ちょっとずつ、視聴率も上がってるみたいで何より。。。
 
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

ハピネス  해피니스

【Episode 5】 1/4

 

~501号室 警警ハウス ← これでわかりますよね? ニヤリ

 

一人部屋に残してるソユンの様子を見に駆け上がって来たセボム。

ドアを開ける前に、一息つき、「ソユナ~、オンニが戻ったよ~」と、明るく声をかける。

ん? あのあと、地下からは、誰も来なかったのかな? ← 4話のラスト、思わせぶりだったじゃん。

リビングの中心で、携帯を耳に当てているソユン。

声を立てないように、「オンマ?」と聞くと、うんと頷く。

 

リビングを出て、ベランダに置いてある箱の中から、バットを取り出すセボム。

おいおい!(笑)

 っていうか、イヒョンの私物、なぜに外に?プンプン

・・・と思ったら、ここは、屋根付き壁あり外窓ありのインナーバルコニーでしたね。てへぺろ


それを見たソユンが携帯を切る。

通話はしてなかったのかな?

 

ソユン「外でなにかするつもりなの?」

セボム「ああ、これ? 噛みついてこようとする人がいるかもしれないじゃない?」

ソユン「(電話が)オンマにつながらないの。ただ、メッセージをやり取りするだけ・・・」

 

セボムが自分のスマホをみると、電波が来ていないことがわかる。

セボム「基地局がダウンしちゃったんだわ。あとで、つながるようになると思うんだけど・・・。誰かがノックしても、絶対にドアを開けちゃダメだからね。オンニ、すぐに戻ってくるから、テレビでも見てて、わかった?」

ソユン「テレビも、見られなくなってるよ」

セボム「え?」

リモコンをつけてみると、映像が配信されず、「放送電波停止」の案内が表示されている。

今いる場所から離れず、そこにいてください。

救助隊がくるのをお待ちください

방송정파 안내注意  

지금 있는 곳에서 이동하지 마시고

구조대가 오기를 기다려 주십시오

 

~1階ロビー~

さっきの発症者を目の当たりにしたBoemが、棟の入り口に物を積み始める。

イヒョン「そんなことしないで、こっちに来てなさい」

Boem「こうやってバリケードしないと・・・。あなたたちも、あれを見たでしょ?」

興奮しているBoemを呼び寄せるイヒョン。

イヒョン「こっちに座って、休んでてください」

渋々、イヒョンの指示に従い、ソファに座るBoem。

 

イヒョン「(小声で)ヒョン、彼を見張ってて。」

ジョングク「わかった」

まだ、感染の疑いは晴れてないからね。

 

ジョングクに、銃を渡すと、その場を離れるイヒョン。

 

「こっちを見るな。壁のほうを向いてろ」とBoemに銃を向けるジョングク。

警察官人生で、まだ、一度も、銃を撃ったことがないって、ソユンに言ってたけど、大丈夫かな・・・。(苦笑)

 

あ、イヒョンはどこかに行ったわけじゃなく、表の様子をみようとしてたのね。

 

ジョングク「どうした? 感染者は外にいるんだろ」

イヒョン「静かすぎる」

 

その時、ヨンオクが降りてきて、「これは一体、何事?」と驚く。

ヨンオク「刑事さん、一体、何をしたんです?ムキー

大声で、ジョングクを怒鳴りつけるヨンオク。

ジョングク「・・・・いや、その・・・」

ジョングク、たじたじ。


答えを待たずに、「一体、なんなの、これは?」と、外からできるだけ、見えないように、貼り紙などで隠されたロビーを見回すヨンオク。


 

Happiness 5話

一難去って、また起こるであろう嵐の前の静けさ・・・に、緊張感を漂わせながら、外の様子を窺うイヒョン、です。

 

 

~302号室 ハクジェ一家の部屋~

ソファに座り、足湯につかっているソンシル。

背中の傷が気になる様子。

 

その時、「なんで、突然、効かなくなったんだ?」と、部屋から飛び出てきたドンヒョン。

気づかれないように、さっと、手を下ろすソンシル。

 

ルーターを再起動させに部屋を出て来た感じです。、

テレビだけでなく、ネットもつながらなくなったってことみたいです。

ソンシル「ドンヒョナ・・」

ドンヒョン「なに?むかっむかっむかっ

ソンシル「狂人病の症状って、動悸が激しくなったり、引っかかれたところが痒くなったり、身体が熱くなったように感じるのも含まれるのかねぇ?」

えらく、具体的だね。。

ドンヒョン「そりゃ、加齢(とし)のせいだろ」

 

インターホンの管理事務所への連絡ボタンもつながらない様子です。

ドンヒョン「ったく、あいつら、仕事くらいしろよ。・・・オンマ、管理事務所って、棟のどこに入ってるんだ?」

ソンシル「ん? あら、どこだったかしら?ああ、子供図書館の隣よ」

ドンヒョン「ああ、もうなんだっていいよ。自分で探すから」

ソンシル「ドンヒョナ・・待って。」

ドンヒョン「だから、ただの加齢だよ」

それだけ言うと、出て行ってしまうドンヒョン。

 

一人残され、しきりと、背中の傷を掻くソンシル。

爪の間に、血の塊みたいなものが見えるね。

傷がふさがらないって、怖いね。

 

~401号室~

・・・というより、部屋を出て来たヒョンギョンを、兄のスミンが追いかけてきたって感じです。

階段を降りながら、さっき、1階のロビーで目撃した様子を妹に話しているのに、ヒョンギョン、信じてくれません。

「そんな、話、まだ、どこからも情報ないよ」

「ほんとだって。他の棟の人間は、感染したんだ。目がひっくりかえっちゃって、こんな風に歩いてたんだぞ。マジだって・・・」

階段の途中で、立ち止まり、携帯を操作するスミン。

ヒョンギョン「どうしたのよ?」 ← 一応、口ではなんのかんの言っても、兄のことは気にするヒョンギョン。

子供たちに電話をかけてもつながらない様子。

スミン「みんな、大丈夫かな?」

ヒョンギョン「ここにいる私たちよりは、安全でしょ!」

 

3階の踊り場で、飛び出て来たドンヒョンと鉢合わせ。

ドンヒョン「あ~、アジュンマ(おばさん)、401号室の人でしょ? お宅もネットがダウンしたんですか?」

ヒョンギョン「アジュンマじゃないけどね。ネットも電話も全部だめよ。他の棟の人たちが感染したんですって? あなたも聞いた?」

ドンヒョン「ほんとに?うわ、そいつはヤバイ。誰が言ったんですか? ニュースですか?」

ヒョンギョン「あの人よ。詳しく聞いてみれば・・」

スミンを示し、階段を降りていくヒョンギョン。

スミンに会釈するドンヒョン。

スミン「ホントなんですよ」

結局、2人も階段を降りていく。

 

1階のロビーに来てみると・・・ものものしい雰囲気に、たじろぐヒョンギョン。

早速、スマホでビデオを撮り始めるドンヒョン。

ジョングク「ちょっとすみません。ここに集まらないで、地下のジムに行ってください。 OK?
他の方もそこにいますから・・」

ヒョンギョン「他の人って?」

ジョングク「住民の皆さんですよ」

 

~地下駐車場~

ヨンオクを連れて、さきほどの住民が血の付いた手形を残したガラス戸を見せる。

言葉で説明するより、現物を見せたほうが早いと判断しだんでしょう。

ヨンオク「これ、本物の血なんですか?」

後ろから覗き込んでるハクジェハラボジ。


イヒョン「ケチャップだとでも? 目撃者は私だけじゃないんです。」

掃除婦のおばさん「私もみました。管理事務所のイさんが、感染して、目がこんな風に白くなって・・こんな感じでした」

かくかくとした動きも真似して見せる。

 

ヨンオク「理解できません。今朝、あの人たちは、うちの棟を封鎖すると大騒ぎしてたんですよ。それなのに、既に、感染していたなんて、一体、そんなこと、どうやって・・・」


その時、通りかかったヒョンギョンが、イヒョンたちに声をかける。

ガラス戸の血に気づいたドンヒョン。

「おお、それ、本物の血ですか?誰の血なんですか?」

撮影しながら、大興奮のドンヒョン。

アンドリューがじっとその様子を見ている。

 

イヒョン「(ドンヒョンに)携帯を下ろしなさい!」

 

ヨンオク「少し、お話、よろしいでしょうか?」

イヒョンに声をかけ、離れたところに誘導するヨンオク。

 

ヨンオク「これで、私を怖がらせるおつもりじゃないでしょうね。これが、はじまりっていうことじゃありませんよね?」

イヒョン「どういう意味ですか?」

ヨンオク「あなたは、住民代表を、私にとって代わろうというおつもりなんですか?」

 

目が点・・・耳が点・・・脳はもっと点点点。

価値観が違うとはこういうことですね。

イヒョン「オ代表様・・・」

話し始めようとした時、後ろから「このドア、どうやって開けるんだ?」というハクジェの声が飛び込んでくる。、
ハクジェ「おい、ドンヒョナ、お前、このドアの開け方知ってるか?」

向こうのこともほってはおけません。

 

イヒョン「私は、住民代表がどなたであろうとも、関心ありませんから、ご安心ください」

ヨンオク「・・・・・・・・」

くだらなすぎて、言葉もないって感じで、ハクジェたちのもとに戻るイヒョン。

 

イヒョン「はいはいはい、ドアから離れて。外に出たら危険ですよ」

ドアの前に立ちふさがるイヒョン。

いかにも、警察官っぽい振る舞いだわ(笑)


ハクジェ「ちょっとだけ。すぐに戻るよ」

イヒョン「はい、さがってください」

 

その時、ヒョンギョンが、「誰かが歩いてるみたいに見えるんだけど・・・」と呟く。

 

ハクジェハラボジの甲高い声が、うるさすぎるんだよね。(苦笑)


イヒョン「これが見えませんか? 外でなにが起きたか、知りたいですか?」

知りたい、だの、ちょっと、見てください、だの、息が詰まるだの、みんな、言いたい放題。

イヒョン「そこ、携帯を下ろせ!」

一人、イヒョンが声を張りあげている。

 

その隙をぬって、スミンが上に行こうと、階段ブースに来たとき、セボムと鉢合わせ。

セボム「あなた、どこにいくつもりですか」

大量の布と一緒に、金属バットを片手に持ってます。

スミン「あの人たちが、ドアを開けたがってるんだ。あなたも、あの怪物を見たでしょ?」

セボム「だったら、逃げ出す代わりに、彼らに説明してあげなさいよ」

なんて、威風堂々な戦神セボム。

 

セボムの登場に、心底、安堵したようなイヒョン。

イヒョン「ああ、来てくれてよかったよ。外で何があったのか、この人達に言ってくれよ・・・ってあれ?」

イヒョンを素通りするセボム。 ← あはは・・・・。

 

こともあろうに、扉のロックを解除し、戸を開けてしまう。

 

ハクジェ「おお、やった! 扉が開いたぞ。出られるぞ」

 

セボム「ここを出て、あちらに行きたい方は、どうぞ!」

 

そう言われると、躊躇うハクジェ。

 

イヒョン「(小声で)そういうんじゃなくてさ・・・」 ← セボムに、常識的な対応を求めちゃいけないって、あなたが一番よくわかってるはずでしょう(笑)

 

セボム「さぁ、どうぞ、お出になってください」

ハクジェ「いや・・・その・・・地下は空気がよどんでるだろ・・。ここで、煙草を吸うのは、良くないと思ってねぇ」

決まり悪くなって、戻っていくハクジェ。

「そんなことで引き下がるのかよ・・・」と、父親を追いかけるドンヒョン。

 

じっと黙って聞いていたヨンオク。

ヨンオク「わかりました。一度だけ、お二人を信じましょう。刑事さん、心配する必要はないんですよね?」

それを皮切りに、皆、ジムへと向かっていく。

 

はぁ~と溜息をつく、警警夫婦。

出入口を閉め、不気味なほど静かな、駐車場のほうを目を凝らしてみている二人。

 

セボムが持っておりてきた布を、外から、見えないように、ガラス戸に貼っていく。

 

イヒョン「他の住民に、知らせなければなりませんね。配給についてや、ここに立ち往生している居住者でない人たちについても、話し合わなければ・・・」

ヨンオク「ですが、管理事務所なしでは放送できないし、インターネットもダウンしているというのに、どうやって彼ら全員に警告するっていうんですか??」

 

セボム「直接話せばいいでしょう」

さらりと、こともなげに言ってのけるセボム。

イヒョンと連れだって、戻っていくセボムの後ろ姿を、睨みつけているヨンオク。


セボム「銃はどうしたの?」

イヒョン「ジョングク兄に預けてあるよ」

 

~601号室 ジュヒョンの部屋~

ジュヒョンってば、602号室の弁護士に正式に依頼したのかな。

サンヒが、メロンや果物をキレイに盛り付けてる。。。

ここの家の冷蔵庫、こんなにフルーツ、たくさんあったのね。

 

クク・ヘソン(弁護士)「階下の男(イヒョン)が、あなたに手錠をかけた時、何と言いましたか?私たちの憲法は私たちの身体的完全性を保護しています。私たちが持っている主要な権利の1つなんですよ。適法な手続きなしに、逮捕することはできないんです」

ジュヒョン「しかし、彼は、そんなこと、何も言わなかったですよ。彼が私を逮捕したとき、彼は私の権利について、一言も話しませんでした。」

ヘソン「で、警察は、証拠を持っていましたか?」

「ちょっと待ってくださいよ、あなた方は、私が妻を殺したとか、そんなふうに思ってるんですか?」と、呆れたように言い切るジュヒョン。

ヘソン「ここでの私の意見は、重要ではありません。裁判所が決めることですから」

その言葉に注目したように、ちらりと、サンヒが、ヘソンを見る。

さすが、サンヒ! ← さすが、と言っては語弊があるかな。(苦笑)

低レベルで、利用できそうなバカ男に目をつけるのは早いね。

ああ、その能力を、ちゃんとした男性を見極める能力を磨けばいいのにねえ(笑)

 

ジュヒョン「ご存じのとおり、私は本当に私の妻を愛していましたよ。まだ、彼女がいなくなったなんて、信じられないんですから」

ペンを落としてしまったヘソンが、しゃがんだ際、サンヒのすらりとして脚線美が目に入る。

 

ソユン(弁護士妻兼秘書)「では、私たち弁護側は、あなたが無実であり、これは違法な逮捕であったということを争点にすることになりますね」

 

ほらほら、サンヒがしきりと、ヘソンにアイコンタクトしてる・・・と思ったら、もっと大胆なことをし始めたよ。

 ちょっと、ありがちな演出。。。


ジュヒョン「それから・・・うちの皮膚科は、家内の名義になってるんです。クリニックの運営や相続についてもっと知りたいと思ってるんですよ。正直なところ、そのプロセスのほうに関心があるんですけどね」

あ~あ・・・男って奴は・・・。

もう、陥落したの?

少し、考えればわかりそうじゃん。


テソク「あ・・ええっと、はい。 まず第一に、この殺人容疑における、あなたの立場を明らかにすることですね。」

どことなく、しどろもどろなテソクに、不審な表情を見せるジュヒョンと・・・ソユン。

そして、それを観察しているサンヒ。

 

その時、「すみません」

開け放しているドアから、アンドリューが姿を見せました。

アンドリュー「皆さん、ジムに降りてきてください」

頼まれて、呼びに来たのかな?

不思議そうに、アンドリューを見る4人。

 

 

~階段室~

銃を構えながら、慎重に降りてくるイヒョンと、セボム。

非常口に、銃を向けるイヒョンに、「私が先に行くから、援護して」と、背中をトントンと叩く。

さすが男前SOU!(笑)


扉を開けようとした時、手で押えるイヒョン。

視線は、セボムの持ってる金属バット。

イヒョン「交換しよう。 君より、バットの扱いは俺の方が慣れてるから・・・」

それもそうか・・・と、手渡そうとして、ふっと動きを止めるセボム。

セボム「あんた、ピッチャーだったじゃん」

今、それ、関係ないだろ・・と有無を言わせず、バットを取り上げると、セボムに拳銃を持たせるイヒョン。

颯爽と、バットを、持ちやすいように掴みかえるイヒョン。

 

ひゅ~♪

やるじゃん・・・イヒョンを見直す機会が増えて来たようなセボム。

 

イヒョン「もし、俺が膝をケガしてなければ、メジャーリーガーになってたんだぞ」

ビッグマウス!(笑) じゃないかもしれないけどね。

へへ、私が、シク演じる主人公に甘いのは、毎度のことよ。

 

イヒョン「さ、行くぞ」

地下駐車場に降りて来た二人。

布が貼られてないってことは、ここは、さっきの居住棟出入口ではない入口なのかな。

両側の鍵をかけ、駐車場のほうに、目を凝らす。

 

イヒョン「彼らみんな、どこにいったんだ?」

セボム「たぶん家よ。感染者は、しばらくすると、正常な状態に戻るでしょ。自分がしたことが分かったら、彼らの頭に思い浮かぶのは何だと思う?」

イヒョン「後悔するだろうが・・・自分がしたことと受け入れることはできないだろうな」

セボム「だからよ。彼らは家に帰って、洗い流したいはず・・・」

イヒョン「エントランスの血痕・・・誰かがそれを拭き取ろうとしたように見えた。」
セボム「自分たちがしたことを消したかったのよ。人間の血を飲みたいという気持ちや喉の渇きを隠したかったんだわ」

 

警備会社の担当者が、まさにその状態でした。

自分の顔についた血を拭きとろうにも、乾いた布では、拭きとれません。

それになにより、服も血だらけです。

ロッカーの鏡をみて、「俺がやったんじゃない。ただ、見てただけだ」と呟く担当者。

制服を脱ぎ、着がえを始める。。

 

~駐車場~

テソクに電話をかけるセボム。

もちろん、つながりません。

セボム「ああ~、無線機を頼んでおくべきだったわ。外で、一体、何が起きてると思う?」

イヒョン「感染者があふれ出し、混沌としている可能性が高いな・・・。もしくは・・」

セボム「もしくは、何?」

イヒョン「ここを諦めたか・・・だ」

 恐ろしいことをさらっと言いますね。


~外の世界~

まだ、諦めたわけではないですが、外は外で、いろいろあるんです。

 

テソクが、軍人たちに警備された、地下のクラブのような場所に入っていく。

ジス「“Next”の密売人たちを一気に捕まえるつもりでしたが、彼らは、こちらの動きを察知していました。そして、鍵をしめて、中に立てこもってます」

テソクに報告するジス。

テソク「中には、何人くらいいるんだ?」

ジス「だいたい、50名くらいかと・・。会員限定のパーティを開いてました。5分以内には、開錠できます」

テソク「音楽を切れ」

ジス「(部下に) クラブの電源を切りなさい」

すぐさま、周辺がまっ暗になる。

 

静寂が訪れた中で、緊張が走るテソクとジス。

鋼鉄のドアに近づくテソク。

中から、ガンガンと音が聞こえてくる。

テソク「ドアを開けたらだめだ、閉鎖しろ。そして、他の階から全員を避難させるんだ。建物ごと、封鎖だ」

それだけ命じると、階段を昇っていくテソク。

ジス「(部下に)上に行って、表示を出しなさい」

 

~601号室 ジュヒョンの部屋~

冷蔵庫から、現金を取り出し、いくらかを財布に入れるジュヒョン。

申師任堂さん(5万ウォン紙幣)の束ががズラリ。

ジュヒョン「金が必要なら、お前も、あそこから、いくらか取りだっせばいい。」

サンヒ「突然、機嫌がよくなったわね」

ジュヒョン「うちの棟以外にも、感染が出たじゃないか」

サンヒ「それがいいニュースなの?」

ジュヒョン「俺は、刑務所になんかいくつもりはない。容疑を晴らすチャンスを探すのさ」

サンヒ「なんだか、もう考えがあるみたいね」

ジュヒョン「ただ、下の階の夫婦を黙らせればいいんだ。封鎖が解除されると、あいつらは、俺を悩ませ始めるだろう。そうなる前に、なんちか、彼らを説得しなければ・・・。何が起ころうと、お前は、俺の側にいるだろ、な?」

部屋をあとにするジュヒョン。

 

バカな男・・・ 

バカな男・・・

サンヒと気が合うとはとても思えないけど、たぶん、今、同じタイミングで同じことを呟いたと思う。

 

~602号室 弁護士夫婦の部屋~

2人そろって、出てきました。

ヘソン「俺も行かなきゃだめなのか?」

ソユン「潜在的な顧客を引き付けるためにも、こういう時に会議に出席しなければならないでしょ。あの人達、うちの棟は安全だって言ってたわよ」

ヘソン「違うぞ。別に怖いわけじゃない。ただ、うちの棟以外の人が感染したなんて信じられないだけだ」

怖いんですよね。

 

ジュヒョン「怖がってるように聞こえますけどね」

部屋から出て来たジュヒョンと、エレベーターホールで一緒になると、明らかに、不安そうなソユン。

ソユン「あなたも、ミーティングに出席されるんですか?」

ジュヒョン「私は、感染者を怖がったりしていませんからね」

バカなうえに、自分本位な男ですからね。

 

厳しい表情のヘソン。
ヘソン「うちの棟の住人たちは、あなたに会うのを喜ばないかもしれませんよ。多くの人は、うちの棟が閉鎖されたのは、オ・ジュヒョンssiのせいだと考えてると思いますから・・・」

職業として、弁護はしても、別に、オ・ジュヒョンのことを好ましいと思ってるわけではない・・・というのが如実です。

むっとするジュヒョン。

ジュヒョン「私は潔白だと言いませんでしたか!?」

依頼人の話を聞くのと、本当に、潔白かどうかは信じるのは別問題です。

 

ソユン「ウ・サンヒさんはどうされたんですか?」

ジュヒョン「サンヒさんは・・・人々が、自分のことを、あなたのご主人と同じように思われてることを、気にしてるんですよ。」

 

だいぶ、不機嫌そうです。

 

エレベーターが1階で止まっているのをみると、舌打ちしながら、階段で降りていくジュヒョン。

 

私たちも行きましょう、とばかりに、夫の背中を押して、階段室に向かうソユン。

 

~地下駐車場への出入り口~

ん?

ガラス戸を覆っていた布がうごいたから、どうしたのかと思ったら、様子を見に来たソンシルハルモニでした。

血の跡に、恐れをなすソンシル。

自分も・・・と思うと、恐ろしくて、たまりません。

 

その時、背後から、声をかけるジュヒョン。

ジュヒョン「奥さん、外になにかいましたか?」

ソンシル「いいえ」

ソユン「あの日、本当にひどい目にあいましたよね。病院に行かれたんですか?」

脚を引きずるソンシルを心配するソユン。

ソンシル「大丈夫ですよ」

 

後ろから、ジムに向かうハルモニの様子を見ている弁護士夫婦。

ヘソン「あの人が、うちの隣人(ミンジのことね)にぶつかったとかいう、お婆さんなのか?」

ソユン「うん。302号室に住んでるの」

ヘソン「親しくするなよ。お前も感染するぞ」

ソユン「しないわよ」

あきれ顔で、夫の顔を見るソユン。

でも、ソユンも、ジムのリストに名前があったんだよね。

 

ソユンの言動を見ると、夫を盛り立てるのは、自分のためかもしれないけれど、常識ありそうだし、悪い人じゃなさそうなのになぁ。。。 


やっぱり、こんなダンナをかかえて、ストレスたまってたのかな。← まだ、感染者予備軍と決まってないけど。。。(笑)

 

 

★『ハピネス』5話1/4 雑感★

さて、 ここで、一旦切りますね。

 

ネットも電話も遮断され、外部の様子がわからなくなってしまった陸の孤島 101号棟。

まさに、老若男女、いわゆる「小市民」という人たちが集まってます。

結構、ステレオタイプな人物構成を揃えた布陣ですよね。

 

5話ともなると、名前と顔ばかりか、部屋番号まで、完璧です(笑)


人は、社会的動物なので、当然、表の顔と、裏に隠した内なる顔があります。

幼い小学生のソユンでさえ、オンマ恋しさや寂しさ、我がままを言いたい気持ちを秘め、セボムに明るい顔を見せようとするくらいです。

 

片や、ジュヒョンのように、裏の顔が透けても構わないくらい、厚かましい人間もいます。

サンヒのように、男を手玉に取ることで、自分を有利にしようと考える人間もいますが、悪びれもなく、それを自分の武器だと思ってるようなので、なにも言うことなしです。

 

実際、こういうドラマでは、いい人(と思われている人)が必死に、隠しているものが、暴かれたときのほうがダメージは大きいはずです。


その点、このドラマは、一面的に持ち上げられてるのは、警警ヒーローカップルくらいなもので(苦笑)、あとは、なんらか、裏にありそうに描かれているので、親切設計かも。


でも、そんなことになったら、見てる私の精神が崩壊しそうなので、ほどほどにお願いしたいです。

 

 

★『ハピネス』5話2/4レビューに続く★