、空耳でした。
ウチャン「あ、ああ、少しな」
聞き間違いだとわかり、ホッとしたウチャン。
ヨンオク「え?ホント?あ~~」
ショックを受けて、洗面所に駆け込んでいくヨンオク。
その場で、紙コップを手に、匂いを嗅ぐウチャン。
しばらくして、リビングに戻ってきたヨンオク。
ヨンオク「薄くなってるって、どこの部分なのか、言いなさいよ」
ウチャン「いや、別にどこもおかしくないよ」
振り返ったウチャンの口元は、血だらけで。。。
悲鳴をあげるヨンオク。
~階段室~
屋上から降りて来たセボム。
下から上がって来たイヒョンと鉢合わせ。
セボム「お・・・」
イヒョン「ボラムの様子は?」
セボム「大丈夫よ。ところで、クーラーボックスの飲み物のこと、覚えてる?」
イヒョン「うん」
セボム「牧師さんは、クーラーボックスの水を飲まなかったんだって・・・」
イヒョン「俺も同じことを考えてたんだ。感染者は、牧師を襲わなかったんだ」
セボム「そうよね? あの人、偽物の牧師でしょ。変じゃない?」
イヒョン「確認しに行くぞ」
(ジュヒョンが用意した)クーラーボックスの飲み物の話は、結果、ただの胃腸薬入りだったので(笑)、そこから感染するということはありえず、なので、あらたに感染した、してない、という話ではなく、ここでは、自分の感染事実をを自覚していて、あえて飲み物を我慢した人たちがいた、というを説明しているってことでOk?
イヒョン「そもそも、ウィルスの目的は、拡散だ。だから、犠牲者がすでに感染しているとわかると、血を吸うのを止めるんだ。ということは、お互い、感染者同士、追いかけたりする必要あるか?」
セボム「おそらく、ないわ」
イヒョン「そうだ。彼らがお互いの血を切望しないというのは、理にかなってる」
セボム「だったら、牧師さんは・・・」
イヒョン「(だから)確認しなきゃ・・・」
大きく息をつき、階下に向かうセボムたち。
私、名探偵っぽい、切れるイヒョンをもっと見たかったんだ!って、今更ながら気づきました!😅
~1202号室 ヨンオク・ウチャンの部屋~
悲鳴をあげながら、個室に飛び込み、鍵をかけるヨンオク。
ドンドンドン、と何度もドアを叩くウチャン。
とうとう、泣きながら、ドアの前に座り込んでしまう。
ウチャン「誤解なんだよ。 ヨノガァ~、なんで、顔を見て話ができないんだ?」
ヨンオク「何で、直接、私の顔を見たいんだよ、このクソったれが・・・。あんた、いつ、感染したのよ!!」
絶叫するヨンオク。
ウチャン「スンボムから薬をもらったんだ」
いままで、まったく、その可能性を疑ってなかったかのように、一瞬、固まるヨンオク。
ウチャン「なんか、おかしいとは思ってたんだ・・・」
ヨンオク「だったら、わたしに言うべきだっただろ!!」
更に、興奮して大絶叫。
ウチャン「そしたら、お前がこのまま、俺をここに置くわけないだろ。俺だって、自分を抑えようと、いろいろ努力してみたんだ。自分の血を飲もうとしたこともある。でも、何の助けにもならなかった」
洗面所で、自分の手を切り、血を吐きだすウチャン。
ウチャン「ただ、喉が渇いただけなんだ。 俺だって苦しいんだよ。俺も地下のジムに行ったほうがいいのか?」
それを聞いて、ハッとなるヨンオク。
ヨンオク「ウチャンさん、 私たち、ずっと一緒に乗り越えて来たでしょう。もし、誰かに、あなたが感染してると気づかれたら、マンションの代表になるのが難しくなるじゃないの!こんなことで、今までの苦労をみんな、あきらめるっていうの?」
話しているうちに、どんどん興奮してくるヨンオク。
ウチャン「だったら、どうすればいいんだよ?」
ヨンオク「とにかく、自分の部屋に入っていて。 そしたら、食事は私が運ぶから。あなたは病気だってことにしましょう。どっちにしろ、数日のことよ。そしたら、軍がここにくるでしょう。それまでは、そのままでいるの。 できるでしょ?ね?」
必死に、説得するヨンオク。
返事が聞こえない。
ヨンオク「ヨボ(あなた)? ウチャンさん? ウチャ~~ン!!」
これはこれで、この人たちにとっての、夫婦の有り様なんだよね(苦笑)
恐る恐る、ドアを開けてみると、そこには誰の姿もなく・・・。
そして、タイミングよく、イヒョンとセボムが、1202号室に到着。
ドンドンドンドン!
セボム「いらっしゃいますか?」
このときの、中にいるヨンオクの気持ちを思うと、ちょっと同情しちゃうかも。
「・・・・・」
応答なし。
イヒョン「ドアを破って入ったほうがいいかな?」
ドアノブに手をかけるイヒョン。
セボム「ちょっと! 落ち着きなさいよ。(いつもは)私がカッとなって、あなたが落ち着かせるじゃないの」
イヒョン「時々、役割を変えてもいいだろ」
お二人さん、今は、コントをやってる時間じゃありません。
イヒョン「棟代表さん!!」
いつになく興奮状態のイヒョンを不思議そうにみるセボム。
ようやく、ガチャリ、とドアがあき、ヨンオクが顔を覗かせる。
イヒョン「牧師さん、中にいますよね?」
ヨンオク「いいえ。外に出てます。」
それだけ言うと、ドアを閉めようとするヨンオク。
ガシっと、ドアを掴むイヒョン。
イヒョン「本当に、いないんですか?」
あら、男前!(笑)
そのまま、ドアを開き、ずんずんと家の中に入っていくイヒョン。
慌てて、あとを追うヨンオク。
冷静に、その様子を見ているセボムが、なにかを感じたのか、1202号室から出て、外廊下を気にするセボム。
視線は、階段室のドアに向けられている。
~階段~
案の定、階下に向かって、走り降りているウチャン。
そこへ、下からあがってきたジョングクと鉢合わせ。
ジョングク「あ・・牧師様、お祈りをお願いしたくて・・・」
その声を無視し、非常扉から中へと入るウチャン。
ここは何階?
~601号室 ジュヒョンの部屋~
自分の家の前で、玄関のドアに耳を押し当てているジュヒョン。
この人はこの人で、自分ちの前で何してんの? ← 家の中の様子(ヘソンとサンヒ)をうかがってるらしい。
その時、物音が聞こえ、エレベーターホールのほうに行ってみると、壁に手を突き、大きく呼吸をしているウチャン(牧師)を見かける。
ジュヒョン「こんなところで、何をされてるんですか?」
ゆっくりと、ジュヒョンのほうをみたウチャンの顔は、すでに、白目になり、狂人病を発症した人の顔付きになってしまってます。
さすがにアップは厳しいので、遠目にしたよ(笑)
うわ~~と、慌てて、家に駆け戻るジュヒョン。
追いかけるウチャン。
なんとか、電子錠を開錠し、中に飛び込むと、リビングでは、ヘソンとサンヒが慌てて、衣服を整えているところで・・・。
ヘソン「ちょっと、確認し忘れたことがありまして・・・なんだか、今日は暑くて・・・」
と言い訳するを尻目に、寝室に駆け込む飛び込むジュヒョン。
その時、閉まりかけていた玄関から、ウチャンが室内に入ってきてしまう。
目が合ったヘソン、すぐに、ウチャンが狂人病だと気づき、サンヒと一緒に逃げようと、リビングのガラス戸をあけたところで、セボムが飛び込んでくる。
だいぶ、怖い?
玄関のドア、まだ、閉まってなかったの? という疑問はおいておいて、とにかく、ウチャンを後ろから掴み、床に倒すセボム。
屈強な男性を組み伏せても、ほとんど負けることのないセボムが、ウチャンから、簡単に、跳ね飛ばされてしまう。
おそらく、これも、ウイルスが突然変異したから?
いままでとは全然違う感染者の反応に、驚愕するセボム。
すぐさま、とびかかってきたウチャンは、部屋の装飾の柱さえ、なぎ倒す勢いなほど、怪力に変貌してる。
~6階 エレベーターホール~
1202号室を出て来たイヒョンが6階まで降りてくると、ジョングクが、「おい、牧師様が・・・」と601号室を指さしている。
慌てて、601号室に駆け込むと・・・まさに、ウチャンがセボムに噛みつこうとしているところに遭遇。
自分の包帯を外すと、「おい!」とウチャンにむけて、傷口を見せるイヒョン。
(イヒョンが入っていたタイミングで、逃げ出すヘソンとサンヒ・・・)
イヒョン「俺の血を味わいたくないのか?」
振り返ったウチャンが、血が滴り落ちるイヒョンの傷を認識する。
まんまと、セボムから引き離すことに成功。そのまま、向かってくるウチャンと闘うイヒョン。
後ろから、ウチャンの首にひもをかけ、動きを封じようとするセボム。
いままでにない凶暴さと怪力さを見せるウチャンに、二人がかりでも、なかなか太刀打ちができないイヒョンとセボム。
それでも、なんとか連携し、ウチャンの手首を縛り付けることに成功する。
とにかく、一旦、601号室から退出するイヒョンとセボム。
玄関の外では、ヨンオク、ジョングク、そして、ヘソンとサンヒが経って待っていた。
イヒョンの掌の血を、布で止血するセボム。
セボム「(感染者は)血の匂いを嗅ぐと、凶暴化したときに、より力が強くなるようです。彼が落ち着いたら、部屋の中に入りましょう」
あーあ、ここで、中に、ジュヒョンがいることを知らないセボムたち。
イヒョン「(ヨンオクに)感染者に対するあなたの考えは変わりましたか?」
ヨンオク「・・・・・・・・」
イヒョンを睨みつけるヨンオクの表情は、精一杯の虚勢です。
★『ハピネス』9話3/4 雑感★
確かに、敵がずっと現状維持だったら、面白みも刺激もないのかもしれません。
でもね、最初から、奴ら「狂人病ウイルス」たちは、人間の首筋に噛みついてたっていうことは、宿主(と言っていいのかな?)となる人間への侵入経路を血管に求めてたわけでしょ?
ということは、この展開は、突然変異種じゃなくて、もともと持っていた能力の一つが覚醒というか、潜在化したに過ぎないんじゃないのかな。
違うかな?
停電と断水によって、水をがぶがぶ飲むシーンが入れられなくなったから、血液にステップアップしたような・・・。
だめだ。
穿ちすぎですね。
ようやく、物語の外郭が動き出しそうな気配です。