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ハピネス 해피니스
【Episode 2】
ホームレス・シェルターで、感染者による惨劇が起こり、複数の死者が搬送され、内部は、血まみれ。
現場に現れたテソク、イ・ジス中尉から、「肺炎」を起こしたホームレスに、副作用のことを知らず、寄付でもらった例の錠剤を飲ませたようだ、とあらましの報告を受ける。
そりゃ、テソクssiの眉間にも、皴くらいよっちゃいますね。
2話はじまります。
~施設正面~
なにしろ、こんな風に人垣が出始めてるんですから、隠そうとしたって、もはや、人の口に戸は建てられません。
~SOU(警察特攻隊)本部 食堂~
とうとう、詳細は不明だとしながらも、事件は報道されるようになり、真剣な様子で、そのニュースを見ているスンヨン(セボムの同僚)。
1話の説明では省きましたが、イ・ギュヒョンさん、特別出演です。
『秘密の森』のカジャンニムとか、『花郎』のドゴ・・・あたりが私にはピピピと来ます!
『トッケビ』の幽霊オンニの性悪ダンナって言うのは、もちろん覚えてましたが、それが彼だという認識はイマイチでした。
実は、1話の最初のほうでは、セボムのことが好きなのかな、って思ってました。← なんでも、ハートマークをつけたがる中二病。
奥さんいるんだって・・・。 ← こら、残念そうに言わないの!
そんなスンヨンの前に、セボムが現れました。
驚くスンヨン。
セボムは陰性が確認されたものの、しばらく、休暇(有給休暇で6か月ってホント?)を取ることになり、本格復帰というわけではありません。
スンヨンは、かなり神経質に、今回の報道の内容や映し出されたテソクのことなどが気になっている様子。
周囲を警戒しながら、声を潜めて、記者たちから接触を試みられていると話すスンヨン。
しかし、それより、なにより、念願だった、新築マンションの居住権利を勝ち取り、ハイテンションなセボム。
実務成績が優秀というだけでは十分ではなく、もっと確実な「新婚家庭」枠の加点がものを言ったというわけです。
そう、つまり、イヒョンが結婚をOKしたから・・・(笑)
~遡って、あの日の隔離施設にて~
逆プロポーズをした日、改めて、隔離施設の庭で、口いっぱいお弁当を頬張りながらイヒョンに説明したセボム。
セボム「つまり、あんたのことを軽く見てる・・とかじゃないのよ。ただね、私には、夢があって・・・自分だけの家(場所)を持つことなの。それが理由よ」
そんなことだろうと思った・・・という態度、丸見えのイヒョン。
イヒョン「(申し込み資格の)ポイントが足りないんだな?」
ズバリ!
セボムのことなんて、お見通しよ。。。(笑)
セボム「そうよ・・・だから・・・・(あ!)」
ここから、必死で、挽回し始めます。(笑)
饒舌すぎるのは、うしろめたい証拠です。
セボム「やだな~、あんたに興味があったから、頼んだに決まってるでしょ~~。あんたは優しい目をしてるし、(私が助けた)生存者でもあるし。。。ねぇ、あんたが思ってるより、私、悪くないと思うよ。。確かに、高校は遅れて卒業したけど、そんなの大したことじゃないし、それに、新築のマンションよ、これを逃したら、あんた、一生後悔するからね」
イヒョン「・・・・・(そんなの、とっくの昔に知ってるよ。)」
目の前のセボムを、複雑そうに見つめるイヒョン。
だって、心から、セボムが自分に恋愛感情をもってくれるのをずっと待ってたんでしょ?
いろんなシュミレーションをしてきたでしょうが、さすがに、このパターンは想定外だったでしょう(笑)
無言のままのイヒョンに内心、ちょっとドキっとしながらも、文句言いつつ、軽口を叩くセボム。
セボム「ちょっと! 私は、本当に、まともな人間よ。もう、(こんな優良物件)そんなに残ってないわよ~~」
たぶん、この顔、イヒョンの好きな表情だよ。
イヒョン「OK、いいよ」
セボム「・・・・・・・」
セボム「・・・・・・・(え?)」
まさか、本当に、イヒョンがOKするとは思ってなかったって顔です。
イヒョンは、どうせ、この先も、セボムの側にいるつもりだったんでしょうから、状況はたいして変わらず・・・なように見えて、確実に何かが変わっていくような予感。
あ~、この感じ、12年前の屋上だぁ~。
ただ、思っていた状況とはだいぶ違っていましたチクンと、胸に痛みが走ってることのほうが大事なんです。
多少ちゃっかり屋ではあるものの、善良なるセボムは、あっさりイエスと言われて、さすがに、事の重さを確認します。
セボム「・・・・・私は結婚してって言ったのよ」
うんうん、と小さく頷くイヒョン。
イヒョン「何を言われたか、なんて解ってるよ。だから、いいよ、って言ったんだ」
うう、この微笑みの裏にある、心から笑えてない微かな痛みを思い、悶えてしまいます。
全てを受け入れる境地に至ると、人は、これほどまでに、穏やかに、無欲になれるものなのか。。。
無欲って、欲がなくなるんじゃなくて、他がいらないってことなんだ、と思えてしまうのです。
この話の途中、イ・ジスがお詫びの缶ジュースを持ってきたシーン、イヒョンが挨拶しようと、手を差し出したのに、気づいてもらえず、さ~っと無表情で行ってしまうジスに、笑った!
・・・・と、スンヨンに事の次第を説明し終わったセボム。
世の中に、そんな理由で結婚する人間がいるなんて・・・と、にわかには信じがたく、固まるスンヨン。(苦笑)
セボム「(向こうだって)いいって言ったのよ」
でも、スンヨンが、セボムの掌の脇の傷に、目をむけると、現実に戻される~~!
その時になって、ようやく、さっきから首元に触れてばかりいるスンヨンの様子がおかしい・・・と気づいたようなセボム。
訊ねようとしたタイミングで、「私はあいつの命の恩人」の登録名のダンナさんから電話がかかってきちゃったんだよね。(苦笑)
~セヤン署前~
本日、マンションにお引越し。
先に行って、荷ほどきを始めてるぞ、と新婚さんぽいイヒョンの電話での内容を隣で聞いていたのは、ジョングクそんべ(先輩)。
電話を切ったあとの、イヒョンの、本当に微かな微笑を見逃しません。(笑)
ある意味、キューピッドだもん。(笑)
そりゃ、(契約結婚の)実情までは聞かされてないだろうから、まさか、あの屋上の二人がホントに結婚するなんて~って感じでしょうね。
~SOU(警察特攻隊)本部 食堂~
セボムが食堂の席に戻ると、すでに、スンヨンの姿はなく・・・。
~SOU(警察特攻隊)本部 少し離れた表通り~
様子がおかしかったスンヨンは、情報をリークさせたい記者と連絡を取り合い、会うことにしちゃったんだ。Σ(゚Д゚)
どうやら、早急におカネが必要な雰囲気が漂ってます。
~例の感染した訓練生が暴れまくった部屋~
結局、まだ、そのままになっていて、ガラスや、鏡の破片が床に落ちたまま。
スンヨンが、自分の首元に、鏡をあててみると、ひっかき傷が・・・。
感染した訓練生(イ・ジョンテ)に襲われた方の訓練生を保護した時に、セボムと同じように、ひっかかれたのね。
だから、様子がおかしかったのね。
気になったセボムが、スンヨンを探しにその部屋にやってくる。
~セヤン署前~
その頃、イヒョンは・・・。
結婚祝いとして、特大写真をプレゼントするジョングク先輩。
そうそう、結婚式の写真とか、バ~ンとリビングに飾るんだよね。(笑)
イヒョンがリクエストしたらしいです。
ジョングク「しかし、12年前の、こんな写真のこと、よく覚えてたなぁ」
イヒョンが忘れたりするもんですか(笑)
写真だけじゃなく、引っ越し先に配る、挨拶のお餅まで、用意してくれてたジョングク兄&ヒョンスヌニム(奥さん)。
※ 今は健康になったから大丈夫とか言ってるので、具合が悪い時期があったのかも。。
恐縮するイヒョン。
更に、イヒョンに対し、ハン・テソクには注意しろ、と忠告までしてくれるジョングク。
ちゃんと、テソクに関する情報を仕入れてくれてるじゃん。
気になるのは、製薬会社のCEOに暴行したとして裁判にかけられたときに撮られたという写真。
テソクのイメージと合わない、というイヒョン。
「穏やかな人間ほど、我を忘れたときは恐ろしいもんなんだよ」
無罪が認められ、現在のような、半民半官のお偉いさんの地位についているという、どうにも怪しげな経歴に、奴に巻き込まれるな、というジョングクの忠告が、きっと、後から効いてくるような気がします。
「餅がもっと必要だったら言えよ」と、言ってくれるジョングク兄、いいキャラです。
でも、今後、イヒョンのウィークポイントにならなければいいなぁ。
「俺だって、巻き込まれたくなんかないけど、会うことになりそうですよ」
既に巻き込まれてる自覚あり・・・運転しながら、どこか達観したように独り言を言うイヒョン。
******************
これが、噂の、新築の「アパットゥ(ここでは、マンションのほうが分かりやすいので、マンションと表記してますけど)」群ですね。
へぇ~、まだまだ、反対側のエリアとか、いろいろ建築中じゃん。
晴れて、501号室の住人となったセボム。
一番最初に、エレベーターで声をかけあうことになったのが、セフン(1501号室)。
こうして、縁あって、集うことになった、クセのある住人たち(苦笑)については、おそらく、順々に関わっていくことになるのよね。
既に、部屋の中では、イヒョンが荷解きをはじめていた。
確かに、広くていい部屋だよね。
ここ、保証金いくらかな?・・・って、大きなお世話ですよ(笑)
引っ越しの日は、「ジャージャー麺とタングスク!!」 (笑)
セボムがそう言い出すとわかっていて、ちゃんと、店のピックアップもしてるイヒョン。
優良物件は、絶対、イヒョンのほうだと思う。
ちゃんと、フレームにいれた引きのばした写真を眺めているイヒョン。
「だって、これ、(あんたにとって)あんまりいい思い出じゃないんじゃない?気に入ってんの?」
セボムなりに、気遣ってます。← なにしろ、自分は手錠姿だし・・・(笑)
(回想)
「おい! 3、2、1・・・」
いきなり、声をかけ、振り返ったところを一枚。
ジョングク兄は、二人の縁が交わったあの日を、こんな風に残してくれてたんですね。
ジョングク「この先、つらいことがあっても、この写真を見て、一生懸命、がんばれよ!」
一期一会だったかもしれない高校生たちに、こんな風に声をかけてあげられる人だったのね。
屋上で、イヒョンを説得してるときも、悲観するな、俺にできることなら、なんでもしてやるぞ、警官にだってしてやる!とか豪語しちゃって・・・結局、イヒョンは警官になる道を選んだんだから、こういう縁もあるのです。
ふっと、小さく息を吐き、あの日の2人が1枚に収まった写真を、部屋に飾るイヒョン。
「確かに・・・私たちの結婚を説明するに十分な写真ね」
「これが、俺たちの結婚の、大いなる理由になったんだからな・・・」
「その通りよ。これ見たら、私たちには、すっご~い歴史があるって感じじゃない・・・」
2人の間に、ちょっとした認識の差があるのが、おかしくもあり、悲しくもあり。
セボム「これ、手錠かけられてるのがいいじゃん。また手錠掛けられる機会があったりするのかな?」
ほら、言霊、言霊(笑)
その後、ジョングク兄が用意してくれたお餅を持って、挨拶周りにでかけたセボム。
ここでまず、同じ階の502号室に住む、一人で留守番をしていた少女、ソユンと知り合うことに・・・。
小学生だが、病気のために学校には行かず、オンライン学習をしているらしいですが、とても聡明で、可愛らしい子です。
このマンション、6階以上は分譲階となっていて、下層の賃貸階との格差は歴然らしく、非常階段はブロックをつみあげて封鎖してある・・など、ところどころ、おかしなところが満載。
緊急時の避難経路の妨害は消防法に違反してるのよ、と、ドアを蹴りやぶり、
ブロックを崩したセボムの姿に、憧れを抱くソユン。
なにやら怪しげな医者夫婦(601)、タカビーな弁護士(夫)と秘書(妻)(602)などなど、揃いも揃って、セボムが配ったお餅を捨てるような人たちです。
医者夫婦のダンナが浮気相手をひっぱりこんでいようと、そんなのはどうでもいいんですが、それより、重要なのは、医者夫婦の奥さん(皮膚科医らしい)が、例のクスリ“Next”を飲んでることです。
~501号室~
そんな波瀾が待ち受けてるとは思わず、新婚生活初日の2人。
10年はここに住めるっていう契約になってるのね。
保証金やら、権利持ち分の話は、6(セボム)対 4(イヒョン)らしいですが、実際の細かな取り決めについては、よくわかりません。(笑)
部屋を見回して、満喫しているセボムを見つめるイヒョンの視線が優しくて、泣けます。
夢中で部屋を見回りながら、リフォームのための資金をがんばって、働いて貯めよう! とか、可愛いことを言うセボムに、一緒につきあってあげるのも、泣けます。
そして、同じ寝室に寝るのに・・・・本当の夫婦になれないなんて・・・それが一番泣けます。
でもね、なんでもない素振りしてるけど、セボムだってかなり意識してるんだよ。。 ← ナイショで教えてあげたいな。
そう、私は、稀代のお節介です。(笑)
契約結婚みたいなものなのに、こっからこっちは私、そっちはあなた、的なギスギスした感じじゃないのが、ゆるくていいよね。
だって、早々にベッドに入ったセボムの問わず語り的な感じの話の間にも、イヒョンは、耳を傾けながら、2人分の携帯の充電器スタンドのセッティングをしてあげてるし・・・。
幼かった頃にはちゃんと家があったのに、いつしか、家族一間の生活になり、両親が喧嘩ばかりで家に居場所がなく、父親の車にこもっていた、と、イヒョンに、自分の家を持つことにこだわった理由を語るセボム。
ス~ス~寝息をたてて眠りはじめたセボムに、お布団をかけてあげたり・・・この男、愛しかない!
夜中、訓練生のジョンデに襲われた時の悪夢を見て、飛び起きるセボム。
ちょうど、上の階でも物音が聞こえ・・イヒョンも目を覚ます。
これもまた、嫌な予兆よね。
~マンション ロビー~
翌朝、朝っぱらから(朝の6時過ぎ)、テソクに呼び出されたイヒョン。
自分(テソク)がセボムの業務加点を断ったことにより、セボムは君を頼らざるをえなくなったからこそ、君は彼女と結婚できたんだ、と恩着せがましいテソク。(笑)
言葉が出ないイヒョン。
ある意味、テソクの、注意力・観察力・調査能力の高さは要注意だと、身をもって知った、とも言う。(笑)
しかも、イヒョンを自分のチームにスカウトしたテソク。
忙しいと断ろうとしたのに、すでに、強力班の班長様とは話がついており・・・。(笑)
ファイティン!! チョン警長様!
最初の任務は、イ・ジョンデになりすまし、クスリの密売人に会い、逮捕すること。
「イ・ジョンデは、こっち側の協力者になったんですか?」
「ま、そんなところだ」
携帯のロック、違法に解いた~~~!
生体認証って怖いね。。。
警察の捜査とは違い、テソクは金に糸目はつけないし、若干、順法精神にも欠けるところがありますね。
自分も、テソクのことはある程度調べがついている、と明らかにするイヒョン。
このラインが、早々に、バディを組むってこと?
「チョン・イヒョン警長。(← 巡査長くらいのイメージです) 別名 “探偵” 君の捜査手法は、事件解決に向けて、常に論理的だ。」
「同僚はみんなして、俺をブルドーザーか、もしくは、単にツイてただけだって言ってますけどね。たまたま、ピッタリなことを思いつくだけですよ」
「運動選手は、賢くないというが・・・(体格に恵まれてるだけじゃなく)賢く、切れるということを証明してみせてほしいものだな」
この人も、ある意味、イヒョンのやる気スイッチを押すのがうまいね。(笑)
そう言って、去っていくテソク。
イヒョン「あ~~~、まじで、アイツ、嫌いだわ」
~501号室 イヒョン&セボムの部屋~
ベッドから出ることなく、新居の照明器具などを選んでるセボム。
セボムとオンマ(アッパはどうなってるのかな?)の関係も、今後、わかってくるのかな。
イヒョンは、セボムオンマとも、電話で話しちゃう仲のようだし・・・。
ちょっとだけ、うっとおしくもあり、でも拒めない。
電話で話してるセボムの表情は、そんなふうに見えました。
夜中だけじゃなく、昼間も上階から騒音は聞こえるわ・・・、← 文句言いにいった時の対応も、探られたくない感満載で、どうにも腑に落ちない感じ。
賃貸階層の住人は、ジムも含め、マンションの共有施設は使えないと言われるわ、全てが万々歳なマンションライフとも言えず。
そんな中、お餅のお礼のお手紙を書いてきてくれたソユンが癒しです。
何の病気なのか、ちょっと気になるけど。
ジムで締め出されたセボム、ソユンと一緒に、外の公園にある運動遊具で、身体を動かすことに・・・。
***********
さて、セボムの同僚スンヨンが、いよいよ心配です。
首の傷を見ながら、かなり、思いつめ、 しかも、奥さんからの着信を20回以上、無視してるみたいです。
意を決して、自分の手首を傷つけ、セボムに助けを求めるスンヨン。
スンヨンからの電話で、あの日、襲われた訓練生から引っかかれたことを告白されたセボム。
すぐさま、スンヨンを、隔離施設に連れていく。
無理を言って、イ・ジスに対応してもらうものの、スンヨンが申告した傷は、首元ではなく、さっき、傷つけたばかりの手首の傷。
なんで?
当然、ひっかき傷にはとても見えません。
ナイフかなにかで付けた感じで、しかも、ごく最近のものだと、看たてるジス。
スンヨン「そうだったらどんなにいいか・・・」
スンヨンの、重く深刻そうな声に、それ以上、疑う理由はなく、セボムも、自分の傷もなかなか良くならなかったと付け加える。
ここで、ジスから、感染した人間から、噛みつかれた傷の周囲は、赤みがかった黒に変色すると教えられるセボム。
必死に気づかれぬように、動揺を隠すスンヨン。
定期的に、血液検査の必要があるセボムが、別室で自分の血液検査を受けることに。
セボムの血液に、抗体がある、もしくは作られてる可能性があるって考えてるのかな。
ジスとは、だいぶ、意思疎通がスムーズになってきた感じ。
(セボムが持参したお餅も食べてくれたしね・・・)
現段階で、発症した人に対する治療法はなく、悪化する時は、常に喉が渇いている。正気を失い、人間であろうと構わず攻撃する。
今、出来る唯一のことは、凶暴化していく過程をできるだけ、遅らせるしかない。
「生きてここを出られる者などいないっていうのは、本当なのね」
セボムだけが出てくることが出来た・・・・と言っていたスンヨンの言葉を思い出すセボム。
何もなければ、イ・スンヨンさんもそうなる、と言ってくれるジス。
ところが、戻ってみると、スンヨンの姿が消えている。
最初から、この隔離施設の情報を記者に売り渡そうと、そのために、自分で自分を傷つけたってこと?
そんなに切羽詰まってるの?
セボムの電話に出たスンヨン。
「俺には家族がいるんだ。俺がここで死んだら、闇に葬り去られてしまう。自分の身の安全を確保し、金が稼げる方法があるんだ・・・」
一方的に喋り、ブチっと切られてしまう。
今までの、スンヨンの言葉を判断し、情報を得ようとして潜入したのだ、と気づいたセボム。
実際の映像を撮るのが一番、証拠になる。
ジスに、人を襲った感染者はどこにいるのか、問い詰めるセボム。
最初は、食品貯蔵室に隔離していたが、数が増え始め、移動せざるを得なくなった、と説明する。
「だから、どこに移動させたのよ!」
重い口を開くジス。
「・・・冷凍トラックよ」
うわ、数台の冷凍トラックが停まっているのを、上から見ると、ゾワゾワする。
これ、最初は1台だったのに、どんどん、増えて来たんだろうなぁ。
冷凍トラックに忍び込んだスンヨン。
ここに横たわる無数の人間が感染者なのだ、と気づき、愕然とする。
4℃に保たれたトラックに閉じ込められたスンヨンの下に、記者からメッセージが届く。
最初に、金を送れ、と、執拗に要求するスンヨン。
スンヨンが、携帯で、内部の様子を撮影しているうちに、感染者たちが意識を戻しはじめる。
******************
同じころ、テソクの指示で、クスリの密売人と連絡をとり、取引をもちかけたイヒョン。
ジョングク兄も一緒にいる。
取引現場に指定した、(イヒョンの友達の)トレーニングセンター洗車場に乗り込むイヒョンと、テソク。
テソク、車のハイビームの中でも、平然としていて、しかも、相手が3人いることも見えてたね。
軍の医務官って、実戦の戦闘訓練ってするの?
イヒョンは、普通に眩しそうだよ(笑)
逆に、警官の訓練では、そういうのはないのかな?(笑)
まぁ、当然と言えば当然だけど、そこは、イヒョンが簡単に、密売人2人をなぎ倒しました。
う~ん、このドラマのために、身体をごつく見せる見せ筋(見せるための筋肉)をつけたのかもしれないけど、シクのイメージする動きというか、身体のキレと、ちょっと合ってないのかも。
ゴツイ体で、ゴツイ人用のアクションを、もっと、スリムでマッチョなヒーローのイメージで身体を動かしてるような違和感?って言えばいいのかな?
でも、これはこれで、ちゃんと野球選手の筋肉の付き方風に仕上げてきてるんだよね。
あと、警察って、柔道的な動きというか、重量級の格闘訓練、多いよね。
痛しかゆしだわ~~!
「二人じゃないですか」
「三人だ」
と言ってる傍から、もう一人。。。
飛び蹴り、一発アウト!
トランクには、発症しちゃった感染済みの人が閉じ込められてた。
襲いかかられるイヒョン。
以前、対応した、感染した女性患者の記憶がよみがえり、一瞬、溜めったものの、銃で射殺するテソク。
「警官の目の前で、人殺しをするなんて!」と憤るイヒョン。
「君には、これが、人に見えるのかね?」
イヒョンって、実際に、凶暴化した姿を見るのは、初めてだったっけ。
しかも、銃で撃たれても、しばらくは、痛みを感じないみたいで、なかなか、絶命にいたらないんだよね。
静かになるまで、トランク越しに、銃を連発し続けるテソク。
銃声を聞いて、興奮しながら、駆け付けてくるジョングク。
「終わったって。終わりましたよ」と、なだめるイヒョン。
ジョングクが、なんで、こんなにぶっ放した? そのために訓練をうけてるだろうが!と、本気で戒めるところもいいよね。
この二人(ジョングクとイヒョン)の先輩後輩ラインは、善良なる警察官の魂を持ってるって信じていいよね?
違ったら、ぐれるぞ!!(笑)
はじめて、凶暴化した感染者と間近に相対したイヒョンも、事態が把握できてるとは言い難いけど、その後ろで、すでに、テソクが密売人をいたぶり始めてる封じるように水をかけるのと同時に、凶暴化するスピードを押さえようとしてるんだと思います。。。
テソクのところに、施設からスンヨン事件の連絡が入る。
隔離施設で問題が発生した、とイヒョンに告げるテソク。
「それがどうしたんですか?」
「ユン・セボムさんがそこにいます」
あ~、ここも好き!
セボムの名前に一瞬で反応し、表情が変わるの。
「(あのバカ)そんなとこで何してんだ? 」
口調は、ムカッときて呆れてるけど、100%心配しかしてません。
そして、行動も早い(笑)
嫁を助けに向かいます!
~隔離施設~
その頃、冷凍トラックの置き場に、集結する隊員たち。
スンヨンからの着信に答えるセボム。
スンヨン「人間なんかじゃない」
セボム「なにが?」
スンヨン「・・・・全部だ」
そこで、会話が途切れてしまう。
セボムが掛けなおすと、一台の冷凍トラックから、呼び出し音が聞こえ・・・
恐る恐る閂(かんぬき)をはずすと、隙をみつけて、凶暴化した感染者たちが一斉に、外に出ようと手を伸ばしてくる。
なんとか、戸を閉めようとする一瞬、スンヨンの手につながれていたはずのパイプ椅子がのぞき、発症してしまったスンヨンの姿が映し出されたところで
2話はおしまいです。
結構、本文内で、雑感は語ってるので、特に、総括してまとめる必要もなく・・・・。
身を焦がすような、激しい恋愛ではないかもしれませんが、おそらく、結婚生活に必要なもの・・・は、既にちゃんと兼ね備えている二人のような気がします。
今は、イヒョンから、セボムに向けてのベクトルが強そうに見えてますが、そもそも、高校生の頃だって、セボムのほうから、イヒョンに歩み寄ったんですからね。
教室の窓越しに見た、屋上の縁に座るイヒョンに、空と一体化してしまうような孤独を感じ取ったのか、ただ、ほっておけなかったのか、単純に興味が湧いたのか、それはわかりませんけれど、。
あとは、どんなふうに、恋愛ドラマに求められる「ケミ」が発生していくのか・・・。
今後に期待です。
はっ!
うちのブログだけ、「ゾンビ」がいないことになってるような気がします。(苦笑)
いや、いるんですけど、画像という目に見える形では、いないも同然。
どうしても、怖い人達がまともに映った画像をあげられません。
特に、顔のアップとか、キャプチャーするの、無理~!
だから、ホラーとか苦手だって言ったじゃないですか。。(笑)
どうしても、今後、主要人物がそうなってしまって、演出上必要な場合は・・・・頑張りますけども。